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「ぽちゃぽちゃしてる」筧美和子、石橋貴明から二の腕を触られまくるも終始笑顔
タレントの筧美和子(20)が26日放送の『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)に出演。石橋貴明(53)からのセクハラじみたイジりにもめげず終始笑顔を絶やさない姿が「可愛い」と話題になっている。
この日、筧が登場したのは同番組の人気コーナー「食わず嫌い王決定戦」。対戦相手に森山直太朗(38)を迎え、共に初挑戦することとなった。その冒頭、「天ぷら屋の娘」と紹介された筧が好きな天ぷらの種類を「かぼちゃ」と答えると、さっそく石橋のセクハラスイッチが入ったようで、「かぼちゃみたいだもんね。ぽちゃぽちゃしてるもんね~」とイジり始める。
さらに森山が食事を始めると、素知らぬ顔をして筧の二の腕をモミモミする石橋。何度も「ぽちゃぽちゃしてるもんね~」と言いながら筧の素肌に触れる石橋のセクハラは止まらない。「好き嫌いは少ないと思います」と言う筧に向かって、石橋は「好き嫌いあったらこんなにぽちゃぽちゃしてないよね~」とデリカシーに欠ける発言も飛び出す始末。そんな石橋の口撃には筧も困り顔で「一応モデルもやってるんです…」と小さく反論したが、森山から「健康的でいいですよ」とフォローされると「そうですかね…」と押し黙ってしまった。
森山が独特の間合いのトークで笑いを生む中、ほとんど喋ることのなかった筧。何度も石橋に二の腕を触られても、ただ恥ずかしそうにはにかんでいるばかりで、ほとんどリアクションをするようなこともなかった。途中、「25歳くらいになってちょっとエッチになったらタマらんだろうなぁ」という石橋の言葉にも筧は微笑むだけ。木梨憲武(52)から「次なんか言われたら強めにいっていいよ」と言われて、ようやく「おいっ!」とツッコんだものの可愛らしさだけが強調されることとなった。
そんな筧の姿はネット上でも評判で、「イジられるの好きなのかもね~」「見ているだけで癒される」「リアクション薄いけどそれがまた可愛い」などといった意見が寄せられている。Twitter上などには石橋に対して「セクハラしすぎ」といった声も上がっていたが、それを何事もなかったように受け流した筧は人気を高めたようだ。ちなみに筧が番組内で明かした食わず嫌いな一品は「焼鳥の笹身わさび」で、森山は「ちまき」とのことだった。
「1月に出演した『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の中でも、筧さんが共演者たちから”口元のユルさ”をイジられるといったシーンがありました。…その際も彼女は大きなリアクションを見せることなく、少し照れたような笑っているだけでしたね。今回の食わず嫌いでは、そんな筧さんのことを森山さんが『独特のおっとりとした雰囲気がある』と言い、『淡々としている』と表現していました。イジられた際にはリアクションをするというのがバラエティの定石のようなものですが、筧さんは何をされても静かに笑顔を見せるだけ。ある意味で斬新なキャラクターともいえるかもしれません。
ただ、周囲がイジってくれる間は成立しても、それがいつまでも続くとは限りません。ネット上には今回の筧さんに対して『面白くない』『何のためにバラエティに出てるの?』といった意見もありますから、トークスキルやリアクションを磨かなければ近いうちに飽きられてしまう可能性も考えられます。本人的には女優業を志しているそうですから、そもそもバラエティに対する意欲が薄いのかもしれませんが…」(芸能ライター)
番組の最後では「サザエさんのタラちゃんのモノマネ」を披露した筧。本人は「これしかできない」と言っていたが、そのクオリティの低さには多くの視聴者から「似てなさすぎ」「なぜモノマネを…」といった声が寄せられることになってしまった。しかし筧のモノマネを見た森山は「堂々とチャレンジする姿には感動すら覚えた」と言っていた。石橋からのセクハラに対してほとんどリアクションをしなかったのも、それだけ彼女の肝が据わっているという証なのかもしれない。その度胸が女優業に活かされればいいが…。
(文=峯尾)
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)