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DeNA・ロペス、絶好調の“ハマスタ・マイスター” 額面通り打てるか
前巨人で今季から横浜DeNAに加入したホセ・ロペス内野手(31)が26日、沖縄・宜野湾での韓国LGとの練習試合で爆発。1回に左翼席へ2ランを放つなど2安打をマークし、練習試合とオープン戦を合わせ、5試合連続で打点をあげた。
「本当に今はいい状態。心配していない」。本人はいたってご機嫌。中畑監督も「今季最大の補強」と絶賛し、この日同様に公式戦でも「5番・一塁」に定着させる意向を明言している。
指揮官の言葉を弾ませる理由の1つに、本拠地・横浜スタジアムとの相性のよさがある。
昨季まで在籍した巨人での2年間で、ハマスタでは通算63打数25安打(打率・397)8本塁打と打ちまくり、本拠地だった東京ドームでの369打数95安打(・257)19本塁打を大きく上回った。両翼94メートルの狭い球場で、どう打てば長打になるかを熟知しているような“ハマスタ・マイスター”ぶり。本拠地となり試合数が激増する今季は過去2年を上回る成績を残せるはず、というもくろみである。
とはいえ、チーム内には懐疑的な見方がある。球団関係者は「言いたくはないけど相手はウチの弱体投手陣でしょ。特に高橋尚は昨季はコテンパンだった。お得意さまを失った格好のロペスがどこまで打てるか」と首をひねる。
確かに高橋尚は5年ぶりに日本球界復帰を果たした昨季、ロペスには10打数5安打(打率・500)4本塁打。尋常でない打たれっぷりだった。特にハマスタでは、昨季初登板の4月2日にアンダーソン、村田に続いて“3者連続本塁打”され、8月29日にはとどめの20号ソロを浴びた。それだけにロペスは「球場との相性というより、自分の実力を発揮していきたい」と慎重に言葉を選んでいる。
同じく主軸と期待されるグリエルは、来日が4月中旬にずれ込む見通しとなった上、7月にも国際大会出場のため1カ月離脱する。その分、ロペスにかかる比重は大きくなる。
投手陣にとって天敵が味方に回ったのは朗報だが、さらにプラスアルファを与えられるかどうかは、怪しい。 (宮脇広久)2015/2/28 16:56 更新