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ソフト・松坂、復帰いつになれば…ボール握る土台さえも全く整っていない状況
右肩疲労のためファームで調整中のソフトバンク・松坂大輔投手(34)=前メッツ=が、福岡・西戸崎練習場で肩回りの筋力再強化を図るリハビリ・トレーニングを始めている。
実は松坂は、5日から4日間、チームを離れていた。その間には、リハビリの専門家の門を叩き、担当医と今後の練習メニューを決めたという。そして10日には、ファーム首脳陣に「右肩疲労はなくなった」と報告。担当医に指示を仰いだという練習メニューも伝えた。だが、その中身は復帰への長期的なプランではなく、キャッチボールができる状態を作るため「まず肩回りの筋力強化に専念する」という“当座”の内容だった。
その後、ファームのリハビリ組に再合流したが、ゆっくりした調整ペースに変化は見られない。さらに、今後も定期的に専門医へ経過報告するため、ファームの練習休み以外の日でも、チームを離れることがあるという。
松坂は、インフルエンザから回復しファームに合流後の3月29日から2週間以上もノースロー状態が続いている。加えて、この先もボールを握らずに「肩回りの筋力強化」に重点を置いてリハビリに取り組むことになったが、要するに、ボールを握るための土台さえも全く整っていない状況なのだ。
それだけに、球団関係者は「今後しばらくは肩回りの筋力トレを続けることになるでしょう。次の段階に進む時期? 本人の判断次第になる」と困惑を隠せない。工藤監督ほか1・2軍首脳陣は「今後もすべての調整を松坂に一任している」(球団関係者)。つまりは、本人の「投げたい」という意志がなければ、1軍復帰の道は開けず、足踏みが続くわけだ。
3年総額12億円で契約した球団の期待に、松坂はいつ応えるつもりなのか。 (スポーツライター・梶原昌弥)