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<米国務長官発言>反発相次ぐ 「アサド大統領と交渉必要」
【ワシントン和田浩明、ブリュッセル斉藤義彦】ケリー米国務長官が米テレビのインタビューに、シリアの内戦終結に向けアサド大統領と交渉する必要性に言及したことに、欧州諸国やシリア反体制派から困惑や反対の声が上がっている。「アサド退陣」を求めてきた方針の転換と受け取られたためで、ホワイトハウスや国務省は「方針は変わらない」などと釈明に追われている。
ケリー長官は15日放送された米CBSのインタビューで「彼(アサド大統領)と交渉するのか」と聞かれ「最終的には交渉する必要がある」などと述べた。米欧の主要メディアはこれを、アサド大統領と交渉する意向を示したものと報じた。
欧州連合(EU)のモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表(外相)は「シリアに対する立場は変わっていない」と、アサド政権に代わり、反体制派を含む政権に民主的に移行させる方針を堅持する考えを示した。ファビウス仏外相も、ケリー長官に電話して米国の方針に「新しい点は何もない」と確認したと述べたうえで、シリアの政権移行には「アサド大統領は含まれない」との立場を改めて強調した。
反体制派組織「シリア国民連合」も声明で「我々の目的はシリア国民に犯罪を働いた政権のトップを引きずり降ろすことだ」と反発した。
一方、米国のアーネスト大統領報道官は17日の会見で「アサド大統領は交渉に参加する正統性を失っている」と明言した。
<チュニジアテロ>現場の博物館、24日再開へ
【チュニス秋山信一】事件の現場となったチュニジアの首都チュニスの国立バルドー博物館のモンセフ・ベンムーサ館長(50)が21日、毎日新聞の取材に応じ、24日に博物館を再開することを明らかにした。館長は「卑劣なテロや文化の破壊行為に屈しない強い姿勢を見せるため、早期再開を決めた」と話した。
ベンムーサ館長によると、館内では21日も警察の実況見分や片付け作業が行われたが、23日までに再開準備が整う見通しとなった。世界的に有名な古代ローマ時代のモザイクなど展示品には損傷はないという。チュニジア国内だけでなく、日本など各国の文化関係者からも早期再開を望む声が上がっており、教育省などと協議した上で再開を決めた。事件当時、ベンムーサ館長は敷地内の別棟で会議中で無事だったという。
21日朝には日本人遺族が献花に訪れた。ベンムーサ館長は「犠牲者のことは本当に気の毒に思う」と話した。
クルーズ氏が大統領選出馬表明へ 米共和党有力候補で初
【ワシントン共同】AP通信は22日、米共和党保守派のテッド・クルーズ上院議員(44)が、来年11月の次期大統領選への出馬を23日に表明すると報じた。共和党有力候補の正式な出馬表明は初めて。
クルーズ氏は南部テキサス州選出で、米国人の母親とキューバ生まれの父親を持つヒスパニック系。上院議員1期目だが、草の根保守派運動「ティーパーティー(茶会)」の強い支持がある。
共和党ではブッシュ元フロリダ州知事やウィスコンシン州のウォーカー知事らが出馬意欲を表明。クリントン前国務長官以外に有力候補が見当たらない民主党とは対照的に、共和党予備選は混戦が予想されている。
遅延・欠航雨あられ!中国航空便の定時運行率は世界最悪―中国
2015年3月21日、RFI中国語版は記事「航空機の遅延・欠航、中国が世界最悪」を掲載した。
【その他の写真】
航空会社の運航品質などを調査する米フライトスタッツ社によると、世界の主要な61空港のうち、7空港で離陸遅延が目立つという。驚くべきことにこの7空港はすべて中国本土にある。
取りざたされたのは上海虹橋、上海浦東、杭州、深セン、広州、重慶、北京の7空港。上海虹橋の定時離陸率はわずか37.17%。61空港中トップである東京国際空港の89.76%には大きく差を付けられた。
また航空会社別の定時運行率でも中国系は厳しい状況だ。中国当局の統計によると、全体の平均はわずか65%。世界トップのKLMは88.66%で差を付けられている。(翻訳・編集/増田聡太郎)
3人目の容疑者逃走中=実行犯、祈る人に危害加えず-チュニジア襲撃事件
18日、チュニスの国立バルドー博物館で、襲撃犯とみられる2人の男(中央、右)と、危害を加えられないままの男性(左)=21日にチュニジア当局が発表した監視カメラ映像から
【チュニス時事】チュニジアで18日に起きた日本人3人を含む外国人観光客ら20人以上が死亡した博物館襲撃事件で、カイドセブシ大統領は22日、現場で射殺された2人以外に容疑者1人が「逃走している」と述べた。「第3の実行犯」の存在については、現場に居合わせたチュニジア人女性も大統領の発言以前に「目撃した」と証言しており、治安当局は情報収集を進めている。
地元メディアによると、大統領は「実行犯は3人いた。逃走しているが、そう遠くには行っていないだろう」と語った。
チュニジア当局は21日、館内の防犯カメラの映像を公開した。そこには犯人とみられる2人が館内にいた人物の脇を危害を加えずに通り過ぎる場面も映されている。この人物が第3の実行犯の可能性もある。
一方、実行犯はイスラム教の祈りのしぐさをした人には危害を加えず、イスラム教徒ではない外国人を次々と狙い銃撃が繰り広げられていたことが21日、館内にいた観光客の話で分かった。脱出を試みていた女性は、人々に銃撃を加える犯人に出くわしたが「自分がイスラム教徒であることを伝え、祈りのしぐさをしたところ危害を加えられず、外に逃げられた」と証言した。