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日本企業の中国本土への進出、江丙坤が「台湾は最も安全な踏み板」―台湾メディア
江丙坤・三三企業交流会理事長は5日、「中国本土への進出を考えている日本企業にとって、台湾は最も安全な踏み板だ」と述べた。5日付で台湾ETtodayが伝えた。
江氏は5日に開かれた「台日(九州)経済貿易・産業協力フォーラム」に出席し、「台湾と日本の経済貿易協力関係」をテーマに講演した。江氏によると、昨年の日本の対台湾投資件数は619件、総額で5億4900万ドルに上り、過去最多を記録した。12年の台湾の対日投資額は10億8900ドル、昨年の投資件数は50件となり、いずれも過去最多だった。さらに、江氏は「中国本土市場への進出を考えている日本企業にとって、台湾は最も安全な踏み板だ。日本企業と台湾企業の協力は、水を得た魚のようになる」と述べた。
これに対し、麻生泰・九州経済連合会長は「中国本土は確かに巨大な市場だが、政治や経済面の拡大に憂慮を覚える。いかにして中国本土と交流すればよいのか、日本企業はよく分からない部分もある。その点、台湾には言葉や文化が近いという優位性がある。日本と台湾が協力し、共に中国本土市場に進出する形が理想的だ」と応えた。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
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