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5日のPM2.5 九州~中部・関東でやや高い予想
5日午前のPM2.5濃度は、東海と四国では局地的に環境基準値(35マイクログラム/㎥)を超えている。現在、注意喚起を発表している自治体はない。
5日午前7時現在の各地のPM2.5測定値は、静岡県三島市で64マイクログラム/㎥、愛媛県新居浜市で37マイクログラム/㎥となっており、東海と四国では局地的に環境基準値(35マイクログラム/㎥)を超えている。
今日は、本州付近を低気圧や前線が進むが、比較的風が弱いため、大気中の粒子は滞留しやすい。このためPM2.5濃度は、九州から中部、関東にかけてやや高い(35超~50マイクログラム/㎥以下)ところがあるとみられる。東北、北海道、沖縄はおおむね低い(35マイクログラム/㎥以下)見込み。
明日の濃度は、九州から中部、関東では、引き続きやや高い(35超~50マイクログラム/㎥以下)ところがあり、午前中は関東で高い(50超~70マイクログラム/㎥以下)ところもある予想。東北、北海道、沖縄はおおむね低い(35マイクログラム/㎥以下)見込み。
PM2.5については、国の基準値である1日平均値で35マイクログラム/㎥を超えた場合、呼吸器系およびアレルギー疾患のある人を対象に、外出時のマスク着用、また帰宅時の目洗い、うがいなどを促している。
PM2.5の1日平均値が70マイクログラム/㎥を超過した場合にはすべての人を対象に、外出や激しい運動を控え、部屋の換気などを最小限にすることなどを呼びかけている。
■各地方の詳細情報については、PM2.5マップでご覧ください。
警視庁が大麻簡易検査ミス、所持容疑で逮捕した男を一時釈放
警視庁は大麻を所持していたとして30代の男を逮捕しましたが、その後、簡易検査の手順にミスがあったことが判明し、男を釈放していたことがわかりました。
警視庁によりますと、3日午前、東京・立川市で警察官が車の中で寝ていた男を職務質問したところ、バッグの中から大麻のようなものを見つけました。簡易検査を行い陽性反応が出たとして、男を大麻所持の疑いで現行犯逮捕しました。しかし、その後、検査の手順にミスがあったことがわかり、警視庁はおよそ4時間後に男を釈放したということです。
改めて正しい手順で検査を行った結果、大麻の陽性反応が出たことから逮捕状を取り直し、行方を追っていましたが、4日夜遅く、都内の職業不詳の男(30代)が、立川署に出頭したため逮捕しました。
警視庁は、「今後、簡易検査の適正な手続きの徹底に努めたい」とコメントしています。(05日02:27)
鹿児島・鹿屋市の住宅で女性死亡、殺人と断定し捜査
4日、鹿児島県鹿屋市の住宅で、胸に刺し傷がある32歳の女性が布団の中で見つかり、死亡が確認されました。警察は殺人事件として捜査しています。
警察の調べによりますと、4日夕方、鹿屋市寿の45歳の露天商の男性から、「知人の女性が布団の中で死んでいる」と警察署に通報がありました。現場は木造2階立ての住宅で、警察官が駆けつけたところ、飲食店経営の川野由香利さん(32)が1階の居間の布団の中であおむけの状態で見つかり、死亡が確認されました。
胸の中心付近には、刃物のようなもので刺された傷が1か所あったということです。遺体の状況などから警察は殺人事件と断定して、捜査本部を設置し、およそ80人態勢で捜査しています。(05日06:48)
小保方晴子「バラエティ起用計画」が頓挫…原因はアノ号泣議員だった!?
3月22日に放送された『Mr.サンデー』(フジテレビ系)による野々村竜太郎元兵庫県議への行き過ぎた取材は、ネットを中心に大きな批判の声があがった。一方、同じフジテレビは、STAP細胞問題事件で渦中の人となった小保方晴子元研究員にも食指を伸ばしているという情報をキャッチした。
小保方晴子さんの動向を追跡している週刊誌記者によると、「野々村元兵庫県議のような直撃取材ではなく、バラエティ番組のMCやコメンテーターに起用しようという動きがあったようです」と語る。
事実、フジテレビのある番組の制作を請け負っている制作会社社員は、「フジテレビから『オボちゃんで番組を作ったら数字取れるだろうか』と話題に上ったことはある」と、小保方さんの起用計画があったことを匂わせた。
フジテレビ以外の在京キー局もこうした動きに同調するかのように小保方さんの番組起用に水面下で動きをみせている。TBSの番組制作を主に請け負っている制作会社社員も、「野々村元兵庫県議と違い、小保方さんは犯罪を犯したわけではない。なので番組への起用は十分有り得る話だ」と話す。
某宗教系大学の教授招聘計画もあった!?
だが、ここにきてこうした在京キー局の動きに変化が表れてきた。TBS関係者は、「フジの『Mr.サンデー』のオン・エアーで在京キー局の番組制作モラルが問われるようになった。今、小保方さんの番組起用は得策ではない」とその局内の形勢が変わってきたことを暗に認めた。
とはいえ、小保方さんへのマスコミ登場を望む声は大手マスコミの間では根強い。とりわけネットの台頭で広告収入が減少しているテレビ局ほどその傾向が顕著だ。大手広告会社・電通の「日本の広告費」によると、2000年のテレビ局の広告費は約2兆円だったが、2007年に2兆円を切り、現在は1兆7000億円と横ばいの状況が続いている。
「テレビ局は数字が命。これは昔も今も変わらない。だが昔は番組制作にも質が求められた。しかし今は違う。制作会社に丸投げ。制作会社側の企画を見て“数字取れそう”と思えば安易にゴーサインを出す。もし何か問題が起きたとしても、いざとなれば制作会社を切ればいい。そういう発想」(TBS関係者)
『Mr.サンデー』による野々村竜太郎元兵庫県議への行き過ぎた取材も、フジ局内では、「制作会社の責任」(フジテレビ関係者)という捉え方だという。
広告収入増を目的とする視聴率狙いで奇をてらった番組制作が在京キー局では加速化しつつあるなか、大きな視聴率が見込めると踏んだ野々村竜太郎元兵庫県議取材のオン・エアーにより、ドル箱と目された“オボちゃん”の番組起用が潰えたというのは何とも皮肉な話だ。
テレビ局以外でも、某宗教系大学が教授に招聘する計画もあったという。小保方さん本人は、渡米してフリーの研究者になるとの話もある。果たして、彼女はテレビ局のこうした動きに関して何を考えているのだろうか。メディアの前で語ってほしいところではある。
(取材・文/川村洋)
チュニジアテロで露呈した自衛官の“朝日新聞嫌い”
3月18日に起きたチュニジアのテロ事件で負傷をした、自衛隊中央病院所属の35歳の女性医官(3等陸佐)が事件後、報道各社に発表した自身の手記で「(朝日新聞記者が)取材をさせて下さい。あなたに断る権利はない」と書いたことが自衛隊内でも話題になっている。
陸自第一線部隊である第1空挺団に属する1等陸曹は、「よく書いた! 朝日は自衛隊の敵だ。インタビューになど応える必要はない」と3佐にエールを送る。
だが、陸上幕僚監部関係者によると、「職務上のことを話したわけではないとはいえ、特定の新聞社を名指しする行為は幹部自衛官としてはどうかとの謗りは免れない」としながらも、「防衛相、陸幕長の記者会見でも触れたように無断での海外渡航については厳正に処分することになる」(陸幕関係者)と話す。
自衛隊の広報は最近まで朝日新聞を優遇していた
そもそも朝日新聞と自衛隊は両者の間はもちろんのこと、世間でも“天敵”同士として知られている。一方で産経新聞は自衛官たちからの熱烈な支持を集めているのは言うまでもない。
陸・海・空と制服の色を問わず、自衛隊批判や不祥事のすっぱ抜きが記事になれば、自衛官たちはその記事内容は同じでも、朝日なら「攻撃態勢」に入り、産経なら「真摯な批判と受け止める」のは常識だという。
そうした自衛隊内の空気感を反映してか、この3佐もその手記で「フジテレビの方にも取材を申し込まれました。お断りしようと思いましたが、今の自分の気持ちを伝え、今後の取材をお断りするかわりにこの文章を書いています」(原文ママ)と、産経新聞と縁の深いフジテレビには気遣いを見せている。
「自衛隊で朝日を読むのは余程のインテリだけ。基本は産経ですよ。彼女の産経と同グループのフジテレビへの気遣いはいかにも“自衛官らしい”。いっそのこと内局(防衛省のこと)も陸幕も朝日の記者など締め出してしまえばいいのだ」(前出の第1空挺団1曹)
しかし、自衛隊の広報活動に携わった経験もある幹部自衛官(3等空佐)によると、「マスコミ対応では朝日がもっとも優遇されていた」と防衛省・自衛隊の広報対応の実情を明かす。
「大勢の取材陣が押し寄せた際、その控え室の使用は朝日なら幹部室、稀に読売もここに入れていました。基本的には朝日以外の社は、下士官と同等の接遇です。週刊誌だと士、つまり兵隊の扱い。数段、軽くみる。著名な経済誌であっても雑誌なら“兵隊扱い”です」
なぜマスコミ各社によってその対応に違いがあるのか。…