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岡田准一の日本アカデミーW受賞を許したジャニーズ事務所の思惑
「第38回日本アカデミー賞」の授賞式が2月27日に都内で行われた。注目はなんといっても『永遠の0(東宝)』だ。2014年の公開時に興行収入87億6000万円をたたき出した大ヒット作である。
前評判も高く、作品賞は固いだろうと言われていた。蓋を開けてみれば『永遠の0』は作品賞のみならず監督賞、主演男優賞、美術賞、撮影賞、照明賞、録音賞、編集賞の計8部門を獲得。まさに「総ナメ」の状態となった。
とくに同作で最優秀主演男優賞を受賞した岡田准一(34)は「蜩ノ記(東宝)」でも最優秀助演男優賞を受賞。日本アカデミー賞史上初のダブル受賞となり、会場もおおいに沸いた。
ご存知の方も多いと思うが、ジャニーズ事務所のタレントはネット媒体での写真掲載が一切禁止である。本稿のために岡田くんの写真を載せたいのだが、それをやってしまうと事務所側から法的に訴えられかねないのだ。おかげで日本アカデミー賞授賞式のバックヤードはてんやわんやだった。
授賞式開催直前の記者・カメラマンのカンファレンスでは「ネット媒体では岡田准一さんの写真・映像を掲載することは一切できません。顔だけでなく、指先が少し写るだけでもNGです」としつこく注意喚起がなされた。まったく面倒な話である。
授賞式終了後には各最優秀賞受賞者の合同撮影会が行われた。もちろん最前列には2本のトロフィーを掲げた岡田くんが立つのだが、ひと通りの撮影が終わると主役は退場。あらためて最優秀男優賞受賞者抜きでの撮影が行われたのである。ネット媒体はこちらを掲載するしかないわけだ。本来は山崎貴監督の右隣には岡田くんの笑顔があるはずなのだが、そこが空席となっているのでなにやら間の抜けた写真である。
さらにこちらもご存知の方が多いかと思うが、ジャニーズ事務所が禁止しているのはネット媒体への写真掲載だけではない。所属タレントが賞レースに参加することさえ同事務所は禁止しているのだ。つまり日本アカデミー賞への参加も本来はNGなわけである。
06年に『武士の一分(松竹)』で木村拓哉が日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞したのだが、この時も木村は「事務所の方針」ということで同賞を辞退している。
ジャニーズでは視聴率が取れない?
ではなぜ今回ジャニーズ事務所は岡田くんの受賞を許したのか。そこには事務所の台所事情が微妙に絡んでいるという。某スポーツ紙の芸能担当が語る。
「最近とくにジャニーズ系タレントの影が薄くなってるんですよ。…