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硫酸かけられストッキング溶ける…買い物客不安
群馬県高崎市内で2日夕方から夜にかけ、買い物中の女性2人が何者かに硫酸をかけられ、足に軽いやけどを負う事件が立て続けに発生した。
県警は、防犯カメラの映像と被害者の目撃証言から、同一犯と断定し、傷害事件として調べている。
発表によると、同日午後6時頃、JR高崎駅に隣接する商業施設「イーサイト高崎」(高崎市八島町)で、新潟県新発田市のパートの女性(44)が、持っていたバッグやカーディガン、ストッキングが溶けていることに気づき、右足のふくらはぎに痛みを覚えた。
1時間後には、南東に約4キロ離れたショッピングセンター「アピタ高崎店」(高崎市矢中町)の化粧品売り場で、藤岡市の女性会社員(23)が左足のくるぶしに痛みを感じて、ストッキングが溶けていることに気づいた。
捜査関係者によると、男は20歳代くらいで、黒色の上着を身につけていた。男の姿は「イーサイト高崎」内の防犯カメラに映っており、「アピタ高崎店」内で被害に遭った女性会社員の目撃証言と一致したという。
県警では、パートの女性がふくらはぎをやけどしていることや、女性会社員が買い物途中に背後に不審な男がいることに気付いていたことなどから、いずれも男が背後から硫酸をかけたとみている。
また県警は3日、県内全域の駅やスーパー、花見会場などに警察官を派遣して警戒。「イーサイト高崎」が入っている駅ビル周辺では、警察官が通行人に事件の概要を知らせるチラシを配って注意を呼びかけた。
高崎市の大学3年の女性(20)は、「本当に怖い。しばらくは友人と買い物をするようにして、店内でも人の多いところを歩く」と不安そうに話した。「イーサイト高崎」では警備員の増員を検討中で、山本隆通店長は「お客様に危害を加えるなんてひどい。犯人を一日も早くつかまえてほしい」と憤っていた。