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エースJTB、「旅の福袋」発売
JTB西日本はこのほど、国内旅行を取り扱うエースJTBより、パックツアー「エースJTB 旅の福袋」を2009年1月5日に発売すると発表した。新春にふさわしい「縁結び」や「縁起」などをテーマに、福袋のようなお得なプランを取り揃えたという。「お得なプランが盛りだくさんの宿泊プラン&若狭オバマ(小浜)日帰りバスの旅」、「JRで行く びっくり博多2日間」、「ANAで行く東京スペシャル2日間・3日間」の3種類のパンフレットで展開する。
「エースJTB旅の福袋」パンフレット。左から、「お得なプランが盛りだくさんの宿泊プラン&若狭オバマ(小浜)日帰りバスの旅」、「JRで行く びっくり博多2日間」、「ANAで行く東京スペシャル2日間・3日間」
「お得なプランが盛りだくさんの宿泊プラン&若狭オバマ(小浜) 日帰りバスの旅」では、オバマ次期大統領と同名ということで話題の福井県小浜市を巡る日帰りバスツアー「新年・若狭”ふぐ”で祝う! オバマ(小浜)日帰りバスの旅」や、お得な宿泊プラン3種類を用意。「縁結び」で有名な神社への参拝に便利なホテルにお得な価格で宿泊できるプランや、館内に福の神などを配した縁起の宿に宿泊するプラン、スペシャル価格でスイートルームに宿泊できるプランなどを取りそろえた。バスツアー料金は4,700円。宿泊プランは6,800円から(2名1室利用時の1名料金)。
「JRで行く びっくり博多2日間」は、博多市内の人気ホテルでの宿泊と、往復のJR乗車券(新幹線普通車指定)がセットになった宿泊プラン。宿泊ホテルは、グランドハイアット福岡など5つのホテルから選ぶことができる。料金は、朝食付きで1泊2万円(新大阪発スタンダードプランの場合)。設定日は2009年2月1日~2月27日(土曜日を除く)。
「ANAで行く東京スペシャル2日間・3日間」は、往復の航空券(ANA限定)と都内の人気ホテルの宿泊がセットで2万円(2名1室利用、ANA基本便利用の場合)からと、リーズナブルな価格で東京旅行を楽しめるというプラン。宿泊ホテルはヒルトン東京を始めとする人気の4ホテルから選べるほか、観光に便利な「エースJTB専用バス」に乗り放題となっている。期間は2009年2月1日~2月28日(一部除外あり)。
あのフォートラベルが雑誌に? 角川と旅行者参加型のマガジンを発売
フォートラベルと角川メディアハウスは16日、Webサイトと雑誌が融合したトラベルコミュニティマガジン「4travel」を1月に発売すると発表した。フォートラベルは、国内で最大級の旅行クチコミサイトを運営しており、同社のコンテンツを角川メディアハウスに提供するとともに連動した特集サイトを立ち上げる予定だ。
新雑誌名は「Travel Community Magazine 4travel vol.1」。A4ワイド、オールカラー144ページで、発売は2009年1月9日、価格は880円、発行は6万部を予定している。現在のところ定期刊行の予定はなく、2号名以降はタイミングを見ながら制作していくという。雑誌販売で6割、広告で4割の収入を想定しており、広告は雑誌とWebサイトをパッケージングして販売する。
「Travel Community Magazine 4travel」のコンセプトは「旅人の目線」
コンセプトは「旅人の目線」で、フォートラベル内で実際に取材してきた情報・裏話といったエリアに関する情報やサイトからピックアップしたユーザーの旅行記などが掲載される。創刊号では第1特集として比較的日本での情報が少ないキューバを取り上げ、第2特集はメジャー性の高いスペインからアフリカへの自転車の旅、第3特集はカンボジアを取り上げている。この他にフォートラベルユーザーのブログが掲載され、トラベラーの声を誌面で伝える新しいスタイルの旅行誌を目指していく。
同社の新オフィスで記者会見を行なったフォートラベル代表取締役社長野田臣吾氏は、「多くの雑誌が厳しい状況にいる中でなぜ出すのかと思われるかもしれません。しかし、角川という大手の出版社の中で揉まれて発刊が決まった企画ですから、大いに期待しています。弊社では雑誌を制作する機能は持っていませんので、出版社にサイトのコンテンツを提供する形で協力し、これまでのフォートラベルのユーザーとは異なった層にアプローチできるのではないかと考えています」と語る。
フォートラベル代表取締役社長野田臣吾氏氏は、移転したばかりの新オフィスで記者会見を行い、トラベルコミュニティマガジン「4travel」の発刊を発表した
新オフィスは、旅行の「よろこび」をイメージできる設計にしたという。空港を模した入り口にはじまり、上海、サントリーニ、ヘルシンキ、バリなどをイメージした会議室が並ぶ
また、今後のフォートラベルのビジネス展開に関して野田社長は次のように述べた。「私はWeb2.0は儲からないと思っています。buzzwordはビジネスモデルにはなりません。あくまでも補助手段です。弊社では、付加価値の高いユーザ体験を提供することで、集客とマネタイズをバランスよく実現してきました。今後は、各政府観光局がそれぞれのエリアで展開できるプラットフォームを用意したり、宿泊施設に対して直接コンタクトしてビジネスを広げていく予定です」