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228事件取材したアナウンサーの特別展が開催 歴史的意義考える/台湾
(台北 27日 中央社)戦後台湾の最大の悲劇と言われる1947年2月28日の「二・二八事件」から68年となるのを前に、台北二二八紀念館(旧台湾広播電台)で24日、第一線で事件の取材を行った、元アナウンサーの曽仲影さん(93)をテーマにした特別展が始まった。
曽さんは当時、市民に対する銃撃事件が起きた台湾省行政長官公署で取材を行ったが、翌日に理由もなく逮捕された。その後、軍事裁判で犯罪組織に参加し秩序を乱したとして実刑判決を受け、1949年10月まで投獄されていた。
曽さんは、毎日銃殺されるのではないかという恐怖の中にいたと逮捕後の日々を振り返っている。勤務していたラジオ局「台湾広播電台」は事件の期間中も放送を行い、情報を発信し続けた。
特別展では、事件に関する内容に加え、釈放後に映画監督や作曲家として活躍した曽さんの作品も展示されている。
特別展の開催は5月24日まで。
(黄意涵/編集:杉野浩司)(台東 27日 中央社)先月、日本でも公開された台湾映画「KANO」。その映画の基となった嘉義農林学校(嘉農)野球部で活躍した、台湾原住民(先住民)選手の孫にあたる前立法委員(国会議員)の陳瑩氏が26日、台東県の野球委員会のトップに就任した。
陳氏の祖父はプユマ族の上松耕一(中国語名:陳耕元)氏で、1931年に嘉農野球部のメンバーとして甲子園に出場して準優勝を果たした後、日本に留学。戦後には台湾原住民として初めて高級職業学校(高専相当)の校長に就任している。
祖父の影響で大の野球好きだという陳瑩氏は、就任に際して台東の野球を盛り上げたいと意気込みを語っている。
(盧太城/編集:杉野浩司)