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Zoff、キッザニア東京にメガネ作りを体験できる「メガネショップ」出展

Zoff、キッザニア東京にメガネ作りを体験できる「メガネショップ」出展 

 1万点以上の組み合わせの中から、自分だけのサングラスを作ろう

 メガネショップ「Zoff(ゾフ)」を運営するインターメスティックと「キッザニア東京」の企画・運営を行うKCJ GROUPが協力。キッザニア東京に10月25日、メガネをテーマにした「メガネショップ」パビリオンがオープンする。

 同パビリオンでは、こどもたちがメガネショップの店員を体験できる。メガネの魅力を伝える仕事を通じて、目を守るアイテムとしてのメガネを知ることができる。また、生活の中でメガネを着用することに、楽しさと親しみを感じてもらうことを目的としている。

 体験時間は約30分。似合うメガネの選び方を学ぶなど、ファッションとしてのメガネを知ることができる。さらに、紫外線から目を守るためのサングラス作りも体験できる。約1万1,000通りの組み合わせの中から、自分だけのオリジナルカラーのサングラスを作成。作ったサングラスはグラスホルダーとともに持ち帰ることができる。

 また、パビリオンオープンを記念し、10月25日の第2部16時より、「メガネショップ」パビリオンのオープンを記念したオープニングセレモニーを開催する。

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ガルーダ・インドネシア航空のいま(前編) (1) 安全とサービスのお墨付き

ガルーダ・インドネシア航空のいま(前編) (1) 安全とサービスのお墨付き 

 ここ数年で信頼感とサービスを飛躍的に向上させたガルーダ・インドネシア航空。2009年12月に信頼と権威のある航空サービス調査会社「スカイトラックス社」から4スターの認定(5スター認定航空会社は世界に数社しかなく、その次に高い評価)を受け、2012年7月には同調査会社の「ザ・ワールド・ベスト・リージョナル・エアライン2012」と「ザ・ベスト・リージョナル・エアライン・アジア」を受賞。2年ごとに見直される国際航空運送協会(IATA)の運航安全監査(IOSA)の認定も2008年から受け続けている。安全面とサービス面の両方で”お墨付き”のエアラインになっているというわけである。

 成田 – ジャカルタ線に使用されているエアバスA330-200型機。アジアでは14年が平均の機齢が、ガルーダでは2012年末までに5.8年になる予定(写真提供: ガルーダ・インドネシア航空)

 インドネシアにある「GMF AiroAsia」(メンテナンスセンター)では他社の整備も請け負う

定刻出発の信頼感と親しみのサービス

 では、実際のサービスはどうなのだろう。成田 – ジャカルタ直行便に体験搭乗してみた。ここ数年のインドネシアは経済発展が続いており、2011年の実質GDP成長率は6.5%(JETRO統計より)。日本との経済的な交流も深まり、ここ数年、日本からの渡航者数も激増といっていいほどだ。その成田線ではガルーダの最新サービスが体験できる。

 成田を出発したのは定刻の12時。成田 – ジャカルタの定時運航率は96.12%(2011年実績)と高く、ここにもガルーダが信頼感を上げた一因が見てとれる。機内は、最新の設備の中にもインドネシアの温かさを上手に取り入れたインテリア。入ってすぐに感じるのが、”親しみ感”だ。座席のファブリックにバティック柄が使われ、座席間のパーティション(仕切り)にはインドネシアの伝統的な「ゲディック模様(竹を編んだような柄)」を採用。これらが「温かさ」や「親しみ」を醸し出している。そして、客室乗務員たちも親しみやすさ与えてくれる。

 メディアの取材で撮影をしたいと伝えると、「どんなポーズがいいか」と撮影にとても協力的な上、「全員いた方がいいでしょう? 」と他の客室乗務員も呼んできてくれた。もちろん、「もっとガルーダ・インドネシア航空をアピールしたい」という気持ちもあるわけで、そうした彼らの頑張りも昨今のガルーダのサービス向上に大きく貢献しているのだろう。

 サービス精神と時にはユーモアにもあふれていた客室乗務員たち。日本人客室乗務員は現在2名で、日本路線には必ず日本人客室乗務員が乗務する。ユニフォーム「サロンケバヤ」にもバティック模様が使われている

2015/02/26 (Thu) Comment(0)

山口県で国宝五重塔の散策道をキャンドルで飾る「山口ゆらめき回廊」開催

山口県で国宝五重塔の散策道をキャンドルで飾る「山口ゆらめき回廊」開催 

 国宝、瑠璃光寺五重塔とキャンドル

 国宝、瑠璃光寺五重塔のある香山公園の散策道を1,000本ものキャンドルで飾る「山口ゆらめき回廊」が開催される。日時は9月15日(土)、16日(日)、17日(月・祝)の3日間。19:00~21:30まで。

 瑠璃光寺五重塔は室町時代に大内氏によって建立されたもので、現存する日本の五重塔の中では10番目に古い。京都の醍醐寺・奈良の法隆寺と並び、日本三名塔の一つに数えられている。

 もともとこの地には香積寺という別の寺があったが、関ヶ原合戦の後、萩に入った毛利輝元が香積寺を萩に移築。跡地に仁保から移築されたのが瑠璃光寺だ。

 イベントはキャンドルの点灯のほかコンサートが行われる。15日(土)はやすらぎのヴィオラの音、オビウオリアキの演奏、16日(日)は神に捧げる癒しのダンス、MANAのステージ、17日(月)は山口出身のジャズシンガー、樹里からんのコンサートだ。

 いずれも19:30~20:00、20:30~21:00の2回公演となる。秋の風を感じながら揺らめくキャンドルの幻想的な雰囲気の中で音楽を楽しめる。

 同時開催イベントとして、一の坂川の河原に約500本もの竹灯籠を点灯する「アートふるリバーナイト」が16日(日)18:00~21:00に行われる。

 大内氏館跡池泉庭園では、リュートと琴のコンサートと庭園ガイド、「池泉庭園のしらべ~重陽の節会(ちょうようのせちえ)典雅な音色と夕暮れの町歩きへ」を16日(日)17:00~18:30に開催。

 さらに露山堂周辺では、茶道裏千家淡交会山口支部山口青年会主催で「ゆらめき灯り茶会」が15日(土)17:30~20:00に行われる。

 15日(土)、16日(日)は湯田温泉の宿泊客限定で会場と湯田温泉を往復する「山口ゆらめき回廊バス」が特別運行される。料金は大人500円、小中高200円、幼児無料。

2015/02/26 (Thu) 旅行 Comment(0)

JR東日本が「新幹線YEAR2012」展開

JR東日本が「新幹線YEAR2012」展開  

 JR東日本は8日、東北新幹線の開業30周年をはじめ、同社の新幹線にとって節目の年となることにちなみ、「新幹線YEAR2012」と銘打ったキャンペーンを展開していくと発表した。

 東北新幹線E2系。大宮~盛岡間開業30周年を記念し、ラッピングを施したE2系も登場する

 JR東日本の新幹線は、東北新幹線大宮~盛岡間が6月23日で開業30周年となるほか、7月1日に山形新幹線福島~山形間開業20周年、10月1日に長野新幹線高崎~長野間開業15周年、11月15日に上越新幹線大宮~新潟間開業30周年、12月1日に東北新幹線盛岡~八戸間開業10周年を迎える。また、秋田新幹線も今年3月23日に盛岡~秋田間開業15周年を迎えており、来年春には新型車両E6系がデビューする予定だ。

 「新幹線YEAR2012」キャンペーンは5月下旬にスタートし、来年3月まで開催。「MOVE YOUR HEART これからも新幹線は、あなたの夢を乗せて走りたい」をコンセプトとし、キャンペーンを盛り上げるべく共通ロゴマークが作成され、3~4月に実施した「JR東日本の新幹線の思い出写真募集」の応募写真によるキャンペーンポスターも製作される。

 6月下旬には、Suicaペンギンをモチーフにした”ご当地ラッピング新幹線”第1弾も登場。東北新幹線E2系と山形新幹線E3系にラッピングが施され、E2系に関しては東京都(2号車)、埼玉県(3号車)、栃木県(4号車)、福島県(5号車)、宮城県(6号車)、岩手県(7号車)、青森県(8号車)などの観光素材とSuicaペンギンのイラストがデザインされる。

 また、新幹線の旅が楽しくなるスマートフォン・アプリの第1弾「車窓ガイド(東北新幹線編)」が6月上旬に公開される予定。記念グッズや弁当も順次発売されるほか、鉄道博物館、ホテルメトロポリタンとのタイアップ企画も行われる。6月23日には、東北新幹線大宮~盛岡間にて旧塗色の200系による「東北新幹線大宮開業30周年記念号」が運転され、大宮駅など13駅で「東北新幹線開業30周年記念入場券」も発売されるとのことだ。

2015/02/26 (Thu) 旅行 Comment(0)

いまさら聞けない「鉄道ニッチ用語」(その4) 蒸気機関車の愛称・俗称編

いまさら聞けない「鉄道ニッチ用語」(その4) 蒸気機関車の愛称・俗称編 

 トヨタのスポーツカー「86」の売れ行きが好調だという。「86」という車名は、かつてトヨタが製造販売したFRスポーツカー「カローラ・レビン」「スプリンター・トレノ」の形式名称がAE86で、2車種をまとめて「ハチロク」と呼んだことに由来する。

 しかし鉄道ファンにとって、「ハチロク」といえば蒸気機関車の愛称だ。そこで今回は、「SLの『ハチロク』も忘れないで!」の思いを込めて、蒸気機関車の愛称特集をお届けする。

「ハチロク」

 「日本でもっとも古い蒸気機関車は58000形だそうですね」
 「え、なんだって?」
 「ほら、JR九州の『SL人吉』の蒸気機関車ですよ」
 「ああ、なんだハチロクか」
 「ハチロクって言いますけど、なんで58000形が?」
 「うーん……、それはね……」

 五能線ウェスパ椿山駅前に静態保存された8620形78653号機

 知っている人なら当たり前でも、初めて「SL人吉」を見て、「何であれが『ハチロク』なんだろう?」と思う人もいるだろう。ナンバープレートには「58654」とあり、58000形の654号機と思ってもしかたがない。あの機関車の形式は8620形といい、愛称は「86」に由来する「ハチロク」となった。

 8620形は1914年から1929年頃まで製造された蒸気機関車だ。1914年といえば大正3年。第1次世界大戦の年である。「SL人吉」に使用される58654号機は1922(大正11)年の製造という。

 ところで、8620形という型式番号も中途半端だ。なぜ8600形という区切りの良い数字ではないかというと、この形式の前に8550形という機関車があって、これが50両以上作られた。8550形の最終番号は8610となった。そこで次の形式は10の位を切り上げた8620形となった。

 その後は8620形が量産されていく。80両目になったとき、「8700」を付けようと思ったら、今度は8700形がすでに存在していた。そこで100の位の繰り上げの数字を先頭に持ってきた。つまり、「8699」の次は「18620」になったのだ。ややこしいけれど、このルールによると、58654号機は8620形の435番目に作られた車両となるという。ちなみに「クンロク」と呼ばれた9600形も、100両目は「19600」となった。9700形がすでにあったからだ。

 若松駅前の公園に静態保存されている9600形19633号機

「デゴイチ」

 「ねぇダーリン……。デゴイチって蒸気機関車のあだ名なんでしょ?」
 「ハニー……。それは正解とも言えるし、間違っているとも言えるね」
 「あら、どういうことかしら?」
 「蒸気機関車の中で、D51という形式だけがデゴイチなのさ」
 「そうなの……、形式に詳しいダーリンって、ス・テ・キ」

 都内の飛鳥山公園に静態保存されているD51形853号機

 ……などという会話は絶対にないだろうと思うが、意外にも蒸気機関車イコール「デゴイチ」と呼ぶ人は多かったらしい。飛行機の分野でも、大型ジェット機をすべて「ジャンボ」と呼ぶ人がいるように。実際にはD51形だけが「デゴイチ」、ボーイング747だけが「ジャンボ」である。

 「デゴイチ」の由来は形式名のまま。Dが「デ」、51が「ゴイチ」である(D51形の愛称とその由来については諸説あり)。同様の愛称にD52形「デゴニ」、C62形「シロクニ」、C50形「シゴマル」、C57形「シゴナナ」などがある。

 形式名に付く「D」や「C」は、駆動軸の数を示す。蒸気機関車には車輪がたくさん付いているけれど、ボイラーの力を受けて車輪を回す軸は一部だけ。側面から見て最も大きな車輪がついている。ABCDの順で駆動軸を数えて、3つなら「C」、4つなら「D」となっている。

 ちなみに、数字の読み方はいくつかあり、「0」は「レ」または「マル」、「1」は「イチ」または「チョン」。「C11形」は「シーチョンチョン」と呼ばれている。

 こちらは「デゴニ」ことD52形。御殿場線山北駅の鉄道公園に静態保存されている

「ナメクジ」

 「京都の梅小路蒸気機関車館に行ったんだ」
 「いいなあ。先輩、SLが好きですもんね」
 「おう、デゴイチのナメクジもピカピカだったぞ」
 「え、ちゃんと整備されてないんですか……。ナメクジが這い回るって」
 「いや、そういう意味じゃなくてね……」

 「ナメクジ」とは、D51形の一部の車体の形を指す。D51形は1935(昭和10)年から1950(昭和25年)まで、15年間にわたって1,110両も作られた。これは単一の車両型式としては日本の鉄道史上最多記録。それだけパワーがあり、扱いやすかったということだろう。形式数が多いだけに改良も行われ、車体外観や部品ごとの違いがある。

 D51形のうち「ナメクジ」と呼ばれるのは初期型で、ボイラーの上にあるドーム型の部分が長かった。このドームは通常、車体上部だけにあるが、初期型は車体中央から煙突の直後まで伸びていた。とくに22・23号機はドームがボイラーの長さ全体にわたったため、「大ナメクジ」と呼ばれた。

「貴婦人」

 「ねぇダーリン……。貴婦人っていう蒸気機関車があるのね」
 「そうだよハニー……。C57は貴婦人って呼ばれているのさ」
 「ステキ……。私に似ているのかしら」
 「キミはどちらかと言うと4次車だから、違うんじゃないかな?」
 「そうよね……。私は真っ黒で煙を出して走ったりしないわ」
 「うん……、まあ、そういうことにしておこうか」

 「貴婦人」はC57形蒸気機関車の愛称だ。JR西日本が山口線で走らせているC57形1号機をはじめ、いまでは誰もが「貴婦人」と呼ぶけれど、もともと鉄道ファンの間では「シゴナナ」で呼ばれていた。「貴婦人」は新聞やテレビが使い、定着したという説がある。「貴婦人」の名に異論を持つファンも多いらしい。「シゴナナ」を使い続けたほうが、鉄道ファンとして一目置かれるかもしれない。

 それはさておき、「貴婦人」という名の由来はあまりはっきりしていない。従来の蒸気機関車に比べてボイラーの径が小さかったため、腰回りの細い服を着る貴婦人になぞらえたという説が有力。誰かがしゃれで言い、それをマスコミが気に入ったという背景だろうか。

 上の会話に出てくる「4次車だから違う」というのは、C57形のうち末期形はボイラー径が大きかったことをさす。つまりちょっと太めだったから、細めの「貴婦人」の仲間ではないという意味。そこまでていねいに解説してしまうと、彼女の機嫌を損ねることになりかねないので気をつけよう。……そもそも蒸気機関車を女性に例えること自体、どうかと思うけれど。

「高原のポニー」

 「先輩、C56のことをポニーっていいますよね」
 「うーん、シゴロクと呼んでほしいけどなあ」
 「なんでC56はポニーなんでしょうね……」
 「それはね……」
 「っていうか、そもそもポニーってなんですか」
 「そこからかよっ!」

 野辺山駅前に静態保存されているC56形96号機

 「ポニー」とは……、まず本来の意味から説明しておくと、馬の品種のうち、小柄なタイプがポニー。競走馬よりも小さいのでかわいらしく見えるし、成長しても顔の位置が低いので、観光牧場のふれあいコーナーなどで子供たちに人気である。女性の髪型の「ポニーテール」は、ポニーが歩くときの尻尾のように、束ねた髪が揺れる様子に由来する。

 SLにおける「ポニー」はC56形蒸気機関車である。C56形は機関車本体に炭水車を組み合わせている。動軸も3本のC型で、形としてはC62形と同じ。しかし、C56形はC12形という小型機関車に炭水車をくっ付けたようなもの。大型蒸気機関車と似た形だが小さい、というわけで競走馬より小さい「ポニー」にたとえられた。

 この「ポニー」も、「貴婦人」と同じで鉄道ファンというよりマスコミによって広められた愛称らしい。とくに小海線のC56形は「高原のポニー」と呼ばれた。C56形が採用された路線としては、小海線が最も東京に近かった。小海線といえば高原路線で、周囲に農耕馬も多かったようで、C56とポニーの組み合わせが広められたのかもしれない。

 誕生の経緯はともかく、蒸気機関車は愛称のある形式が多い。一方、ディーゼル機関車や電気機関車は愛称のある機種は少ない。それだけ蒸気機関車は人気があるということだろう。

2015/02/26 (Thu) 旅行 Comment(0)
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上原健二
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