舛添都知事、股関節手術で入院へ １カ月程度

　

　

　　東京都の舛添要一知事は３１日の記者会見で、股関節の手術のため、４月１日から入院すると発表した。期間は１カ月程度を見込んでいる。

　　知事によると、持病の腰痛が悪化したため病院を受診したところ、左股関節の「変形性股関節症」と診断された。都議会定例会が閉会したのを機に、抜本的な治療を受けることにしたという。

　　入院後早期に手術を受け、リハビリを開始する。入院中も職員から報告を受けて決裁するため、職務代理者は置かない。

　　知事は「痛みの度合いが強まり、限界という感じがしていた。ご心配をおかけするが、リハビリに取り組んで一日も早く都庁で職務できるようにする」と話した。

沖縄密約認めた元外務官僚・吉野文六氏が死去

　

　
　　沖縄返還の際に、日本とアメリカ両政府の間で、返還に係る経費を日本側が肩代わりする「密約」があったことを認めた元外務官僚の吉野文六氏が亡くなりました。９６歳でした。
　　吉野氏は、アメリカ局長を務めた１９７１年から７２年に、アメリカとの沖縄返還交渉に当たりました。日本政府は、当時、沖縄のアメリカ軍用地の原状回復にかかる費用およそ４００万ドルを日本側が肩代わりするという「密約」を結んでいました。
　
　　後に「密約」を裏付けるアメリカ側の公文書の存在が明らかになり、２００６年、吉野氏は政府関係者として初めて、「密約」の存在を認めました。（31日15:31）

新開発！たで食う虫も好きずきな麺

　

　そのままでかじられないほどの辛さや苦さにもかかわらず、その葉を食べる虫がいてることから、”人の好みは様々”の意味のことわざに使われる”たで”。そんな珍味を使った即席麺が、４月１日（水）より滋賀県野洲市… 「もっと見る」
　
　

桜島で３年ぶりに震度１の有感地震、噴火活動に注意

　

　
　　３１日朝、鹿児島県の桜島を震源とする震度１の地震がありました。震源が桜島で震度１以上の地震を観測したのは２０１２年４月以来およそ３年ぶりです。
　　気象台によりますと、３１日午前７時２７分、桜島を震源とする地震が発生しました。震源の深さは、およそ１０キロ、地震の規模を示すマグニチュードは２．６と推定されています。
　
　　この地震で、鹿児島市で震度１を観測しました。桜島を震源とする震度１以上の地震が観測されたのは、２０１２年４月２８日以来、およそ３年ぶりです。
　
　　桜島を観測している京都大学の井口正人教授は、「すぐに大規模な噴火を示す兆候は見られないが、活発な噴火活動には注意が必要」と話しています。
　
　　桜島は今年に入って、昭和火口での爆発が３００回を超えるなど、活発な活動が続いています。（31日13:40）

＜北朝鮮＞日本政府 独自経済制裁２年延長を閣議決定

　

　政府は３１日午前の閣議で、４月１３日が期限の北朝鮮への独自経済制裁を２年間延長することを決定した。主な項目は輸出入の全面禁止、人道目的を除く北朝鮮船舶の入港や航空チャーター便の乗り入れ禁止など。北朝鮮から日本人拉致被害者の再調査結果の報告がないため、制裁延長が必要と判断した。
　
　　菅義偉官房長官は３１日の記者会見で「北朝鮮を巡る諸般の事情を総合的に勘案して判断した。引き続き、拉致被害者らの調査を迅速に行い、結果を速やかに通報することを強く求める」と述べた。また、岸田文雄外相は会見で、北朝鮮による結果報告がさらに遅れた場合の制裁強化について「すべての拉致被害者の帰国に向けて何が最も効果的かという観点で不断の見直しをしなければならない」と指摘した。
　
　　一方、安倍晋三首相は４月３日にも拉致被害者家族と会い、制裁延長や北朝鮮による再調査の状況などを説明する見通しだ。【高橋克哉】