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入試の国語で感情移入はNG? 克服術をカリスマが提案〈AERA〉
算数は得意だけど、国語は全然わからない。あるいは、本は好きだけど、数字がまるきりダメ。学生時代、どちらかのパターンだった人はないだろうか。実はこれらを解決する方法があるという。算数のカリスマ・宮本算数教室の宮本哲也さんは次のように話す。
「中学入試の国語は推理・論証だから、算数と国語の問題を解くのに必要な能力は同じ。問題を読んで示された条件を整理する力、何が問われているか理解する力、それを駆使して正解にたどりつく力。ロジカルに解けば国語も算数と同じように解けるんです」
国語は勘で解くもの、と思い込んでいる子どもたちには、ロジックを身につけられるような教材を考え出した。算数の手法を国語に応用できるようなパズルを作り、授業をすると、国語の成績が徐々に算数の成績に追いついていった。そのパズルが、昨年出版しロングセラーになっている『算数と国語を同時に伸ばすパズル』シリーズ(小学館)だ。算数のなかで推理・論証といわれる分野の問題をまとめたものだ。
また、宮本さんは、入試問題の国語を解くときには、感情移入をしてはいけないとアドバイスした。自分と置き換えてもいけない。選択肢は選ぶのではなく、消去するもの。すべてロジックだから、どんなに悲しい物語でも全部記号だと思え、引きずられてはいけない、と教える。
一方で算数の学習の中では国語的な学習を勧めている。音読と辞書引きだ。
文章題は最後まで問題を読まなかったり、途中を読み飛ばしたりして間違うことがある。音読することで読み飛ばしを防ぐことができる。問題文には「5%の利益を見込んで」などの言い方が出てくるが、「見込む」という言葉を知らない場合もある。そんなときは辞書を引いてみることを勧める。
※AERA 2015年4月13日号より抜粋
<JR貨物事件>接待後に初めて受注…贈賄の下請け業者
JR貨物(東京都渋谷区)の物流施設工事を巡る贈収賄事件で、JR会社法違反(収賄)容疑で逮捕された同社事業開発本部グループリーダー、富永英之容疑者(45)が、贈賄側の電気設備会社「カナデン」(港区)の空調1課長、三枝裕祐容疑者(47)から接待を受けた年に初めてカナデンが工事の下請けに入っていたことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査2課は、発注担当の富永容疑者が元請け企業にカナデンを下請けに入れるよう働きかけた可能性もあるとみて調べている。同課は11日、JR貨物本社の家宅捜索に入った。
同課によると、富永容疑者は2012年6月〜14年8月ごろに計7回、三枝容疑者から川崎市の風俗店で約43万円分の接待を受けたとして逮捕された。
カナデンはそれまでJR貨物の工事を受注したことはなかったが、最初の接待が行われた半年後の12年12月に初めて、品川区八潮の複合物流施設「エフ・プラザ東京」の改修に伴う2件の空調・照明設備工事の下請けに入った。翌13年11月にも新築する同施設の電気設備工事1件で下請け業者に選ばれていた。
富永容疑者は12年3月に工事の発注を担当する同本部グループリーダーに就任したが、三枝容疑者とはそれ以前から知り合いだったといい、同課は2人の癒着の経緯を調べる。【福島祥、宮崎隆】
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皇太子さま、日本医学会総会に=京都
皇太子さまは11日午前、国立京都国際会館(京都市)で開かれた第29回日本医学会総会の開会式に出席された。
皇太子さまはあいさつで「さまざまな分野の医学・医療関係者はもちろん、幅広い産業界をはじめ、多くの一般市民も参加する、今までにない社会に開かれた医学会総会としての取り組みがなされることは、とても大切なことと思います」と述べた。
キーワードは「幼稚園」 プログラミング教育の先駆者が語る、2020年型教育のあり方〈dot.〉
2020年は、東京オリンピックが開催されるだけでなく、高齢者(65歳以上)人口が30%を超えると予測され、経済から社会構造までさまざまな変化が起こるともいわれている。さらに同じ年、教育でも大きな改革が行われようとしているのをご存じだろうか。
昨年11月、下村博文文科相は、中央教育審議会に次期学習指導要領(20年度改訂予定)の検討を諮問。答申は16年度の予定だが、アクティブラーニング(能動的な学び)が随所に盛り込まれるという。リーダーシップやコミュニケーション能力の向上を図るのが目的だ。しかし、アクティブラーニングといわれても、教育の最前線に立つ教員はもちろん、保護者、そして子ども自身も「何をすればいいのかわからない」と感じてしまうかもしれない。
そのような疑問に対するひとつの提案となりそうなのが、4月1日に日本科学未来館(東京)で開催されたイベント「未来の学び×CREATIVE LEARNING」。ベネッセが、グループ創業60周年を迎え、前述の次期学習指導要領や新時代の教育のあり方を見据えたワークショップとトークセッションを主催した。
第1部では、18人の小学生が参加するワークショップを実施。約1分30秒の動画「ボクらのプロモーションビデオ」を制作した。天井に固定したプロジェクターで床をキャンバスにし、子どもたちが床に寝そべりながら体を使って表現したものを天井カメラで撮影。それをコマ撮りアニメのようにつなげていく。子どもたちは、カメラの映像を見ながら、イメージと異なる部分を周囲の仲間と話しながら少しずつ修正し、自分たちのイメージにあう作品を仕上げた。
状況を客観視しながら修正を加えていく活動は「メタ認知」の力の育成につながり、かつプログラミング思考を育てる狙いがあるという。写真や映像、ダンスなど、各分野のプロフェッショナルによる力添えがあるとはいえ、動画の演出・出演を主体的に行うのは小学生たち。教える、教えられるという枠組みの中で制作するのではなく、子どもが自ら考え、そしてコミュニケーションを図りながら1つの作品をつくり上げることを狙ったものだ。
18人の小学生はそれぞれ個性的で、何も言われなくてもアイデアを提案する子がいれば、なかなか口を開かず、進行役のスタッフにマイクを向けられてようやく話し始める子も。しかし、時間が経つごとに打ち解けた雰囲気となり、チームごとでどのような動画にするかの議論が始まると、意見を言いづらそうにしている子に仕切り上手な子が手助けしてあげる、といった場面も見られた。…
中川郁子、谷亮子…大胆不倫に走る“呆れた”女性議員たち
【朝倉秀雄の永田町炎上】
先日、中川郁子農水政務官の不倫スキャンダルが世を賑わせた。西川公也農水相が「政治とカネ」の問題で辞任した2月23日の夜、中川郁子氏が同じ派閥「二階派」の門博文衆議院議員との濃厚な「路上キス」を週刊誌にスクープされたのだ。
夫の無念晴らした「アッパレ妻」の評判が失墜
中川氏は独身だから、誰と恋愛し、どこでキスをしようが自由だが、相手が妻子のいる身となれば話は別だ。門氏の妻や子はさぞショックを受けただろうし、人の模範となるべき国会議員としての見識を問われても仕方ないだろう。
しかも、その後始末がすこぶる良くない。国会議員は「人気商売」なのだから、こういう場合、まずはいち早く選挙区に立ち戻り、後援者や支援者に信頼を裏切ったことを謝罪して回るのが普通なのだが、郁子氏はそれを嫌い、仮病を使って東京医大病院に入院、逃げまわっているのだ。
さらには、週刊誌報道によれば、病院内でタバコを吸って怒られたというのだから笑い話にもならない。
そもそも郁子氏は、安部総理の盟友にして「将来の総理候補」の一人と目されていた故・中川昭一氏の未亡人である。中川氏は財務・金融担当大臣などを務めたが、2009(平成21)年8月の総選挙で落選。失意のうちに、同年10月に世田谷区の自宅で不審死を遂げている(急性心筋梗塞による病死と言われているが、正確な死因は不明)。
郁子氏は、その中川氏の「弔い合戦」と称して選挙戦でも夫の写真を持ち歩き、夫から引き継いだ地盤のおかげで当選を果たしたのだから、夫の生前の名前を傷つけるような行為は厳に慎まなければいけないはずだ。いくら自由の身とはいえ、妻子ある男性との人目をはばからない「路上キス」で醜態を晒すなど言語道断である。
ここまでは、見事に夫の雪辱を果たした「アッパレ妻」だったはずなのだが、今度のことで実は「色ボケおばさん」に過ぎなかったことを露呈した格好だ。
“寝業師”と評判の肉食系・谷亮子議員
意外な女性議員にも不倫の噂が絶えない。元柔道選手の「ヤワラちゃん」こと谷亮子参議院議員だ。
永田町では、男性秘書を中心に「ヤワラは最近、すっかり“寝技”が得意になったみたいだな」などと揶揄する声が聞こえる。谷議員といえば、ろくに国会に出てこず“役に立たない政治家”の代表だが、元スポーツ選手だからか性欲のほうはいたって旺盛らしく、最初の不倫相手は“親分”小沢一郎氏のもとから派遣された“レンタル秘書”であった。…