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フォートラベル、「海外ツアー・航空券情報掲載サービス」の自社提供を開始
フォートラベルは、自社が運営するウェブサイト「旅行のクチコミサイト フォートラベル」内の「海外ツアー・航空券比較・検索サービス」にて、旅行会社がツアー情報等を掲載、販売できる「海外ツアー・航空券情報掲載サービス」の提供を開始した。同サイトでは10月2日現在、近畿日本ツーリストやジャルパックなど16社の旅行会社がツアーや航空券情報を掲載、販売しているという。
海外ツアー検索トップ画面
ツアー検索結果画面
「同サービスの開始により、同サイトで蓄積されたクチコミ情報や旅行記などのコンテンツと、旅行会社が提供する旅行商品をマッチングさせた掲載が可能となります。現在は16社の旅行会社によるツアーや航空券情報を掲載していますが、今後掲載社数を増やしていくつもりです。より一層、ユーザーの使いやすいサイト構築を目指します」(同社広報)。
また同サイトの「海外ツアー・航空券比較・検索サービス」では2007年4月より、旅行先が決まっていなくても予算や日程、テーマといったユーザーの希望で検索できるようになっている。
Zポジションで快適さを向上
ブリティッシュ・エアウェイズ(以下BA)は、東京、六本木ヒルズクラブにおいて新「クラブ・ワールド」シート発表会を開催した。新「クラブ・ワールド」シートは、同社のビジネスクラス「クラブ・ワールド」に新たに搭載されたもので、すでに2007年9月より東京 – ロンドン路線に順次導入されている。
東京・六本木「六本木ヒルズクラブ」で開催された発表会において、同社ウィリー・ウォルシュCEOは、「BAは2000年、世界で初めてフルフラットシートをビジネスクラスに導入しましたが、新クラブ・ワールドにはそれ以来最大となる、約1億ポンド(230億円)を投資しています。これによりクラブ・ワールドの総座席数を434席増やしました。これはBAの総座席数の8%に相当し、大きな増加となっています。現在では東京 – ロンドン間の全フライトでこのサービスを提供しています」と紹介し、新「クラブ・ワールド」に対する並々ならぬ意気込みを語った。
ブリティッシュ・エアウェイズ ウィリー・ウォルシュCEO
新「クラブ・ワールド」シートの快適さを説明
新「クラブ・ワールド」シートは、同社とNASA(アメリカ宇宙局)が共同開発したリクライニングポジション「Zポジション」を採用している。Zポジションとは、上体が軽く起き、ひざが軽く曲がるリクライニング姿勢で、無重力状態の際に人間の体が自然にとる体勢だとしている。シート幅は従来のシートより25%広い64cmに拡大し、隣席を仕切るスクリーンが高くすることで、機内でのプライベート空間を確保に努めている。
新「クラブ・ワールド」シート。ゆったりとしたシート幅が確認できる
また、スクリーンには「ルミスティ」という最新技術を使用。これは見る角度によって透明度が変わるガラスで、乗客の目線では曇りガラスだが、立ち上がっているキャビンアテンダントの目線からは透明で、窓側のシートの乗客の手元が見えるという。この導入によりプライバシーに配慮しつつ、アテンダントが乗客の世話をしやすくしている。さらに、足元にはラップトップコンピュータを収納できるサイズのロッカーを装備するなど、さまざまな新機能が搭載されている。
隣席との間を仕切るスクリーンは、日本メーカー開発による最新技術「ルミスティ」を起用。見る角度で透明度が変わる
内側から仕切りのスクリーンを見た場合
実際にシートに座ってみると、見た目もさることながら、それ以上にシートの幅があり、足元のスペースも十分にとられてゆったりとしていた。シートはボタンひとつでポジションが変更できるので、自慢のZポジションは姿勢に無理がなく、頭、肩、背中、腰にカラダの重みが均等にかかって、どこにも負担を感じさせなかった。また、11月28日~30日に丸の内ビルディングにて行われている新「クラブ・ワールド」シートの体験コーナーでも、シートを試した人からは「背中に負担がない」「予想以上に快適」といった声が聞こえ、同シートの評判は高いとしている。
フル・フラット時のシートの長さは180cm(Zポジションの場合は201cmまで伸びる)
機内エンターテインメントはオンデマンド方式で、100タイトルの映画・TV番組が視聴できる
その他、発表会では「クラブ・ワールド体験は機内だけのものではありません。ご搭乗される前にわが社のウェブサイトba.comで多くのサービスが利用できますし、空港内ラウンジでは快適なサービスを楽しんでいただけると思います。またご到着後、われわれのターミナルでスパもご利用になれます。さらに2008年3月27日より、ロンドン・ヒースロー空港にわれわれの専用ターミナルT5がオープンし、さらなるサービスの向上を図る予定です」(ウィリー・ウォルシュ)とし、BAの今後の取り組みをアピールしていた。