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13年ぶりの本格的マグリット回顧展 3月25日には講演会も

 13年ぶりの本格的マグリット回顧展 3月25日には講演会も

 13年ぶりの本格的回顧展ベルギーの国民的画家であり、同時に20世紀を代表する芸術家である、ルネ・マグリットの回顧録が2015年3月25日から、6月29日まで東京都港区六本木にある、国立新美術館にて開かれる(会期中は毎週火曜日休館、ただし5月5日および5月26日は開館する)。日本での本格的な回顧展は2002年以来、13年ぶりとなる。今回はベルギー王立美術館やマグリット財団からの全面的な協力が得られることもあり、世界10カ国以上から代表作品130作品が集まる。
 
 なお国立新美術館には駐車場がないため、自家用車での来訪の場合、附近の有料駐車場を利用してほしいとのこと。
 
 展覧会の構成展覧会の構成は次の5章にわかれている。
 第1章:初期作品(1920-1926)
 第2章:シュルレアリスム(1926-1930)
 第3章:最初の達成(1930-1939)
 第4章:戦時と戦後(1939-1950)
 第5章:回帰(1950-1967)
 (国立新美術館 マグリット展より引用)
 なお、初日の25日は講演会の『10作品で分かるマグリット』を14:00から15:30まで行う。開場は13:30。聴講は無料だが、マグリット展の観覧券(半券可)の提示が必要。
 
 ルネ・マグリットとはマグリットはシュルレアリスム(邦訳:超現実主義)を代表する画家である。タッチは筆触をほとんど残さない古典的ともいえる描法で丁寧に仕上げながらも、空中に浮かぶ岩、鳥の形に切り抜かれた空といった不可思議なイメージを描く。
 
 マグリット自身の言葉によれば「目に見える思考」とされ、世界が本来持っている神秘を描いたイメージだという。

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