＜王将戦＞第５局は２日制で １２日午後１時半に開始

　

　◇天候が回復　佐渡市の「両津港海鮮横丁きん亭」で
　
　　日本海側の荒天のために対局への影響が心配されていた第６４期王将戦七番勝負（毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催）の第５局は、天候が回復したことから１２、１３日の２日制で指されることになった。対局は午後１時半、新潟県佐渡市の「両津港海鮮横丁きん亭」で開始する。
　
　　今朝の新潟地方は小雪が舞っているが、両津港行きジェットフォイルは通常通りの運航を始めた。前夜、新潟市内に宿泊した渡辺明王将（３０）と挑戦者・郷田真隆九段（４３）はスケジュール変更の疲れを感じさせず、船に乗り込んだ。午前中に佐渡市に到着し、港そばの対局場に慌ただしく向かった。
　
　　現在２勝２敗のタイ。渡辺の先手番で、持ち時間は各７時間。午後６時に指しかけとなり、１３日に指し継がれる。【山村英樹】