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仕事で「あなたを嫉む人」を味方に変えるたったひとつのルール|河北隆子さん(日本女子経営大学院学長)
『BizLady』では、各界で輝かしく活躍している女性のみなさんに、ゲストライターとして寄稿いただいています。今回のゲストライターは、前回に引き続き、女性のビジネスリーダー輩出を目標に “女性限定のビジネススクール”を設立した、日本女子経営大学院学長の河北隆子さんです。(編集部)
■“女性が輝く会社”の秘訣
最初の職場を結婚退職して次の仕事を探しているときに、「河北さんは“人の仕事”が向いていると思うよ」と言われて紹介を受け、外資系人材派遣企業へ入社しました。“キャリアを活かした女性の新しい働き方”という選択肢を、最初にアメリカから持ち込んだ会社です。私は未だ何をやりたいのかを見つけられていなかったので「これはいろんな仕事が経験できそうだ、その中から進む道を見つけて行けばいい」と思いました。
ここではトレーナーチームに入って人材育成に携わっていくのですが、人材開発のトレーニングをすべて受けると共に、数ある職種の仕事経験が義務付けられていました。それはとても魅力的でしたね。
その会社はアメリカの企業で、欧米的なモチベーションマネージメントやミッション経営を刷り込まれました。がんばって評価されたら自立的に働けてどんどん上に行ける、というような、その時代の日本にはまだなかったような仕事観を学びました。
多岐にわたる仕事をさせてもらって、見えてきたもの、得たものはたくさんあります。また女性であることの強みも感じました。キャリアを育み、主体性を引き出し、キラキラ輝かせ、女性の新しい働き方を提案する仕事ともいえました。意欲や自己成長が、数字や成果にもつながっていく。女性の活躍を時代も後押ししてくれました。その分体力的にはきつかったですよ。仕事の厳しさも、喜びも、両方味わいました。
■“嫉み”をひっくり返すとっておきのルール
実はこの時期、はじめて、“妬まれる”“足を引っ張られる”ような経験をしたんです。それで、どうしたらいいんだろう、と考えた時に、出てきた答えは“圧倒的に勝つ”というものでした。
つまり自分の役割をまっすぐに全うし、“圧倒的に期待を超える結果を出す”ということです。今から思えばそれしか選択肢がなかったのだと思いますが、ネガティブな状況をポジティブに変えるためには、それが一番近道に思えました。
そして、その信念に基づいて仕事をしていった結果、みんなに認めてもらえ、喜んでもらえ、そして妬んで足を引っ張っていたような方も、協力・応援してくれる側に一気に変わる、という経験をしました。…