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社内の意思決定をトップダウン方式からボトムアップ方式に変えるためのアプローチ
99U:Dennis Bakke氏の著作、『The Decision Maker』の考え方に触発されたBufferのチームは、ボトムアップ方式で意思決定をする仕組みを作り上げました。この方式は、今までのトップダウン型の経営とは正反対に、現場の人の判断を尊重するものです。
Bufferの社員は6つの製品チームに分かれており、どのチームも、何か新しいものを作り出す時は、成長、調査、製品、技術の4ステップを踏んでいます。各チームには1人、完全に独立して4つの分野のうちの1つの役割に取り組む人がいます。
彼らはどのようにして管理と説明責任を果たすのでしょうか? それは、アドバイスを集めて回ることによって可能となります。
管理人なしに、どうやって適切な決断を下せるのでしょうか? その答えはとてもシンプルで、アドバイスを求めることです。適切なアドバイスを受けることは極めて難しいことですが、私たちが特に重視することでもあります。
一般的に、決断が重大になるほど、多くの人にアドバイスを求めるものです。たとえば、まったくの新製品を作りあげるのであれば、会社のあらゆる人と話して、アドバイスをもらうのがよいでしょう。もう少し小さい決断であれば、もっと少数の人との会話で済ませるべきですし、時には誰とも話さなくて良いものもあるでしょう。
私たちは、アドバイスを、トップダウン体制を避ける方法だととらえています。成長過程にあるチームのメンバーは、別のチームで成長分野に携わる誰かから、社内のリーダーよりも優先してアドバイスを受けることも可能です。
もし皆さんの会社の環境がBufferと違っていても、自分の仕事でのキーマン、上司や顧客はもちろん、他のチームの同僚で、現在のプロジェクトに関する知見を持つ人たちと話したり、考えを聞くことで、Bufferの考え方をまねすることができます。
自分の職場環境が、伝統的なトップダウンの経営スタイルで、現場の判断よりも年功序列を重んじるような場合、自分自身を社内の意思決定の仕組みに組み込むように工夫しましょう。価値のあるアドバイスを集めた上で、今後取るべき最良のやり方を上司に説明するのです。これにより、自分自身だけでなく、一緒に働くグループ全体に権限を与えていくことができます。
Ask For Advice, Not Permission|99U
Allison Stadd(原文/訳:コニャック)Photo by Shutterstock.
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