イエメンへの周辺国軍事介入、イランが即時中止求める＝通信社

　

　［アンカラ　２６日　ロイター］ – イラン政府は２６日、サウジアラビアなど湾岸諸国がイエメンの武装組織に対する軍事作戦を開始したことについて、即時中止するよう求めるとともに、イエメン国内の危機収束に向けてあらゆる努力をすると表明した。

　現地の通信社が伝えた。

　イラン学生通信によると、ザリフ外相は訪問先のスイスで、「サウジ主導の空爆は即時中止するべきだ。イエメンの主権に反する」と述べた。

　「イエメンの危機を収束させるためにわれわれはあらゆる努力をする」とした。

　これに先立ち、イラン外務省のアフハム報道官は「イランはイエメンおよびその市民に対するあらゆる軍事的侵略と空爆を即時中止するよう求める」と訴えた。ファルス通信が伝えた。

　報道官は「国内の危機に直面しているイエメンでの軍事行動は、さらに複雑な状況を作り出し、平和的方法での危機解決に向けた取り組みを妨げることになる」と強調した。

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米イラン外相が核協議再開＝枠組み合意へ大詰め―スイス

　

　

　　【ベルリン時事】ＡＦＰ通信などによると、イラン核兵器開発疑惑の解決に向け、ケリー米国務長官とイランのザリフ外相が２６日、スイス西部ローザンヌで協議を再開した。欧米など６カ国とイランが目指す「政治的枠組み合意」の取りまとめ期限が月末に迫っており、ぎりぎりまで妥協点を模索する。

　　協議にはモニツ米エネルギー長官やイランのサレヒ原子力庁長官らも同席し、技術面でも詰めの議論を行っている。

　　６カ国とイランは２０１３年１１月に核問題の包括的解決に向けた「第１段階の措置」で合意した後、最終合意がまとまらず、交渉期限を２度延長した。枠組み合意は最終合意の前段階に当たり、各国とも期限の再設定を認めない考えだが、月末までに合意に至るかどうかは予断を許さない。

【インドネシア】ジョコ大統領が来日、首脳会談で1,400億円の経済協力に合意―HSBC投信

　

　2015年3月26日、HSBC投信は、昨年10月に就任したインドネシアのジョコ大統領が就任後初の外遊先として日本を選び来日(3月22日から25日まで滞在)。インドネシア経済の見通しを示した。
　
　【その他の写真：ジャカルタのショッピングセンター。】
　
　　来日中、ジョコ大統領は、安倍総理との首脳会談(両首脳は日本からインドネシアへの1,400億円の経済協力に合意)や、都内での講演会、経済団体や国内企業との会合などを精力的にこなした。
　
　　東京都内での講演会でジョコ大統領は、インドネシアの高成長回帰を掲げるとともに、首都ジャカルタの都市高速鉄道、首都近郊の港湾整備、スカルノハッタ空港拡張などのインフラプロジェクトを引き続き日本の協力の下で進めたいとの意向を表明した。
　
　　講演会でのポイントは、7％超の高成長回帰を目指す(2019年には8％成長も視野に)。投資許認可手続きの簡素化により外資誘致を図る(今年1月から従来は20以上の省庁に分かれていた許認可権限を投資調整庁に集約) 。資源供給国から製造・輸出拠点に産業構造を転換の3点。
　
　　ジョコ大統領はこれまで、庶民派で、政治家としての経験不足のイメージだったが、今回の訪日では、落ち着いた穏やかな口調を保ちながら、リーダーとして自信にあふれた姿を印象付けた。
　
　　7％超の高成長回帰を掲げており、改革進展への期待、格上げ予想などインドネシアを取り巻く投資環境は、ますます魅力的で、HSBCグループは今年後半には、スタンダード＆プアーズ社(S＆P)によるインドネシアの格上げを予想している。また、ムーディーズ・インベスターズ・サービス、フィッチ・レーティングスを含め3大格付け会社全てから投資適格級を得ることになり、機関投資家を中心にインドネシア国債への資金流入の加速が見込まれる。
　
　　ジョコ大統領は、今年に入り、ガソリン補助金の撤廃、投資許認可手続きの簡素化などを相次いで実施しており、今後も強力なリーダーシップの下、改革進展が大いに期待される。 高成長への回帰や改革進展への期待、格上げ予想などインドネシアを取り巻く投資環境は、ますます魅力的になりつつある。
　
　【編集:高橋大地】

元阪神の林威助、開幕3試合で2度のMVP獲得／台湾プロ野球

　

　（台中 26日 中央社）台湾プロ野球の中信兄弟は25日、台中インターコンチネンタル球場で統一とのホーム開幕戦を行い、元阪神で主将の林威助が3打点を挙げるなど活躍し、開幕3試合目にして2度目の最優秀選手（MVP）に選ばれた。
　
　試合は双方合わせて5本の本塁打が飛び出る打撃戦となったが、1点を追う6回には林の2点適時打もあって逆転、最終的に中信兄弟が7－6で勝利した。
　
　林は試合後ファンに対し、チームメートから「絶対に諦めない」という気持ちを引き出すためにも「毎試合ベストを尽くしたい」と語った。
　
　また、この日はスーパールーキーの許基宏が今季初の本塁打を放ち、目標である「年間50本」の達成に向けて最初の一歩を踏み出した。
　
　（林宏翰／編集：杉野浩司）

韓国の有料漫画サイトが突然遮断、日本漫画のわいせつ画像のせい？韓国ネット「日本の成人漫画に驚いた？」「日本の成人向けより韓国の…」

　

　ヘラルド経済は２５日、韓国国内の有料漫画サイトが韓国放送通信委員会に「わいせつ画像」と判断され、２４日午後からサーバーが遮断されたと報じた。
　「レジンコミックス」は、会員７００万人、昨年の売上は１００億ウォン以上の韓国最大の有料漫画サイトだ。国内外の２００もの連載漫画が掲載されている。２５日、放送通信審議委員会は、「レジンコミックスが掲載した一部の漫画に性器が露出されており、未成年利用制限をしていなかった」とし、「至急、サーバーを遮断した」と発表。レジンコミックス側は、「事前に通知されず、突然遮断された」とし、「ストーリー展開で必要な場合以外は、露出シーンは掲載せず、掲載の場合もモザイクをかけており、成人認証も行なっている」と反論している。放送通信審議委員会は「一部、コンテンツに性器が露出されており、成人認証を受けても遮断の対象」と説明していたが、２５日になり、遮断保留を決定した。
　記事は、レジンコミックスが１８歳未満の未成年に対する利用制限を徹底しておらず、わいせつ物を流通させていたと指摘、性行為の描写が具体的な日本の漫画が多数含まれていたことが、このような事態を引き起こしたとみられるとしている。
　この報道に対し、韓国のネットユーザーからは様々な意見が寄せられた。
　「成人が成人向けコンテンツを見て何が悪い？」
　「成人認証しているよ。それに性器なんて出ていない。全部モザイクかかっている」
　「賄賂を出せってこと」
　「成人が成人向けコンテンツを見られない国」
　「こんなことしていたら、他のサイトは全部遮断だ。もしかして賄賂の問題か？」
　「ここは、南朝鮮民主主義人民共和国」
　「成人向け漫画も多いが、成人認証もしているし、他のサイトに比べると良質のいい漫画が見られる。政府が積極的に支援してもいいサイト。なぜ遮断を？」
　「レジンは日本で商売したほうが得だと思う」
　「日本の成人向けより韓国のもののほうがもっとやばい」
　「通報を受けての措置だが、日本の成人漫画があったことに驚いたと思う。全部正式に輸入したことを分かっていないみたい」
　「これで話題をさらって人気になり、日本に本社を作れ」
　「日本や米国に行ったほうがいい」
　「レジンコミックスは大韓民国インターネット大賞で国務総理賞をもらい、クリーンサイト認証も受けている。ハプニングで終わってほしい」
　（編集翻訳　ＭＪ）