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モラハラ明らかになった栗田貫一 亭主関白とは違う 結婚&離婚解体
「モラルハラスメント」という言葉がこれほど広く知れ渡ったのは、女優の三船美佳さん(32)とミュージシャンの高橋ジョージさん(56)の離婚騒動がきっかけだったといえるかもしれません。モラハラは、ひと昔前には日本の夫婦のスタイルとしてはスタンダードだった「亭主関白」とはまったく異なり、精神的な暴力やいやがらせとして相手の心に大きな傷を残すものです。
先日は、モラハラの対象になっている本人がダメージを受けるだけでなく、それを見ている周りの人にまで「あれはひどい!」「あり得ない!」とインパクトを与えてしまった出来事が話題になりました。批判が集中してしまったのは、ものまねタレントの栗田貫一さん(57)。栗田さんの、妻で女優の大沢さやかさん(41)に対する言動がテレビ番組で明らかになったことが原因でした。
批判の的となった番組では、妻と買い物に出かけた際は「早く買えよ!」とイライラした調子で冷たく言い放ち、カラオケに行った際は「うるせえよ!練習にならねえじゃないか!」「殺していい?」などと暴言三昧。一方、夫に心ない言葉の数々をぶつけられた大沢さんは、「『頼むから死んでくれ』っていわれて、涙がボロボロと滝のように流れました」と話し、夫のモラハラに悩んでいる様子がうかがえました。
また、別の番組では、仕事を持ちたいと願う専業主婦に対して「働くことによってキラキラするだろうし、キレイになれると思う」などと、妻が働くことに理解のあるところを見せつつも、こと自分の夫婦へと話が及ぶと態度を一変。「ウチは働かせない」「地方にロケに行くとか、何日も帰ってこないとかは、ちょっと無理」といった発言もみられ、本音と建て前を使い分ける姿がふたたび話題になっていました。栗田さんは、舞台の共演を機に知り合った大沢さんと2004年に結婚。栗田さんはバツ1だったので、大沢さんとの結婚は2度目となります。その後、2011年には長女が誕生しています。
今回のモラハラスクープは、栗田さんのファンにとっては意外なはず。それまでテレビで見せていた明るいものまね芸のイメージどおり、円満な家庭を築いているものだとばかり思っていたという人も多いのではないでしょうか。
ただ、大沢さんには心の奥底では愛情を持っていることを示す一幕もありました。「結婚してから、一度も浮気をしたことがない。この人(大沢さん)以上に、いい人がいないから」とコメントをしていました。
今回の話題は、とくに栗田さんにとってプラスになるようなことはなく、むしろ「テレビに出なければ、明らかにならなかったのに…」と思う人も少なくないでしょう。しかしながら、妻の大沢さんの気持ちをもう少しくみとってあげる必要があるでしょう。夫の心無い言動で苦しむのは妻なのですから。決して笑って済ませることのできないモラハラが、これ以上、夫婦間で大きな問題を生まないことを祈ってやみません。
■岡野あつこ(おかの・あつこ) 1954年8月5日埼玉県出身。夫婦問題の悩みを解決するカウンセリング事業や、カウンセラーを育成する岡野あつこのライフアップスクールなどを運営する、株式会社カラットクラブ代表取締役。NPO日本家族問題相談連盟理事長。1991年よりカウンセリング事業を開始、2万5000件以上のカウンセリング実績をもつ。現在は、後進の育成にも力を入れており、ライフアップスクールの卒業生は1800人を超えている。夫婦問題解決のプロとしてメディアに出演し、一人でも多くの人に笑顔が戻るよう日々活動中である。離婚相談救急隊 http://www.rikon.biz/ 。2015/4/2 16:56 更新