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<全日空>空の上でストラディバリウス生演奏
空の上でクラシックの生演奏を楽しむ「フライトコンサート」が21日、宮崎市の宮崎空港を飛び立った全日空機内であり、抽選で選ばれた招待客100人が楽しんだ。
29日開幕の宮崎国際音楽祭のPRで地元民放が企画。約100分の飛行中、音楽祭監督のバイオリニスト、徳永二男さんらが「ツィゴイネルワイゼン」など10曲を披露した。
「飛行機でストラディバリウスの音を出したのは世界で初めてだと思う」と徳永さん。高度1万メートルで聴く名器の奏でる音色に、乗客は天にも上る心持ちのようだった。【菅野蘭】
<自民大島派>大島氏後継会長に山東昭子氏 派閥再編加速か
大島理森前副総裁の衆院議長選出を受け、自民党大島派は21日、大島氏の後継会長に山東昭子元科学技術庁長官を選び、同派は「山東派」に衣替えした。副会長兼事務総長には麻生派との合併に前向きな江渡聡徳前防衛相が就任。派閥再編の動きが加速化する可能性が出てきた。
自民党で女性初の派閥会長となった山東氏は同派総会で「いずれ結婚しようという気持ちは皆が持っている。これからも関係を大事にしていきたい」と発言。麻生派との合併に期待を示した。
麻生派(37人)と大島派(11人)は2012年以降、合同勉強会を開いてきた。合併すれば岸田派(45人)を追い抜き第3派閥となるが、旧三木派・河本派の党内リベラルの系譜を重視する大島氏は、合併に慎重姿勢を示してきた。
派閥の実務を取り仕切る江渡氏は、麻生派との交流の窓口役だ。両派は今月下旬にそれぞれパーティーを控えており、大島派議員は「6月以降に麻生派から接触があるのではないか」と語る。
大島氏は、盟友の二階俊博総務会長が率いる二階派(34人)との合併を模索した時期もある。両派が合流すれば45人で麻生派を上回る。その後に麻生派と合流すれば主導権を確保できるとの見方もあり、派閥間の駆け引きが激しくなりそうだ。【高本耕太】
◇おことわり
自民党大島派は21日、山東昭子元科学技術庁長官を新会長に決めたため、毎日新聞は同派を「山東派」と表記します。
“MOTTAINAI”を体現した「サルベージ料理」が廃棄食品を救う! ルーツは京都の”しまつ”にあり?
環境分野で初のノーベル平和賞を受賞した、ケニアのワンガリ・マータイさんを記憶しているだろうか。彼女が2005年に来日した際、非常に感銘を受けたというのが「もったいない」という日本語だった。
この「もったいない」という言葉は、ゴミ削減(Reduce)再利用(Reuse)、リサイクル・再資源化(Recycle)の3つのR=環境3Rをひとことで表せる。さらに4番目のR、尊敬の念(Respect)までも込められているとし、「MOTTAINAI」を世界のアイコトバとして広めていく活動を行っていた。
ワンガリさんはその後、惜しくも2011年に永眠。その精神を尊び、日本人の心に「もったいない」があらためて刷り込まれたことは確かだ。
だが一方で、日本は世界1、2位を争う食品廃棄大国だ。年間1900万トン~2700万トンともいわれる日本の食品廃棄量。そのうち、「まだ食べられるのに捨てている」、いわゆる「フードロス」「食品ロス」は500万トン~900万トンにも及ぶ。
ひとり当たり、年間15キロものフードロスを生み出している計算だ(平成21年農林水産省統計)。自給率の低い日本は、食の多くを輸入に頼っている。だが、お金に換算すると200兆円以上かけて食材を輸入し、結果的にはその半分の約100兆円分を廃棄していることになる。
料理のMOTTAINAI、「サルベージ料理」
「もったいない」思想の正反対にある日本だが、最近「サルベージ」という言葉が料理のトレンドとなっている。
本来「サルベージ」は、サルベージ船などの「引き揚げ」や、IT業界のデータサルベージの「復帰作業」のように、救助する、助け出す、復帰させるなどを意味する。
料理でのサルベージは、出番をひたすら無言で待つ食材たちを「救出する」ことだ。缶詰、調味料、乾物などをはじめ、家の冷蔵庫や食品棚には、半分眠ってしまっている食材がある。
使い切らずに残った粉類、重複して買った調味料……。冷蔵庫や食料庫の片隅に残る食材を、見て見ぬふりをしている人はいないだろうか。「使い切れなかった野菜は週末にカレーにでも」、それでも”救い出せない”食材があるはずだ。
それらを救出するのがサルベージ料理。「食材を救うためにみんなでできること」と謳い、知恵を集め、レシピを公開しているサイトも人気だ。
料理研究家や人気シェフなどを招いた、イベントやセミナーも盛況だ。…
<アシアナ機事故>アンテナがエンジン破損、推力喪失か
広島空港(広島県三原市)でアシアナ航空機が着陸に失敗した事故で、運輸安全委員会は21日、事故機が着陸時に着陸誘導用アンテナと接触した際、左右のエンジン内部が大破して推進力を失っていた可能性が高いことを明らかにした。
安全委によると、エンジン前面にある「ファンブレード」と呼ばれる金属製の羽根にアンテナが接触した痕跡が確認され、内部に壊れたアンテナの一部などが吸い込まれていた。調査に参加したフランス事故調査当局の担当者は「アンテナに当たった瞬間か、かなり近い時期にエンジンの推力が停止した可能性」を指摘したといい、仮に事故機がアンテナとの接触後、着陸やり直しを試みていても、再浮上できなかった可能性がある。
安全委の辻康二・首席航空事故調査官は「着陸失敗事案であり、接地手前の操縦操作、気象の変化がポイントになることは間違いない」と語った。フライトレコーダー(飛行記録装置)やボイスレコーダー(音声記録装置)、事故当時の気象データなどを解析し、事故直前の状況解明を目指す。【佐藤賢二郎】
<春の園遊会>1800人出席 両陛下笑顔で懇談
天皇、皇后両陛下が主催される春の園遊会が21日、東京・元赤坂の赤坂御苑であり、招待された約1800人が出席した。曇り空の下、両陛下は皇太子さまら皇族方と会場内を歩き、出席者と笑顔で懇談した。
東日本大震災で被害を受けた三陸鉄道(岩手県宮古市)の望月正彦社長(63)は昨年4月に全線復旧したことを報告した。天皇陛下は「地域の人も喜んでいるでしょうね」と声を掛けた。
福島第1原発事故で一部が避難指示区域になっている福島県川俣町の古川道郎町長(70)は「復興が一歩一歩前に進んでいます」と現状を説明した。陛下は「被災者も高齢化してくるから、いろいろ配慮をされないといけない」と話し、皇后さまも「お体に気をつけてね」と気遣った。
国立ハンセン病療養所の星塚敬愛園(鹿児島県鹿屋市)の有川勲・元園長(71)も招待された。両陛下は1972年に同園を訪問しており、天皇陛下は「ずいぶんに年月がたちますね」と懐かしそうに話していた。
昨年ノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇・名城大終身教授(86)、天野浩・名古屋大教授(54)、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)の3人も出席した。
宮内庁は今回、両陛下の歩くコースを変更し、所要時間の予定を45分としたが、実際には約1時間かかった。【古関俊樹】