仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
あっさりした料理、厳しいマナー 韓国の飲食習慣―中国メディア
西安日報は7日、韓国の飲食習慣について紹介する記事を掲載した。
韓国料理は中国料理のように大きくて深いバックグラウンドはないが、それでも非常にこだわりがある。簡素な飲食習慣が民族的特色になっていて、日常の食事では揚げる、炒めるなどといった調理方法はほとんど見られず、使う油は少ない。淡く健康的かつ栄養のある良好な食事習慣が、韓国人の平均寿命を日本に次ぐアジアの二番手にしている。
韓国ではほとんど毎回の食事でキムチ、わかめ、テンジャンクッ(韓国味噌汁)が登場する。各種キムチやカクテキは色鮮やかで辛い。韓国には100種類以上のキムチがあり、しかも各家庭で味が微妙に異なるという。まさに「キムチ王国」だ。
あっさりとした韓国人の日常食は米飯が主食で、キムチとスープが欠かせない。配膳は冷水入りポット、キムチやナムルが盛り付けられた小皿、海苔や青菜の入れ物に、味噌やニンニクが盛られた小皿が加わるという流れでほぼ決まっている。海苔や青菜で米飯を包んで食べ、わかめスープをすするのだ。
しっかり食べたいときには、豚の焼肉、刺身、牛骨スープを食べる。石焼ビビンパ、サムゲタン、プデチゲなども非常に有名で、集まっての食事で食べられる。韓国には自前のビールや清酒がある。清酒のアルコール度数は低い。
韓国料理と言えば、食卓文化にも触れておかなければならない。韓国人は非常に礼節を重んじており、一般に靴を脱いで胡坐をかいて座る。食事の礼節は特に厳しく、年長者が箸を動かさないうちに年少者が先に食べることは許されない。また、さじや箸は食器の上に置き、食器を持ち上げて食べたり飲んだりしてはいけない。
お酒を飲むときは、年少者、とくに女性は体を少し横にそむけて飲む。韓国では第2次世界大戦後に西洋の影響を強く受けたが、儒家の文化や思想は今もなお残っているのだ。
また、韓国は多くの面において排他的であり、自前のものに誇りを感じる傾向にある。街でもマクドナルドやケンタッキーといった舶来のファストフードはほとんど見られず、韓国発の「カフェ」がいたるところに存在するのである。
(編集翻訳 城山俊樹)