タイ南部、銃撃で16歳少女が死亡、ビジネストラブルのまきぞえ

　

　南部パタルン県コンラー郡で３月15日、何者かが自動小銃で住宅に発砲し、中にいた16歳少女が死亡する事件が起きた。 目撃談によれば、オートバイでやって来た男２人のうち後部座席の男がＭ16ライフルで住宅に向けて発砲し、２人はすぐにオートバイで逃走した。在宅していたのは夫婦（ともに50）と娘の３人で、娘が重傷を負って最寄りの病院に搬送されたが間もなく死亡した。 警察では、父親が近隣の人々とビジネスを巡ってトラブルになっていたことから、犯人は父親を殺害しようと住宅に発砲したものとみている。

国家改革評議員、「３つの憲法からひとつを国民に選ばせよ」

　

　新憲法の是非を問う国民投票の実施が論議されている中、国家改革評議会（ＮＲＣ）のプラサン評議員はこのほど、１９９７年憲法、２００７年憲法、現在起草作業が進められている新憲法の３つからひとつを選ばせる国民投票の実施を提案した。 現行の暫定憲法には、新憲法に関する国民投票を実施するとの規定は存在しないものの、主要政党などがその実施を求める意見を表明している 。 同評議員によれば、国民によって新憲法が選ばれれば、新憲法は国民の信任を得たことになり、また、国民投票を実施することで憲法に対する国民の理解が深まることが期待されるという。

海外ブランドの皮製品・バッグ、中国で一番人気はエルメス “不人気”でも１位

　

　中国メディアの環球網などがこのほど行った調査で、中国で最も人気のある海外ブランドの皮製品・バッグは、仏エルメスの製品であることが分かった。環球網が１４日伝えた。
　人気ランキングで１位のエルメスを選んだ人の割合は５．３５％。２位は同じくフランスのルイ・ヴィトンで３．７４％、３位は英国のバーバリーで２．３２％、４位は伊グッチで１．９１％、５位は伊プラダで１．７９％といった順だった。
　一方、「最も嫌いな海外ブランドの皮製品・バッグ」ランキングでも、エルメスが１位（３．１９％）、２位はルイ・ヴィトン（２．５８％）だった。３位は仏シャネル（１．５０％）。
　２つのランキングでエルメスとルイ・ヴィトンがほかのブランドを大きく引き離しており、消費者の間で好みが分かれる存在であることが分かった。
　（編集翻訳　恩田有紀）

吉林省の大通りが野菜のイミテーションで緑化―中国メディア

　

　吉林省吉林市の吉林大通り沿いに緑化の一環として、「油麦菜」（ムギレタス）のイミテーションが植えられた。１５日付で中国新聞網が伝えた。
　
　【その他の写真】
　
　吉林市の吉林大街と浜江中路が交差する付近に３０玉を超える「油麦菜」（ムギレタス）のイミテーションが植えられ、道行く人の注目を集めている。市民の感想は「本物そっくりだけど、これすべて食べられないニセモノなんでしょ。だったら無駄遣いだと思う」。
　（編集翻訳　小豆沢紀子）

中国から韓国への投資急増、１４年に前年比４．７倍 対日投資と大きな差―中国メディア

　

　コンサルティング会社のマージャーマーケットによると、２０１４年に中国から韓国への投資額は前年比４．７４倍の６億３１００万米ドル（約７６６億円）と急増した。両国はまもなく自由貿易協定（ＦＴＡ）に正式署名する見通しで、中国の対韓投資はさらに増えるとみられる。中国・財経網が１６日伝えた。
　報道によると、中国保険業の安邦が韓国生保会社、東洋生命を１０億ドルで買収したことにより、今年、中国からの対韓投資はすでに１４年の２倍の規模に近付いている。
　マージャーマーケットの研究員は、「中国からの対韓投資は１３年以降、規模が大幅に拡大し、質も上がった」と指摘。両国間のＦＴＡが今年、正式署名となる見通しであることから、中国からの投資はさらに拡大するとの見方を示した。
　これとは対照的に、中国から日本への投資は大幅に縮小している。２０１２年に両国関係が悪化したことで中国から日本への投資は前年比で９０％減少し、１３００万ドルに落ち込んだ。１３年には３９００万ドル、１４年には６７００万ドルと回復傾向にはあるものの、対韓投資との差は依然大きい。
　（編集翻訳　恩田有紀）