湯河原・女性殺害、防犯カメラに不審な人物

　

　神奈川県湯河原町で、女性が額を包丁で刺されて殺害され自宅に放火された事件です。事件の直後、女性の自宅から出てくる不審な人物が近くの防犯カメラに捉えられていたことがわかりました。現場から報告です。
　　「現場の住宅は現在もブルーシートで覆われ、屋根しか見えない状態で中では警察などの検証が行われています」（記者）
　
　　この事件は２１日午前６時過ぎ、湯河原町で女性が額の右側を包丁で刺されるなどして殺害され、自宅を放火されたものです。警察は、殺害されたのは、この家に住む平井美江さん（６６）とみて調べています。
　
　　その後の取材で、事件直後、平井さんの家の玄関から出る不審な人物の姿が現場近くの防犯カメラに捉えられていたことが分かりました。また、事件当日、消火活動が続けられているなか、上下グレーのウインドブレーカーを着た男が現場から立ち去る姿が目撃されていたことも分かりました。
　
　　「振り返ったときの（男の）表情がほくそ笑んでいた。火事とか起きててみんな心配そうな顔しているのに、（年齢は）３０代前後」（目撃者）
　
　　平井さんとみられる遺体には、顔や頭に１０数か所の刺し傷などがあり、警察は殺人・放火事件として捜査しています。
　
　　Ｑ．犯人は今も逃走中ですが、地域の人はどのように感じているのでしょうか？
　
　　現場周辺の住人は不安を隠しきれない状況です。２２日朝、地元の小学校では、児童らが保護者らに見守られ、登校しました。ある保護者は取材に対して「犯人が捕まっていないので不安だ。下校のときも子どもを迎えに行く予定だ」と話していました。（22日11:24）

「MOS世界学生大会2015」一次選考入賞者発表、日本代表決定へ

　

　マイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS）を運営・実施するオデッセイコミュニケーションズは、「MOS世界学生大会2015」の一次選考入賞者を発表した。学校種別、アプリケーション別に9部門が設けられており、各20名の成績優秀者が入賞者として選ばれた。
　
　　MOS世界学生大会は、同社とMOS試験配信元であるサーティポート（アメリカ）が協働で毎年開催している世界規模のパソコン大会。高校生から大学生を対象に、MOSの取得を通して社会人として必要なスキルを身につけ、国際的に活躍できる人材の育成を目的として開催しており、2015年度で13回目を迎える。
　
　　大会は、「大学・短期大学部門」「専門学校部門」「高等学校・高等専門学校・高等専修学校部門」と学校種別ごとに3部門が設けられており、さらに各部門の中で、「ワード」「エクセル」「パワーポイント」とアプリケーション別に3部門が設定されている。
　
　　今大会には、日本全国よりのべ4万7千人の学生がエントリーし、9部門それぞれで1位から3位までの成績優秀者と17名の入賞者が決定、MOSのホームページにて発表された。今後、各部門の成績上位者で二次選考が行われ、5月20日には世界学生大会へ参加する日本代表が決定するという。
　
　　今年度の本大会決勝戦は、8月9日～8月12日にアメリカ・テキサス州ダラスで開催され、世界各国から選ばれた代表とワード、エクセル、パワーポイントの世界チャンピオンの座をかけて競い合うという。過去の大会では、2010年大会エクセル部門、2011年大会ワード部門で日本代表が世界チャンピオンに輝いているという。また、6月12日には、東京国際フォーラムにて日本代表および全入賞者を表彰する日本表彰式が行われる。

航空機に作業車衝突・燃料漏れ…トラブル９２件

　

　全国の空港で、駐機中の航空機に作業用車両が衝突したり、航空機への給油時の作業ミスで燃料が漏れたりするなどの事故やトラブルが、今年３月末までの１年間に９２件起きていたことが国土交通省のまとめでわかった。

　　航空機の安全に関わる問題で、作業ミスや施設面の不備など、空港で起きた運航以外に起因する事例の実態が明らかになったのは初めて。同省は「一歩間違えば、というケースもあった。問題を放置しない意識を徹底し、重大事故の防止につなげていきたい」としている。

　　同省などによると、世界の航空死亡事故の発生率は、近年、運航１００万回あたり０・５回前後で下げ止まり傾向にあり、国際民間航空機関は、今後、格安航空会社（ＬＣＣ）の台頭などで運航本数が増加すれば、これに比例して重大な事故も増えると見込んでいる。

防犯カメラに不審人物＝女性遺体発見の民家―神奈川県警

　

　

　　神奈川県湯河原町で民家が全焼し、額に包丁が刺さった女性の遺体が見つかった事件で、事件があった時間帯に現場の平井美江さん（６６）さん方の玄関を出て行く不審な人物が、近くの防犯カメラに写っていたことが２２日、捜査関係者への取材で分かった。近くのパチンコ店に設置された防犯カメラで、画像は小さくて不鮮明といい、県警捜査１課と小田原署が解析を進めている。

　　平井さん方では同日、県警と同町消防本部が殺人容疑で現場検証。県警は、遺体は平井さんで、何者かが殺害後に放火したとみて詳しい状況を調べる。

　　遺体は２１日午前６時２０分ごろ発見。司法解剖の結果、同５時ごろ殺害されたとみられ、顔や頭に刺し傷や切り傷が十数カ所あったほか、顔全体に殴られた痕があった。

　　同０時ごろには、近くの男性が自宅アパートで、押し入ってきた若い男に鉄パイプで殴られる傷害事件も発生。男はＪＲ湯河原駅方面に逃走し、県警は関連に注目している。

見頃迎えたフラワーロード＝富山県入善町〔地域〕

　

　 チューリップと北アルプスの競演＝１８日、富山県入善町

　 　富山県入善町では毎春恒例のイベント「にゅうぜんフラワーロード」が開かれ、チューリップやヒヤシンス、クロッカス、水仙などが見頃を迎えている。天候にも恵まれた１８日、満開のチューリップやヒヤシンスが咲き誇り、バックには冠雪した北アルプスの山々が姿を見せた。
　　フラワーロードは毎春、チューリップやヒヤシンスの球根生産畑約５ヘクタールを無料で一般公開する試みで、今年で１９回目の開催。球根の生産農家と町、県などが連携して実施。町は北陸新幹線の開業効果も見込み、昨年より１万人多い５万人の来場者を見込む。
　　同町キラキラ商工観光課によると、フラワーロードに咲く花は１１０品種、計２２０万本。球根生産畑の無料一般公開は全国でも非常に珍しいという。担当者は「２２０万本は全国でも最大規模。フラワーロードは入善観光の目玉。町おこしにつながってほしい」と話す。
　　中国から家族旅行で訪れた無職劉蓮花さん（６３）は「花畑は中国にもあるが、山との競演は珍しい。無料なのも良い」と絶賛。栃木から夫婦で訪れた会社員江連勝美さん（５９）は「チューリップと北アルプスを撮影しに来た。写真好きにはたまらない光景だ」と語った。