ラツィオ、コッパ８強決定！ 準々決勝はＡＣミランと対戦

　

　　１４日に行われたコッパ・イタリア５回戦、トリノ対ラツィオの一戦は、３－１でアウェーのラツィオが勝利し、ベスト８進出を決めた。

　　ラツィオは１２分、ケイタが単独でのドリブル突破から左足のシュートで先制。さらに２９分、右からの折り返しをゴール前でクローゼが押し込み、２点のリードで前半を終える。

　　後半立ち上がりに１点を返されたラツィオだったが、５５分にＰＫを獲得。クローゼがフリーで抜け出すと、シュートは枠をとらえなかったが、ＧＫパデッリに倒される。主審はＰＫとパデッリ退場を宣告。レデスマがＰＫを決め、ラツィオが３－１とした。

　　数的優位にも立ったラツィオはそのまま逃げ切り。２７日、準々決勝でＡＣミランと対戦する。ピオリ監督は試合後、次のように満足感を表した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

　　「私は出場機会が少ない選手たちにもチャンスを与えようとしている。幸いにも、我々はクオリティーに満ちたチームなんだ。選手たちはうまくやってくれると信じていた。今の我々は好調だ。１月は大事な月で、リーグ戦では上位との直接対決があり、コッパ・イタリアもある。今は次のリーグ戦のことを考えよう。リラックスしてはいけない」

　　「ケイタがうまくやってくれたね。ただ、攻撃的な選手を６人使ってプレーすることはできない。今のラツィオでは、どの選手にもチャンスがある。大事なのは、途中出場であっても、試合に出たときには全力を尽くすことだ」（Goal.com）