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震災4年1カ月で集中捜索 ボランティア、出向警官も
東日本大震災の発生から4年1カ月となった11日、津波に襲われた岩手、宮城、福島3県の沿岸部で各県警が行方不明者を集中捜索。風化が心配される中、全国からのボランティアや、復興支援の特別出向で他県警から着任したての警察官も、早く家族の元へ帰したいと取り組んだ。
宮城県気仙沼市本吉町の海岸では、気仙沼署員とボランティアの計60人ほどが捜索開始前に黙とう。スコップや熊手を使い、帰らぬ人の持ち物や衣類が漂着物に含まれていないかを調べた。
気仙沼の捜索に10回近く来ている東京都の会社員曽根久美子さん(43)は「まだ家族が見つかっていない人のために今後も続けたい」。
鳥取・若桜鉄道にSLの雄姿 旧国鉄以来45年ぶり
鳥取県東部を走る第三セクターの若桜鉄道(同県若桜町)が11日、蒸気機関車(SL)「C12」を走行させるイベントを開催した。駅構内を走行することはあるが、本線を走るのは旧国鉄時代の1970年以来45年ぶり。将来のSL運行の可能性を探るために、集客数や地元への経済効果を確認するのが狙い。
沿線の同県八頭町出身で、鉄道ファンの石破地方創生担当相は出発式で、SLを活用した地元の活性化に触れ「ありとあらゆる知恵を出し、皆さんで頑張っていきましょう」とあいさつした。
若桜鉄道は、旧国鉄若桜線を引き継ぎ87年に開業。若桜町から同県八頭町の19・2キロを結ぶ。
ヘリ空母型の護衛艦「いずも」一般公開に9千人
海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」が11日、横須賀基地(神奈川県)で一般公開された。
「いずも」はヘリコプター5機が同時に離着艦できる甲板を持つ「ヘリ空母型」の護衛艦で、全長248メートル、最大幅38メートル。4万人を超える希望者の中から抽選に当たった約9000人が時間をずらしながら見学し、広い甲板の上を歩いたり、ヘリコプターを甲板から格納庫に移動させるエレベーターの体験試乗を楽しんだりしていた。
家族4人で訪れた横浜市港北区の会社員の男性(40)は「とても広くてきれい。災害派遣などでの活躍を期待している」と話していた。
問題の免震ゴム「60年経過し劣化したレベル」
東洋ゴム工業(大阪市)による免震ゴムの性能偽装が明るみに出てから、13日で1か月となる。
国土交通省は問題の製品が使われた18都府県の建物55棟について「震度6強~7程度では倒壊しない」と“安全宣言”を出したが、ユーザーが求める交換のメドは立っておらず、不安の解消には至っていない。同社は近く、その後に偽装の疑いが浮上した別の製品を使用する建物約200棟に関する安全性などを同省に報告する方針だが、影響はさらに拡大する可能性が高い。
◆災害時の「司令塔」
「建物は昨年3月に完成したばかりなのに、免震ゴムの性能は、すでに耐用年数の60年を経過したぐらい劣化したレベルだとわかった」。問題の免震ゴムが使用されていた高知県安芸総合庁舎(高知県安芸市)について、同県の田中成一建築課長はこう説明する。
東京の小学生、福島で交流へ=仮設住宅訪問、音楽演奏―警視庁
東日本大震災で大きな被害を受けた福島県を訪れ、音楽演奏や交通安全の呼び掛けなど通じて被災地住民と交流する東京交通少年団の小学生らの出発式が11日、警視庁(東京都千代田区)で行われた。
高綱直良警視総監は「大地震から4年がたった今でも、仮設住宅などで窮屈な思いをされている方々がたくさんいます。鼓笛の演奏や多くの方々とお話しして、福島と東京をつなぐ懸け橋になってください」と激励した。
出発したのは小学4〜6年の児童18人と中高生2人の計20人。黄緑色の制服にオレンジ色の帽子姿の少年団を乗せたバスは、女性白バイ隊に先導され警視庁を出発した。
少年団は11〜12日の日程で、福島県いわき市や福島市の仮設住宅などを訪問。鼓笛隊の演奏も行う。