ブラジルＷ杯出場の韓国、豪州が優位か アジア杯グループＡ展望 (1/2ページ) - サッカー - SANSPO.COM（サンスポ）

　

　　アジアカップの開幕が近づく。『ＧＯＡＬ』では、各国版との連係を生かして、各グループの行方を展望する。

　　参加国の中でも、特にプレッシャーが大きいのが開催国のオーストラリアだろう。だが、栄光をつかみ取るのは簡単なことではない。グループステージから厳しい組み合わせとなった。韓国、オマーン、クウェートとしのぎを削るのだ。グループＡは難しい組となった。

　　勝ち抜け候補　オーストラリア・韓国

　　ブラジル・ワールドカップ（Ｗ杯）での韓国代表は散々な結果に終わった。勝ち点１しか挙げられず、グループＨの最下位としての帰国を強いられたのだ。ホン・ミョンボ監督は、辞任を表明した。

　　新たにチームを率いるのは、元西ドイツ代表のウリ・シュティーリケだ。就任以降は７つの親善試合を３勝２敗と勝ち越している。

　　微妙な結果ではあるが、選手はそろっている。スウォンジーのキ・ソンヨンとレーバークーゼンのソン・フンミンには、特に大きな期待が懸かっている。オーストラリアにとって、一番の強敵となるだろう。

　　オーストラリアは同じブラジルＷ杯で、同じく未勝利に終わったが、予想よりはましだった。チリとオランダ相手に健闘した。最後もスペインに敗れたが、もっとひどい姿をさらす可能性もあったのだ。

　　その後は親善試合で不安定な戦いぶりが続くが、アンジェ・ポステコグルー監督は本番ではやれるはずだと信じている。

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　　アウトサイダー　オマーン・クウェート

　　オマーンはＦＩＦＡランキングでオーストラリアよりも７つ上の９３位につけ、昨年１１月のガルフカップではグループＢを首位通過して準決勝まで進んだ。同じ組に入ったクウェートはオマーンに１－５で敗れ、イラクと引き分け、ＵＡＥと引き分けたものの、勝ち点１差でグループ敗退となった。オーストラリアは最近の対戦で、中東勢相手に分が悪い。波乱を起こす可能性は十分にある。

　　スター選手　ティム・ケイヒル（オーストラリア）

　　最近３５歳になったが、ティム・ケイヒルがオーストラリアの最も重要な選手であることに変わりはない。昨年夏のワールドカップでは、チリとオランダ相手に得点した。そのゴールを、今度は母国で披露しようと燃えている。

　　注目試合　オーストラリア対韓国

　　もしブックメーカーの予想どおりになれば、１月１７日にブリスベンで行われる上記の試合はグループ首位を懸けた一戦となる。激突は、グループ最終戦でのこと。激戦は必至だ。(Goal.com)