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表参道・原宿にパワースポットが出現!? 3月1日に「岩座」明治神宮前店が誕生
表参道・原宿にパワースポットが出現!? 3月1日に「岩座」明治神宮前店が誕生の画像
2015年3月1日(日)、原宿・神宮前交差点近くに、日本の自然崇拝の象徴でもある「岩座(いわくら)」を店名に冠した、天然石や雑貨を扱う「岩座 明治神宮前店」が新装開店する。
2013年にオープンした岩座・本店(横濱中華街)をはじめ、鎌倉店、成田空港第一ターミナル店、川越店【椿の蔵】と続き、5号店目となる「岩座 明治神宮前店」は、「日本の美しい心を伝える」をテーマに、古来の清浄な空間を演出。杉のアロマがほのかに香り、川音流れる神社のような落ち着いた店内は、原宿にいながら日本古来の伝統的な文化や風習を身近に感じ知ることができる新感覚の店舗となっている。
店内には、天然石やアクセサリーをはじめ、人気の御朱印帳、麻雑貨・香物(コスメ)・扇子・風鈴など、心洗われる日本らしい簡素で荘厳なデザインの品々が揃う。なかでも、携帯衣「スマートフォンケース(iPhoneカバー)」は、絵馬のように種類豊富に並び、新しい御守りのあり方として人気だ。
また、自身の個性・能力・適正・相性などを再認識できる「オーラ診断」と、身につけておくと良い石などをアドバイスするサービスも提供。日本でも有数のパワースポットとされる明治神宮に近いとあって、原宿でも人気のパワースポットとなりそうだ。
本記事は「原宿プレスオンライン」から提供を受けております。
著作権は提供各社に帰属します。
エアバス、A320生産レートを増加–月50機体制で1万1,500機以上の受注に対応
エアバス(本社: 仏トゥールーズ)は現地時間の2月27日、単通路型A320ファミリーの月産レートを2017年第1四半期から50機に増加させることを発表した。
また、中型機A330の生産レートを新型エンジンを搭載するA330neoへの移行に伴う調整のため、2016年第1四半期より月産6機に引き下げる。A320ファミリーはこれまでに1万1,500機以上の受注を獲得し、317社を超える顧客に6,400機以上を引き渡しているベストセラー単通路型機となっている。
エアバスはA330からA350XWB、総2階建てA380まで、最新のワイドボディ機を幅広く取りそろえている。エアバスのワイドボディ航空機は250席から500席以上を装備し、全機種とも高い共通性を保持するため、世界中の航空会社が運航する地域路線や中・長距離路線の幅広いニーズに効率的に対応するという。
日本の「端」を巡る旅 (17) 根室・国境のダイナミズムがうごめく街
ロシアへのゲートで花咲ガニを食す
根室という街に、日本人はどういうイメージを持っているだろう。「とにかく寒いんじゃないの」「魚やカニはうまそうだけど、寂れてそうだよね」「釧路の隣?」「最果て?」……まあそんなところだろうか。
根室は、たしかに寒いし、海産物がうまいし、正直、いまは寂れているといえるかもしれない。そしてもちろん、最果てだ(釧路のすぐ隣かというとそれはあくまでイメージの問題で、距離はけっこうあるわけだが)。
日本のいわゆる地方都市が抱える問題……人口流出、産業衰退といった問題を、根室だってやっぱり抱えている。それに加えて昨今のエネルギー高騰は、夏でも暖房が必要になることがある漁業の街を直撃している。漁船の燃料はもちろん、家で燃やす灯油代も高い。まさに踏んだり蹴ったりであると、ごく最近の北海道新聞も報じていた。
しかしかつて……明治が始まった頃だが、根室は北海道の東部を代表する都市であった。「根室県」が置かれたこともある(三県一局時代)。水産基地として発展し、繁栄を見せた。同時に、根室は古くから、日本とロシアを結ぶゲートシティでもあった。帝政ロシアがエカチェリーナ2世の時代(1762年~1796年)、アリューシャン列島に漂着した大黒屋光太夫を日本へ送り届けるとともに、通商路を切り開く目的も兼ねてラクスマンが来航したのも、この根室である。
根室の街で端っこ感を漂わせているものの代表といったら、まずはやはり港。ここから出て行く船たちがすぐに”国境”を越えると考えると、やはり日本の端である。海上保安庁の船も停泊する
前回書いたように、別海町を南下して納沙布岬に到達したのはもう夕方近い時間帯の話。岬近辺でしばしたむろしたあと、その晩は根室の街で「お宿エクハシ」に泊まった。料理自慢といううわさを聞きつけて選んだ宿で、まだ納沙布に滞在しているうちから、晩飯が待ち遠しくて仕方なかった。
夕刻、宿に到着するなり「今日はいいカニが入ってますよ~」と宿の人。根室でカニといえば、タラバもあるけどやはりハナサキである。花咲ガニを食べられるというだけでも感動すべきことなのに、料理自慢の宿の人が「いいカニ」というほどのモノ、はたしていったいどんなヤツだろうと期待はさらに高まる。
今回、根室で宿泊した「お宿エクハシ」。この宿には本館と別館があり、本館を「ねむろエクハシの宿」、別館が「お宿エクハシ」という。別館は旬の料理と昆布風呂が自慢
部屋に入り、酒屋で買った北海道限定のサッポロクラシックでひと休息とったあと、食堂で夕飯。テーブルの上には、いたいた巨大な花咲ガニが。グラム数は聞かなかったので重さはわからないけれど、足を開いたサイズは野球のグラブよりもさらに一回り大きい感じ(ちなみに、2人分)。けっこう圧倒された。
つい最近、7月の半ばに「根室で花咲ガニ漁解禁」のニュースを見た記憶がある方もいることだろう。花咲ガニは個体数が減少しており、地元漁協では自主的に7~9月頃のみを漁期と定め、漁獲制限を実施している(このため花咲ガニの旬は通常、夏から秋といわれる)。しかしながら、この漁獲制限はあくまで「根室(半島沿岸海域)で」という話。他海域およびロシアの船は、それ以外の時期も花咲ガニを獲っている。実際、水産関係者の話では、根室半島漁期以外の時期の花咲ガニは「浜中・釧路・白糠・襟裳など他海域のものがいちばん多く、次いでロシア物」ということらしい。
宿の主人でありシェフでもある板屋大介さんに、その辺りも含め花咲ガニの旬を尋ねてみた。板屋さん曰く、「よく8月から10月ぐらいまでが旬といわれますけどね、個人的には1月から2月辺りがいちばんうまいと思いますよ」とのこと。「夏から秋ももちろんいいですけど、高いですしね」。1月から2月といえばいうまでもなく北海道は厳寒期真っ只中だけれど、板屋さんの言う「いちばんうまい」花咲ガニを食してみたいならば、その時期に一度訪れてみてはいかがだろう。そういう僕も、来年の初め辺りにぜひ再訪をともくろんでいる。
花咲ガニである。その味を評してよく「濃厚」といわれるが、まさにそのとおり。写真のこれは2人分だが、圧倒される大きさだった
根室といえば、やはり海産物。「お宿エクハシ」でもカニだけでなくさまざまな旬の海産物を楽しめる。カキというと厚岸がよく知られるが、もちろん根室産もうまい
ところで、宿の名に付いている”エクハシ”とは? 「四島の頭文字ですよ。エトロフ、クナシリ、ハボマイ、シコタンです」。板屋さんのお父上は国後島出身で、かつて根室市役所の北方領土対策室でお仕事をされていた。そういった経緯もあって”エクハシ”という言葉を宿の名に用いたとのことだ。
「オランダ煎餅」は根室名物のお菓子で、しなっとやわらかく、通常版はワッフルとよく似たベージュ色をしている。写真はオリジナルの数量限定「生チョコ」版
旧島民の親族ということで、板屋さん自身もいわゆる「ビザなし交流*」に参加する資格がある。実際、チャンスはあったそうだが、これまでのところタイミングが合わず、なかなか参加できないとのこと。「もちろん行きたいですよ。もう少し(宿が)ヒマな時期に(ビザなし交流を)やってくれるといいんですけどねぇ」と板屋さん。国後については、その手つかずの自然に対しても深い興味を抱いているそうだ。
*ビザなし交流……北方四島に居住するロシア人と日本人が相互理解を深めるため、パスポートやビザ(査証)なしで行っている交流のこと。日本から四島へは、元島民や北方領土返還運動関係者、報道関係者、学術・文化など該当分野の専門家らのみに参加資格がある
日本で唯一(?)の”国境都市”
根室で出会ったある地元の方は「根室は、日本で唯一”国境”を実感できる街なんですよ」と話していた。たしかに根室は”国境都市”である。現状として私たち日本国民は北方四島へ気軽に渡ることはできない。いかんともしがたい”国境”は現実に存在している。日本漁船はそのラインを越えたとして拿捕され、銃撃を受けることがある。反対にロシア人が夜ひそかに根室半島へ上陸し、買い物をして帰るなんて事件も起きている。海産物に関しても、ロシアとの間で、なかなか公にはできないような取引が実際にあるそうだ。
それはそれでいろいろ問題はあるのだろうが、根室の経済はロシア抜きには語れないし、その反対もおそらくそうである。カニだってサカナだって、岬の先のちょっと向こうの線を越えればロシアの船が獲るわけだ。それらの漁獲は(花咲港など周辺漁港も含めた広い意味での)根室に流れ込んでくる。当然、魚だけでなくロシアの人間もやってくるわけで、ロシア語の看板も目立つ。交差点の標識にもロシア語が付されている。良くも悪くも、明治以来の”国境”のダイナミズムを実感できる街、それが根室である。
根室の街にはロシア語の表記が目立ち、ロシアとの”距離”と経済関係を実感させる。交差点の地名表示にもこのようにキリル文字が
前出の地元の方はこうも言う。「根室の人間、とくに漁業者にとっては、(政府方針のように)四島一括返還されればそれはもちろん言うことないですが、現実的には(歯舞、色丹の)二島だけでも先に返還してほしいというのが素直な気持ちですね。それだけでも、漁業のエリアは現在よりグンと広がるんです」。それはおそらく”素直な気持ち”などというおとなしいものではなくて、きっと叫びにも近い切実な思いなのだろう。
「北海道立北方四島交流センター」。愛称は「ニ・ホ・ロ」で、”日本(ニ)とロシア(ロ)をつなぐ北海道(ホ)”を意味している。北方四島に関する資料展示のほか、四島の映像を見られるシアターも用意されている
左はニ・ホ・ロ内に掲示された北方四島の地図。根室の位置関係がよくわかる。ロシアの調度品などを展示するロシア文化ルームもあり、チェアーに座っての記念撮影も可能(右)
日本最東端&有人最東端の駅を訪れる
端っこといえば、日本の鉄道で最東端の駅もここ根室にある。JR根室本線終点の根室駅……かと思いきや、実は違って、ひとつ手前の東根室駅が最東端の駅となっている。住宅地のすぐ裏手にあるため最果ての駅というイメージは正直あまりないけれど、無人駅の駅前にも、ホームにも「日本最東端の駅」の碑が立っている。
日本最東端の駅、東根室。JR根室本線終点・根室駅のひとつ手前にある無人駅で、ダイレクトにホームへ上がれる。位置は東経145度36分05秒
こちらは東根室駅のホーム写真。ご覧のように板張りのホームが一面あるだけである。写真の方向は終点の根室駅。周囲はやや寂しげな住宅地が広がる
ちなみに根室駅のほうは、根室市の中心駅でもあるし、当然ながら立派な駅舎があってちゃんと駅員さんもいる。日本最東端駅の栄誉は東根室に譲るが、こちらは「日本最東端の有人駅」。やはりいろんなアスタリスクを見つけては端っこをしっかり主張するのが人間の(あるいは日本人の)サガというわけで。でもそれが楽しいし、ワクワクする。
根室本線終点の根室駅。終点ではあるが、東根室駅から線路がクイッと西に曲がるため最東端駅ではない。ただし「有人駅として最東端」であることはしっかり主張している
根室駅近くの売店で山積みになっていた「花咲がにラーメン」。パッケージには”北海道根室産 根室商工会議所青年部推奨”の文字が。味は……まあ、海の香りはする
北海道のコンビニというとセイコーマートが有名だが、根室には根室ローカルのコンビニ「タイエー」もある。弁当、お菓子など根室の味が売られているので要注目
根室半島には根室港以外にも花咲、歯舞、珸瑶瑁、温根元など数多くの漁港があり、漁港巡りもおもしろい。写真は野鳥の楽園として知られる春国岱近くの漁港にて
根室郊外にある風連湖と、そこに面した道の駅「スワン44ねむろ」。白鳥も根室の名物だ。ほかに根室といえば酪農王国という側面もあり、郊外へ少し走ればサイロが建つのどかな光景に出会える
次回は、出島と龍馬で近代を開いた長崎、をお送りします。
働く女性に向けたぜいたくゆったりが特徴のツアーが発売–JALツアーズ
JALツアーズは、女性に向けた国内旅行企画「私なら…働く私のひと休み」を発売した。提供期間は8月1日から11月29日(一部プランは異なる)までとなっている。
国内旅行企画「私なら…働く私のひと休み」トップ画面
同企画は、働く女性向けに東京出発の航空便を利用した手軽な旅行パッケージで、快適な旅をサポートするとして、ワンランク上の座席シート「クラスJ」を指定している。コースは、北海道コース「札幌で極上スパ」「函館でのびのびゴルフ」関西コース「京都で古都の雅を満喫」九州コース「湯布院でゆったり露天風呂」の1泊2日の4種類と、2泊3日の沖縄行き「沖縄で楽園ビーチ」「沖縄で体験ダイビング」「沖縄でDFSショッピング」の3種類の計7コースをラインナップとしている。
ホテルはアーリーチェックイン&レイトチェックアウトで、長めの滞在を楽しめるのが特長だ。また特典として、コースごとに地元の名店やホテルのオリジナルのスイーツなどのプレゼントが用意されている。さらに団体での旅行の場合には、フルーツ盛り合わせなどを提供する特典もある。
例えば、”湯布院でゆったり露天風呂”コースでは、客室露天風呂付きの温泉宿に宿泊。チェックイン時には、こだわり玉子のプリンとコーヒーまたは紅茶をルームサービスとして用意。また、お楽しみサービスとして、1部屋5名で参加の場合、夕食時にワインフルボトルを1本プレゼントする。旅行代金は、3万2,300円~7万800円(大人1名、京都発・ホテル日航プリンセス京都宿泊で1泊2日の場合)。
ニュージーランドの屋久島–マオリの神木に出会う旅 (1) 屋久島・縄文杉と提携を進めるマオリの神木
日本初の世界遺産というだけでなく、エコツーリズムのブームに乗ってか、昨今、さらに人気が高まりつつある屋久島。屋久島に自生する樹齢7200年、太古の時代から神木として崇められてきた縄文杉は、神々しく圧倒的で、見る者を虜にせずにいられない。この屋久島の縄文杉との様々な類似点から、現在、環境保護活動などで情報交換を進める計画がある神木がある。ニュージーランドのワイポウア森林保護区にあるカウリの巨木「タネ・マフタ」だ。
ワイポウア森林保護区にあるカウリの巨木、タネ・マフタ。マオリ語で「森の神」の意味を持つ
ワイポウア森林保護区とカウリの木々
ワイポウア森林保護区はニュージーランドの北部、ノースランド地方にあり、オークランドから車で約4時間40分を要する。アクセスは決していいとはいえないが、近年、日本人観光客も数多く訪れるようになったニュージーランドの名所のひとつだ。カウリはその起源を1億9000万年前のジュラ紀に持つ、世界で最も古い広葉樹であり、かつて北島北部の広範囲にわたって生息していたニュージーランド原生の木である。成長すると巨木になり、かつては記録にあるものだけでも直径8.5mや7m以上のものが何本も存在していたという。
硬く丈夫で、年月を経てもゆがみや収縮のないカウリの材質は、造船や家具、金属の鋳型など幅広い用途に適している。また、古くからマオリの人々が料理の点火や魚を招き寄せるための松明、族長など身分の高い者が顔に施す入れ墨用の顔料といった用いた貴重な資源であり、ヨーロッパからの移住者たちにもニスや絵の具、アクセサリーとして重宝された。
だが、そんな好材質のカウリは1769年のイギリス人のジェームス・クックの上陸を機に、ヨーロッパから次々と訪れた入植者たちによってその多くが伐採された。このとき、国土全体の約70%を覆っていた原生林は23%まで激減し、ノースランドのカウリの森もかつての4%を留めるのみとなってしまった。だが1980年代からは環境保護活動が盛んになり、カウリの木も保護されるようになった。現存するカウリの木で最も巨大なのが、ニュージーランドの先住民族・マオリの人々が「森の神」と崇める神木、タネ・マフタだ。
ワイポウア森林保護区にある、ホキアンガ地方の海岸。マオリが最初にニュージーランドに辿り着いた地といわれている