＜イラン核交渉＞独仏外相が開催地入り 大詰めの調整

　

　【ウィーン坂口裕彦】イラン核問題の包括的な解決を目指す同国と国連安保理常任理事国（米英仏中露）にドイツを加えた交渉で、フランスのファビウス外相やドイツのシュタインマイヤー外相が２８日、開催地のスイス西部ローザンヌに入った。月末に「枠組み合意」の期限が迫る中、既に交渉中のケリー米国務長官やイランのザリフ外相らと大詰めの調整に臨む。近く他の外相も加わり「全体会合」が開かれる見通しだ。
　
　　交渉は２９日までの日程。しかし、各国外相の参加に伴い、延長含みの展開となっている。ファビウス外相は２７日、「合意は望むが、強い内容になるべきだ」と記者団に表明。フランスはイランの核兵器開発への警戒感が特に強く、ローザンヌでは６カ国間の意見調整も行われる模様だ。

イエメン大統領、帰国できず＝当面サウジ滞在へ

　

　 ２８日、エジプトの保養地シャルムエルシェイクでアラブ首脳会議に臨むイエメンのハディ大統領（ＥＰＡ＝時事）

　 　【シャルムエルシェイク時事】イエメンのハディ大統領は２８日、エジプトの保養地シャルムエルシェイクを離れ、サウジアラビアに向かった。イスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」の攻勢にさらされる中、帰国のめどは立っていない。当面サウジに滞在する公算が大きい。

日本のドラマで走りまくる主人公、理由はここにあった！―中国ネット

　

　2015年3月27日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で、日本の乗り物料金の高さが日本のドラマにも表れているとする「つぶやき」があった。これに多くのネットユーザーが反応を示している。
　
　【その他の写真】
　
　投稿主は、日本で新幹線代にどのくらい使ったかを友人らと話してみた結果、「日本の乗り物料金は非常に高い」という結論になり、日本のドラマで登場人物がいつも走っているのもタクシー代の高さのせいだとコメントしている。
　
　これに対し、中国のネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せらせた。
　
　「2年以上、日本で生活したが新幹線に乗ったことがない。移動はいつも夜行バス」
　「走るなんて、日本人は自転車に乗れないのか」
　
　「日本のアニメでも同じ。主人公はすごく急ぐ時でも走るか、せいぜい自転車を使っている。それも借り物がほとんど。本当にタクシー代が高いからなのかな？」
　「東京の銀座から千葉の幕張までタクシーを使ったことがある。1万5000円だった」
　
　「オフィスの隣に日本企業の事務所がある。ここの日本人が朝晩タクシーで通勤している理由がやっと分かった」
　
　「タクシーは高いし、バスはのろい。地下鉄は構内で迷いやすい。日本は小さな国だから走るので十分」
　「日本のタクシーは10分の走行で1200円くらいだった。高いけど、サービスは最高で車内も清潔。真っ白い座席シートは一点の汚れもなかった。日本のタクシーのサービスは金持ちになったような気分にさせてくれる」（翻訳・編集/野谷）

故リー氏「親しい友人とは言えず」＝功績はたたえる－マハティール氏

　

　 マハティール元マレーシア首相＝２４日、津市

　 　【クアラルンプールＡＦＰ＝時事】マレーシアのマハティール元首相（８９）は２７日、シンガポールの故リー・クアンユー初代首相について、「親しい友人であったとは言えないが、彼の死は悲しい」と追悼する文章を自身のブログに掲載した。
　　１９８１年から２００３年まで首相を務めたマハティール氏は「ほとんど」の問題でリー氏と意見が合わなかったと振り返る一方、「一つの時代が終わった。（東南アジア諸国連合＝ＡＳＥＡＮ＝は）強いリーダーを失った」とリー氏の功績をたたえた。

総連議長宅捜索で非難声明 北朝鮮の朝日交流協会

　

　

　　【北京共同】北朝鮮の朝日交流協会は２８日、京都府警などの合同捜査本部が在日本朝鮮人総連合会（朝鮮総連）の許宗萬議長宅などを家宅捜索したことを非難する声明を発表し、「（拉致問題などの包括的調査を約束した）ストックホルム合意の履行に否定的結果が招かれれば、日本が全面的に責任を負うことになる」と警告した。朝鮮中央通信が伝えた。

　　捜索をめぐっては、２８日付の朝鮮労働党機関紙、労働新聞も批判記事を掲載するなど北朝鮮は強い反発を示している。

　　同協会の声明は「外交代表部の役割を果たす総連の責任者らへの弾圧は許し難い主権侵害だ」とし、日本当局の謝罪を求めた。