[注目トピックス 日本株]ソフトバンテク Research Memo（1）：売上高は2ケタ増収、3Q累計では過去最高を更新

　

　*16:44JST ソフトバンテク Research Memo（1）：売上高は2ケタ増収、3Q累計では過去最高を更新
　
　ソフトバンク・テクノロジー<4726>は、2015年1月30日に2015年3月期の第3四半期連結決算を発表した。売上高は前年同期比で2ケタの増収となり、第3四半期累計では過去最高を更新した。機器販売はソフトバンクグループ向けを中心に減少したものの、開発及び運用保守といったサービスが大きく伸びた。
　
　一方、営業利益、経常利益は2ケタの減少となった。子会社や本体の人員増強による人件費の増大と本社移転に伴うオフィス関連コストの増加といった固定費の拡大に加え、利益圧縮要因が発生したためである。その要因とは、1.企業買収に伴う減価償却費やのれん代の計上、2.システムインテグレーションとマイクロソフトソリューション事業で不採算案件の発生—である。
　
　また、不採算案件の発生に加え、新規事業のスタートの遅れも発生したため、同日、通期決算の利益予想を下方修正した。ただ、これら下方修正の要因は同社の屋台骨を揺るがすような事態ではない。不採算案件の発生は、案件数及び案件規模の拡大と、人員の急拡大の複合要因で、同社は既に組織体制を変更し、既存のプロジェクトのすべてをチェックし終えている。新規事業は立ち上がりが遅れたものの、今年の初めから本格的にスタートした。
　
　むしろ、同社が進める構造改革は着実に進展し、ビジネスモデルはより盤石になっている点に注目すべきであろう。実際、同社が重視する限界利益と、減価償却やのれん代の影響を除いた利益であるEBITDAは前年同期比で2ケタの増加を示した。
　
　構造改革の進展を示す注目点は以下の2点である。第1は、構造改革の中核である「機器販売からサービス提供へのビジネスモデルの転換」が順調に進んでいる点である。売上高の比重が利益率の低い機器販売から高い利益が期待できるサービス提供へと大きく移ってきている。特に同社が注力事業と位置付けるデータアナリティクス、セキュリティソリューション、マイクロソフトソリューションは、売上高が急激に伸びている。サービスの中でもより売上と利益増の両方が見込める独自開発商品（サービス）やオンリーワンサービスなどの導入も拡大している。また、人員拡充によって大型案件の受注も増加傾向にあり、顧客単価と限界利益が上昇した。
　
　第2は、ソフトバンクグループとのパートナー関係の強化である。…

[注目トピックス 日本株]ソフトバンテク Research Memo（4）：重視する限界利益、EBITDAは大幅に増加

　

　*16:52JST ソフトバンテク Research Memo（4）：重視する限界利益、EBITDAは大幅に増加
　
　■2015年3月期第3四半期決算
　
　(c)利益の分析（限界利益とEBITDA）
　損益計算書の数字だけを見れば、営業利益は第3四半期累計ベースで3期連続の前年同期割れとなった。しかし、ソフトバンク・テクノロジー<4726>の重視する限界利益とEBITDAを見れば、同社の進める構造改革は着実に進み、ビジネスモデルはより盤石になっていることが分かる。
　
　限界利益は、前年同期比36.4%増の7,575百万円となった。また、限界利益率は同4.8ポイント増の26.4%と上昇した。EBITDA（営業利益＋減価償却費＋のれん償却費）は、同22.6%増の1,395百万円となった。
　
　その要因は、大きく2点挙げられる。第1に同社の構造改革の中核である「利益率の低い機器販売から利益率の高いサービス提供へのビジネスモデルの転換」が進んだことである。第3四半期末の受注残高は前年同期比0.6%増の66.0億円と微増にとどまっている。しかし、内訳では、機器販売が同74.7%減の3.3億円と大幅に減少したのに対し、開発が同50.8%増の16.7億円、運用保守が同11.5%増の45.9億円と、サービスが大幅に伸びている。
　
　また、サービスのなかでも、高い利益と売上がより見込める独自開発商品（サービス）や国内初の商品といったオンリーワンサービスなどを伸ばしている。サービスの具体的なラインアップに関しては、前回レポート（2014年12月12日）で詳述しているため、改めて説明することは避けるが、自社開発のクラウドサービスなど、発売直後から好調な販売を続ける例も見られている。特に子会社群が好調な業績を収めているのも独自技術によるサービスを展開しているためである。
　
　さらに、人員拡充が進んだこともサービス化を加速できた要因と言える。第3四半期末の連結ベースの従業員数は、2014年3月期末比33.3%増の832人となった。そのため、大型案件の受注拡大と、内製化の強化を進めることができ、売上高の増加と限界利益の増大を実現できた。特に大型案件の受注拡大は、マイクロソフトソリューション事業やシステムインテグレーション事業で顕著になっている。大型案件の獲得数は公表されていないが、顧客単価はシステムインテグレーション事業で2014年3月期比約22%増、マイクロソフトソリューション事業で約41%増となっており、この数字が大型案件の増加を裏付けている。…

[注目トピックス 日本株]ソフトバンテク Research Memo（5）：財務状況は良好で、実質無借金経営が継続

　

　*16:55JST ソフトバンテク Research Memo（5）：財務状況は良好で、実質無借金経営が継続
　
　■2015年3月期第3四半期決算
　
　（2）財務状況
　
　ソフトバンク・テクノロジー<4726>の財務状況は良好である。M&Aに伴い、長期借入金は増加し、約14億円となったものの、現金及び現金同等物は約56億円あり、実質無借金経営が続いている。
　
　自己資本比率は2014年3月期末比2.2ポイント減の47.0%となった。M&Aにより総資産が増加したのが主な要因である。
　
　キャッシュフローも安定している。営業キャッシュフローは前年同期比20億円増の21.8億円となり、投資余力も十分ある。
　
　（3）株主還元
　
　前期と同じ1株当たり20円の期末配当に変更はない。
　
　（執筆：フィスコ客員アナリスト　柄澤　邦光）
　
　
　《FA》

LFAがニュル耐久レース用ニューボディで走る!!

　

　

　今年も6月に開催されるドイツ・ニュルブルクリンク24時間耐久レース。そこに向けてレクサスLFAとRCの2台が走行テストを開始したようです。

　

　トヨタとBMWが共同開発する次世代エンジンを搭載するこのLFAは、前回公開されたボディとエアインテークの形状などが異なる新デザインが確認できます。

　次世代スポーツの未来を担うこの2台が6月にどんな走りを見せるか楽しみです。

　（APOLLO）

　

　画像付き元記事はこちら:LFAがニュル耐久レース用ニューボディで走る!!(http://clicccar.com/2015/04/13/302509/)

[JASDAQ市況]日経平均の上値重く資金シフトの流れにも

　

　*16:53JST 日経平均の上値重く資金シフトの流れにも
　[JASDAQ市況]
　
　JASDAQ平均 2540.98 +12.63 ／出来高 1億6988万株／売買代金 857億円J-Stock Index 2290.43 +20.91
　
　　本日のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20ともに続伸となった。値上がり数は380、値下がり数は300、変わらずは96。JASDAQ平均は高寄り後も底堅い動きが続いた。日経平均の上値の重さが目立つ状況のなか、短期資金が新興市場銘柄にシフトする格好となってきている。主力株を中心に幅広い銘柄が買い優勢となる。
　　個別では、マイクロニクス<6871>は米グーグルの電池開発競争参入が刺激材料となる。ｅＢＡＳＥ<3835>は前期業績の上方修正を好感、不二ラテ<5199>は独に販売拠点を新設するなど緩衝器の海外拡販方針が伝わる。サンワドー<7430>はＤＣＭ<3050>による株式交換比率に鞘寄せで、東武住販<3297>は増配や株主優待導入が材料視される。ワイエスフード<3358>、アスラポート<3069>は連動高続き、ガーラ<4777>も強い動き。半面、ＩＧポート<3791>は第3四半期営業大幅減益決算が嫌気される。アイレックス<6944>、ｎｍｓ<2162>は急反落で、ソフトフロン<2321>は続落。JASDAQ-TOP20では、マイクロニクスのほか、いちごＨＤ<2337>、ベクター<2656>、ガンホー<3765>などがしっかり。一方、メッセージ<2400>、ユビキタス<3858>、ザイン<6769>などがさえない。
　
　
　[JASDAQ市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
　
　・値上がり率上位10傑
　|コード|銘柄 |現値| 前日比| 前比率|
　1| 2905|オーケー食 | 164| 50| 43.86|
　2| 5199|不二ラテ | 247| 50| 25.38|
　3| 3297|東武住販 | 1599| 299| 23.00|
　4| 7886|ヤマト・インダ | 247| 46| 22.89|
　5| 3069|アスラポート | 663| 100| 17.76|
　6| 4777|ガーラ | 1012| 150| 17.40|
　7| 3760|ケイブ | 3495| 503| 16.81|
　8| 3358|ワイエスフード | 497| 69| 16.12|
　9| 3835|ｅＢＡＳＥ | 762| 100| 15.11|
　10| 7430|サンワドー | 791| 100| 14.47|
　
　・値下がり率上位10位
　|コード|銘柄 |現値| 前日比| 前比率|
　1| 3791|ＩＧポート | 1280| -175| -12.03|
　2| 2721|ＪＨＤ | 514| -42| -7.55|
　3| 6944|アイレックス | 191| -15| -7.28|
　4| 8909|シノケンＧ | 1681| -132| -7.28|
　5| 6323|ローツェ | 425| -33| -7.21|
　6| 6734|ニューテック | 786| -57| -6.76|
　7| 3322|アルファＧ | 1100| -75| -6.38|
　8| 2162|ｎｍｓ | 638| -43| -6.31|
　9| 7638|シーマ | 15| -1| -6.25|
　10| 7618|ＰＣＤＥＰＯＴ | 953| -63| -6.20|
　
　[J-Stock Index構成銘柄 上昇率・下落率上位10銘柄]
　
　・値上がり率上位10位
　|コード|銘柄 |現値| 前日比| 前比率|
　1| 6871|マイクロニクス | 4260| 425| 11.08|
　2| 8739|スパークスＧ | 262| 25| 10.55|
　3| 6432|竹内製作 | 6390| 390| 6.50|
　4| 2337|いちごＨＤ | 337| 20| 6.31|
　5| 6736|サン電子 | 1737| 99| 6.04|
　6| 7593|ＶＴＨＤ | 606| 31| 5.39|
　7| 2429|ワールドＩＴ | 1189| 59| 5.22|
　8| 2157|コシダカＨＤ | 2433| 99| 4.24|
　9| 4573|アールテック | 1284| 51| 4.14|
　10| 9908|日電計 | 1681| 59| 3.64|
　
　・値下がり率上位10位
　|コード|銘柄 |現値| 前日比| 前比率|
　1| 8909|シノケンＧ | 1681| -132| -7.28|
　2| 7618|ＰＣＤＥＰＯＴ | 953| -63| -6.20|
　3| 2400|メッセージ | 3920| -200| -4.85|
　4| 2706|ブロッコリー | 629| -21| -3.23|
　5| 4576|ＤＷＴＩ | 796| -21| -2.57|
　6| 7932|ニッピ | 942| -21| -2.18|
　7| 3625|テックファーム | 2040| -42| -2.02|
　8| 4842|ＵＳＥＮ | 376| -7| -1.83|
　9| 7419|ノジマ | 2430| -45| -1.82|
　10| 7707|ＰＳＳ | 819| -15| -1.80|
　
　《KS》