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ビッグダディが新装オープンさせた店でマッサージを受けてみた
大家族の父親として一躍有名になり、タレントに“出稼ぎ”中の林下清志ことビッグダディ。だが、彼の本業が国家資格を有する柔道整復師だということを知らない人も多いのではないだろうか。実はタレント活動を行う傍ら、2014年10月に自宅が全焼するまで『盛おかや』なるリラクゼーションサロンを経営。その後は上京し、焼き肉店の中でマッサージを提供するという斬新なサービスを開始しようとするも、契約上の不備から店舗撤退せざるを得ない状況だったが、このたび浅草に再々出発となるリラクゼーションサロン『柔々』なるお店を開業オープンさせた。
⇒【写真】ビッグダディのお店『柔々(Jyu-Jyu)』
ここで気になるのが、ビッグダディの柔道整復師としての腕だ。2月に発売された近著『さらば、ビッグダディ』でも、こんな批判が読者から寄せられていた。
「ダディのマッサージシーンをテレビで拝見していると、あまり力を入れておらず、適当にやっているように見えます。私がよく受けるマッサージは力強く、体のコリをほぐしてくれます。ダディのマッサージは本当に体に効いているんですか?」
『痛快!ビッグダディ』シリーズをリアルタムで見ていた記者も、ダディの手先だけヒラヒラ動かす動きには疑いの目を向けていた。そこで、ビッグダディのマッサージを受けるべく、オープンしたばかりのリラクゼーション『柔々(Jyu-Jyu)』に向かったのだった。
銀座線・浅草駅から歩くこと10分。浅草寺と花やしきを抜け、ラブホテルが点在する、趣ある路地裏にビッグダディのお店『柔々』はある。
「俺のマッサージは、肉体に最低限の刺激を与えて血行を良くするのが目的。人間の体というのは、皮膚の下に毛細血管が張り巡らされていて、それをさするだけで、血行が良くなり自然治癒力を高められるはずなんだ。にもかかわらず、今のマッサージというのは指圧で強い刺激を与えて、体を無理矢理スッキリさせる。それは本当の“治療”とは言えない」
自らのマッサージ術を「軽擦法」と称するビッグダディに早速、30分コースをオーダーし、横になる。まずはふくらはぎから掌で擦り始めるダディ。普段、マッサージで指圧馴れした体には少々物足りない気がする。
「騙されたと思って、最後まで受けてくれよ。驚くほど体が軽くなるから」
ふくらはぎに続き、お尻、腰、肩と擦られること20分。確かに体が温かくなり、強く押されているわけでもないなのに、体が心地いい。そして、ダディは全体を擦り終わると、記者を仰向けに寝かせ、骨盤矯正するという。
「普段から不摂生な生活をしているだろ。左に歪んでいるんだよ。今から骨盤を入れ直すから」というと、腰の辺りを擦り始めた。骨盤を入れ直す? そんな激しい痛みを伴いそうなこと、心の準備ができていない。ちょっと待って、とダディを制止しようとすると、軽く触っただけで終了。激しい痛みもなく、呆気なく終わってしまった。しかも、股関節の可動域が広がり、慢性的な腰の痛みも消えていたのだった。
「まあ、2~3日で戻っちゃうけどね。本当に治したければ、3週間で6回は来てもらわないとね」
正直、ビッグダディのマッサージの腕を舐めていた記者。でも、そもそもこれほどの腕があるなら、ちゃんとリラクゼーションサロンを経営したほうがいいのでは?
「柔道整復師というのは、髪の毛一本の段差まで指先で感じないといけないような職業。今の俺はブランクが長すぎて、プロとしてきちんとした治療を提供できる自信がないんだよ。だから、本来なら接骨院と名乗っていいところを、店名に“リラクゼーション”と付けた。まあ、今後は長男・新志も巻き込んで2号店を出す野望はあるけどね」
経営者としての能力はゼロ。しかし柔道整復師、治療家としての腕は確かなビッグダディ。半信半疑な人は、一度彼のマッサージを受けてみてはいかがだろうか。
●リラクゼーション『柔々(Jyu-Jyu)』
予約番号 080-7713-1010
<取材・文/日刊SPA!編集部 撮影/山田耕司>