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朴大統領、側近裏金疑惑で支持率40%割れ 検察は捜査着手
韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率が、また40%を割り込んだ。3月上旬のリッパート駐韓米国大使襲撃事件後、米韓同盟強化をアピールして一時上昇していたが、側近らへ巨額裏金疑惑が直撃したことが影響したようだ。こうしたなか、検察当局は疑惑の本格捜査に着手した。
「徹底して公正に捜査する」
最高検察庁の尹甲根(ユン・ガプクン)反腐敗部長は12日、検事約10人を投入した特別捜査チーム発足を表明した後、こう語った。ハンギョレ新聞(日本語版)が同日報じた。特別捜査チームは翌13日から始動した。
朴政権を直撃した疑惑とは、李明博(イ・ミョンバク)前政権が進めた「資源外交」に絡むスキャンダルに、朴政権の高官らも関与していた疑いが浮上したもの。
資源開発に絡み、約250億ウォン(約27億円)を横領した疑いで、検察の事情聴取を受けていた、与党セヌリ党前議員で、建設関連会社「キョンナム企業」の成完鍾(ソン・ワンジョン)会長が9日、京郷新聞の電話インタビューに、朴氏側近2人に裏金(計約8800万円)を渡したと証言した後、自殺した。
成氏のポケットからは、有力政治家ら8人の名前と金額を記したメモが見つかったといい、メモには前出の側近2人のほか、朴政権の現役高官の名前もあったという。
「韓国では『道連れ心中』さながらに、死ぬ間際に恨みを持つ相手を貶める中傷やデマを流すことがある」(ジャーナリストの室谷克実氏)とされ、検察の捜査を見守る必要がありそうだ。
ただ、韓国メディアは、この疑惑を連日報じており、朴氏や政権にもダメージが及んでいる。
韓国の世論調査会社、リアルメーターが13日発表した調査結果では、朴氏の支持率は前週から2・1ポイント下落の39・7%で、5週間ぶりに30%台に落ち込んだ。不支持率は2・9ポイント上昇の54%。聯合ニュースが報じた。
朴政権は、致命的な打撃を受けるのか。