ロールス・ロイス、“着物モチーフ”のビスポーク仕様「ファントム」をジュネーブショーで初公開！

　

　セレニティー（静謐）と名付けられた特別仕様車

　ロールス・ロイスは、スイスで開催（3月3日～4日プレスデー、3月5日～15日一般公開）される「ジュネーブ国際モーターショー2015」において、着物がモチーフになったビスポーク仕様の「ファントム」を世界初公開する。

　かつて帝国（帝国の権力）の象徴としてもてはやされたシルク。その歴史的輝きを今に蘇らせようと、ロールス・ロイスのビスポークデザインチームが、世界に1台だけの至高の作品を創り上げた。セレニティー（静謐）は、個性的な演出を飽くことなく追求したラグジュアリーカーとして新しいベンチマークを確立するとともに、ビスポークがロールス・ロイスそのものであることを再確認させるものとなっている。

　今回のビスポークでは、極上のシルクにスポットを当て、これまでいかなるラグジュアリーカーでも見ることのできなかった豪華なインテリアを実現している。その独特のデザインには、クラフトマンシップ、創造性、そしてディテールに注がれた配慮のレベルの高さが現れている。

　ビスポークデザインチームをインスパイアーしたのは、歴史上の国王や王妃、皇帝や皇后、そして歴史に名を刻んだ指導者たちに愛されたロールス・ロイスのこれまでの豪華なインテリアである。そこに欧州家具などに用いられた演出、そして江戸時代の日本の着物のデザインを取り入れることで、現代に心の安らぐロールス・ロイスならではのインテリアを誕生させた。