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避難中に力尽きる?アパート火災で高齢男性死亡

 避難中に力尽きる?アパート火災で高齢男性死亡

 11日午前3時半頃、東京都北区赤羽西の木造2階建てアパートから出火、同アパート約240平方メートルのうち1、2階の一部計約100平方メートルが焼けた。

  警視庁赤羽署によると、この火事で、1階に住む80歳代男性が全身にやけどを負い、間もなく死亡した。ほかに60~70歳代の男性3人も煙を吸うなどして病院に搬送され、このうち60歳代の1人が意識不明の重体。他の2人も重症とみられる。

  同署や東京消防庁などによると、アパートは築約40年で、6世帯の計8人が居住。死傷した4人はいずれも別々の部屋に住んでいたとみられる。

  死亡した男性は自力避難中に力尽きたとみられ、アパート前の路上で倒れているのが見つかった。同署はこの男性が住んでいた1階の部屋が火元とみて、詳しい出火原因を調べている。

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機銃掃射受けた機関車ムーミン、鉄道博物館に

 機銃掃射受けた機関車ムーミン、鉄道博物館に

 鉄道博物館(さいたま市大宮区)で12日から展示される「EF55形式電気機関車」が11日、館内に搬入された。

  EF55は1936年に3両製造されたうちの1両。流線形のボディーが特徴で、“ムーミン”の愛称でも親しまれた。第2次世界大戦中に機銃掃射を受けたことがあり、運転室内にその痕跡が残る。1月からJR東日本大宮総合車両センターで整備していた。

  10日から他の一部の車両を移動して展示するスペースをつくり、EF55は11日、線路を通って館内に運び込まれた。12日午前11時から、展示開始を記念したセレモニーが行われる。運転室など車内の見学はできない。

巌流島で佐々木小次郎慰霊祭、「燕返し」剣舞も

 巌流島で佐々木小次郎慰霊祭、「燕返し」剣舞も

 宮本武蔵との決闘で知られる剣客・佐々木小次郎の慰霊祭が11日、決闘の地とされる山口県下関市の巌流島(船島)で営まれ、市民ら約150人が参列した。

  巌流島での決闘には諸説があるが、一般に小次郎はこの地で武蔵に敗れたと伝えられ、島には両者の戦いをイメージした像や小次郎の碑などがある。慰霊祭は、地元の彦島自治連合会(高橋勉会長)が主催。決闘の日とされる4月13日にちなみ、2003年から毎年、この時期に行っている。

  島内の碑の前で営まれた神事では、参列者が玉串をささげるなどして慰霊。京都府のNPO法人「武道和良久(わらく)」のメンバーは、小次郎の秘技「燕(つばめ)返し」などを取り入れた剣舞を披露した後、木剣を奉納した。

  高橋会長は「島の歴史と自然を後世に伝えるためにこれからもこの催しを続けていきたい」と述べた。

「大儀であった」…家康武将隊の2人が卒業

 「大儀であった」…家康武将隊の2人が卒業

 愛知県岡崎市の観光PRに活躍するグレート家康公「葵」武将隊の2人が卒業する「出立(しゅったつ)式」が11日、岡崎公園内で行われ、ファンら約300人が別れを惜しんだ。

  この日が最後となったのは四天王の酒井忠次役の寺尾大成さん(22)と榊原康政役の青山博信さん(32)。出立式では、現メンバーでの最後の演武を披露した後、仲間が次々にお別れの言葉を述べ、最後に家康役から「大儀であった」の力強い一言が贈られた。

  2人はいずれも2013年4月に加わり、新しい演武をこなすなどして活躍してきた。最後に花束を贈られると目頭に手をやっていた。

  12日には新しい忠次役の福田勝明(まさあき)さん(23)=豊田市=、康政役の山口大輔さん(35)=名古屋市緑区=の新メンバーを加えた出陣式が同公園で行われる。

泡にまみれ、粉を浴びて…ランイベント満喫

 泡にまみれ、粉を浴びて…ランイベント満喫

 米国発祥の一風変わったランニングイベントが11日、千葉市と千葉県浦安市で開かれた。

  泡にまみれながら走る「バブルラン」と、全身にカラフルな粉を浴びながら走る「カラーラン」で、参加者たちはタイムや順位を競わない体感型のイベントを満喫した。

  米国では数年前から、光るアイテムを身につけて走る「エレクトリックラン」など、楽しみながら走るイベントが盛んで、国内でも若者を中心に人気が高まっている。

  千葉市美浜区の幕張海浜公園では「バブルラン」が国内で初めて開催され、約1万人が参加した。

  参加者は約1キロ・メートルごとに設けられた「バブルマシン」から出る大量の細かい泡を全身にかぶりながら、3キロ・メートルのコースを駆け抜けた。

  友人らと4人で参加した柏市豊四季の会社員(27)は「泡とランニングは新しい感覚。みんなで一緒に盛り上がりながら走れて楽しいです」と笑顔で話した。

  一方、浦安市では「カラーラン」が市総合公園とその周辺を会場に開かれ、約1万1400人が参加した。

  5キロ・メートルのコースには、でんぷんから作られた青、黄、ピンク、オレンジ色のカラーパウダーを浴びる4か所の「カラーゾーン」が設置され、多彩な色に染まった参加者たちは走りながら記念撮影をするなどして楽しんだ。ゴールした参加者がカラーパウダーを一斉に頭上に投げる「カラースロー」も行われ、会場をカラフルに染め上げた。

  ボランティア仲間と参加した八千代市の会社員(22)は「初対面の人とも交流できてとても楽しめた」と笑顔だった。

HN:
上原健二
性別:
非公開
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