米、捜査員が無抵抗の容疑者暴行 １０人の職務停止

　

　

　　【ニューヨーク共同】米西部カリフォルニア州で、警察に当たる保安官事務所の捜査員らが無抵抗とみられる容疑者の男性を逮捕する際、激しい暴行を加える事件があり、米メディアによると同事務所は１０日、関わった疑いがあるとして１０人の職務を停止。刑事事件としての捜査も始めた。

　　男性は３０歳。個人情報窃盗事件の捜査対象となっていた。捜査員が捜査令状を執行しようとしたところ車で逃げさらに馬を奪って逃走を続けたため、保安官事務所がヘリコプターなどで追跡。

　　地元テレビの映像は、落馬した男性がうつぶせになり、抵抗する様子がないにもかかわらず、暴行を加える様子をとらえていた。

埼玉県の私立高校サッカー部員22人が韓国ソウルで集団窃盗、自宅謹慎に＝日韓ネット「どういう教育を受けてきた」「退学処分でもおかしくない」

　

　2015年4月10日、日本メディアの報道によると、韓国のソウル中部警察署が10日、埼玉県の私立高校サッカー部の生徒22人をソウル市内のショッピングモールで万引きをした疑いで摘発したことが分かった。この報道に、韓国と日本のネットユーザーがコメントを寄せている。
　
　【その他の写真】
　
　報道によると、摘発されたのは埼玉県の私立高校3年生22人で、先月27日、親善試合のために訪れていたソウルのショッピングモール内のアクセサリー売り場で財布やベルトなど総額252万ウォン（約27万7000円）相当を盗んだ疑い。店舗からの届け出を受け、防犯カメラの映像から警察の取り調べを受けた生徒は全員、容疑を認めており、盗んだ商品は既に返却したという。同校の副校長は10日、記者会見で事件について謝罪し、生徒22人全員を6日から自宅謹慎処分にしたことを明らかにした。
　
　この報道に、韓国のネットユーザーからは、「そのうち、大韓民国まで盗もうというんじゃないだろうな」「朝鮮半島に来て物を盗むという日本人の習性は相変わらずだな」「どんな教育を受けてきたんだ？」「豊かな国から来たのに、なぜ…」「日本に帰ったら、盗んでないって言うんじゃないのか？」といったコメントが寄せられている。
　
　また、日本のネットユーザーの間では処分が軽いとの声が高まっており、「退学処分でもおかしくない」「生徒だけの問題ではない。引率者など、学校にも処罰されるべき人がいるのではないか？」「善悪のわからないような生徒を海外に出してはいけない」「少年法が軽いことが招いた結果だ」といったコメントが寄せられている。（翻訳・編集/蘆田）

ボストン爆弾テロの量刑審理、２１日開始

　

　

　　【ニューヨーク時事】ボストン連邦地裁は１０日、２０１３年４月のボストン・マラソン爆弾テロの実行犯として８日に有罪評決が下ったジョハル・ツァルナエフ被告（２１）について、量刑を決める審理を２１日に始めるよう関係者に命じた。証人尋問を含む審理を改めて行い、死刑と終身刑のいずれに処すべきかを陪審が評議する。

　　被告は大量破壊をもたらす武器を使った致死罪など、３０の罪状すべてで有罪となった。

自爆テロ未遂の男逮捕＝「イスラム国」支持―米中西部

　

　

　　【ニューヨーク時事】米司法省は１０日、中西部カンザス州フォートライリー陸軍基地で自爆テロを試みたとして、州内に住むジョン・トマス・ブッカー容疑者（２０）を大量破壊をもたらす武器の使用未遂などの疑いで逮捕したと発表した。過激派組織「イスラム国」の名で兵士を標的にしたテロを行う計画だったとされる。

　　容疑者の宗教は明らかにされていない。連邦捜査局（ＦＢＩ）がおとり捜査を行い、１０日、準備された偽の爆弾を爆発させようと基地に到着した容疑者を逮捕した。

　　米国では２日、テロ目的で爆弾を作ろうとしたとして、「イスラム国」など過激派に共鳴するニューヨーク在住の女２人が逮捕された。同組織への合流を図る米国人が摘発されるケースも増えている。

　　報道によれば、ブッカー容疑者は昨年２月、軍に入隊したが、「ジハード（聖戦）の準備ができた」などとフェイスブックに書き込んだため除隊となり、以後、ＦＢＩが捜査していた。

米、パキスタンに懸念伝達＝ムンバイのテロ首謀者釈放

　

　

　　【ワシントン時事】米国務省のラスキ副報道官代行は１０日の記者会見で、インド・ムンバイで２００８年に起きた同時テロの首謀者をパキスタン当局が保釈したことについて「深く懸念している」と述べ、パキスタン高官に憂慮を伝えたと明らかにした。

　　ラスキ氏は、ムンバイでのテロ事件の実行犯や支援者を裁きにかけるため協力するとパキスタンは約束していたと指摘し、「誓約を守るよう促す」と強調した。同テロでは、米国人も犠牲になった。