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アングル:日産など自動車各社、走行距離長い手頃なEVで火花
[デトロイト 24日 ロイター] – 複数の大手自動車メーカーが、1回の充電で走行できる距離を伸ばした手頃な価格の電気自動車(EV)の開発にしのぎを削っている。韓国のLGケム(051910.KS: 株価, 企業情報, レポート)などバッテリーサプライヤー大手による技術革新で走行距離が大幅に伸び、需要が拡大するとの見立てだ。
米ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)、米フォード・モーター(F.N: 株価, 企業情報, レポート)、日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)、独フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE: 株価, 企業情報, レポート)の少なくとも大手4社は、1回の充電での走行距離が最大200マイル(322キロ)となる手頃な電気自動車の市場投入を目指している。
これは価格が2万9010ドルからとなっている日産のリーフといった現行の低価格モデルに比べ、走行距離は2倍強となる。新世代の電気自動車は2─3年以内に市場にお目見えする見込みだ。
1回の充電で265マイル(427キロ)走行できる米EVメーカー、テスラ・モーターズ(TSLA.O: 株価, 企業情報, レポート)の「モデルS」は税優遇前の価格で8万1000ドル(約970万円)からとなっている。比較的手頃な電気自動車の大半は1回の充電での走行距離が約75─85マイル(121─137キロ)にすぎない。低温の環境下で走行したり、エアコンを使用したりすればさらに短くなる。
自動車メーカーが「走行距離不安症」と呼ぶ長距離ドライバーの懸念は電気自動車の販売を妨げている。米国で昨年販売された電気自動車は新車販売全体の約0.4%に当たる約6万7700台にすぎない。
ロイターが取材したGM、フォード、日産、VWはいずれも将来の製品に対するコメントを差し控えた。
<韓国LGケム製バッテリーに注目>
テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は先週、電気自動車に関する消費者の懸念を和らげるには、一回の充電で走れる航続距離が最低でも200マイルは必要だと指摘。「約250─350マイルが理想的だ」と述べた。 続く…
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