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新型バスを撮影してお宝もゲット!

新型バスを撮影してお宝もゲット!  

 小田急グループの箱根登山バスは31日、夏休み特別企画として「箱根登山バス撮影会・部品即売会」を開催する。

 当日は箱根・小田原を中心に活躍する箱根登山バスのラインナップが一堂に会した模様を撮影できるほか、9月から運行を開始する観光施設めぐりバス「Skylight(スカイライト)」もひと足早くお披露目される。

新型バス「Skylight」イメージ

 会場ではオープンと同時にバス停看板などのグッズの即売会が行われるほか、14時からはバス方向幕がオークション形式で放出される。このほかにも箱根登山鉄道グッズの販売や制服姿での記念写真など盛りだくさんの内容になっているとのこと。

 「箱根登山バス撮影会・部品即売会」は、箱根登山バス宮城野営業所において10時から15時まで開催される。なお、駐車場がないため、同社では電車かバスでの来場を呼びかけている。

バス撮影会ラインナップ(イメージ)販売される予定のバス停留所名称板

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JR西日本、新型気動車「キハ122」「キハ127」導入

JR西日本、新型気動車「キハ122」「キハ127」導入 

 西日本旅客鉄道(以下、JR西日本)は26日、新型気動車「キハ122」「キハ127」の導入を発表した。両気動車は姫新線の姫路駅~上月駅間における輸送改善事業の一環として導入される。9月下旬頃から試験運転を開始し、平成21年春から営業運転を行う予定とのことだ。

 アーバンネットワークの快速電車を意識したというデザインで姫新線をリニューアルする

 「キハ122」は車体の両側に運転台を備えるタイプで、1両編成の運行が可能。「キハ127」は片側に運転台を装備し、トイレ付き車両とトイレなし車両を組み合わせて2両編成で運行する。ボディカラーはステンレス製の銀色を基調とし、イエロー、ホワイト、オレンジの細いストライプをあしらった。イエローは稲穂、オレンジは赤とんぼ、ホワイトは透明感をイメージしたという。

 大阪近郊の快速電車のイメージを取り入れた

 座席は1+2列の転換クロスシート

 室内は「誰もが使いやすい車両」「移動制約者に配慮した車両」を配慮したとのことで、車体側面に2カ所の乗降口を設置。ステップを廃止して床との段差を解消したほか、車椅子スペースも配置、トイレも車椅子で利用しやすいタイプとしたという。座席は1列+2列の転換式クロスシートを採用した。また「わかりやすい車両」とするため、車外に大型のLED行き先表示器を装備。車内にもLED車内案内表示器とワンマン運転用の運賃表示器を設置した。乗客には見えない部分でも、車体強度の向上や環境対応エンジンの採用など最新技術を投入している。

 ステップは廃止し、車椅子用のトイレを装備

 JR西日本はキハ122を7両、キハ127を2両編成で6本投入するとのこと。輸送改善事業では沿線自治体も費用を補助しており、軌道改良工事、交換駅の安全測線設置、列車集中制御装置の整備も行われる予定だという。キハ122、127系の最高運転速度は100km/hとなっており、平成22年春の事業完成時に姫新線の高速化を実施する予定とのことだ。

知らないと損する本格的アメリカ旅行術 (42) 緑豊かなロングアイランドとNY郊外のアウトレット

知らないと損する本格的アメリカ旅行術 (42) 緑豊かなロングアイランドとNY郊外のアウトレット 

 前回のニューヨーク交通事情、いかがでしたか? 海外へ行くと、電車に乗ったり街を歩くだけで、文化の違いを体験できますよね。だから、私たちはアメリカ以外の国でもツアーに参加するのではなく、できるだけ自分たちで回るようにしています。さて、今回はニューヨーク郊外とドライブで行けるアウトレットをご紹介します。

マンハッタンからわずか15分、緑いっぱいのロングアイランド

 ロングアイランドは、マンハッタンの東に位置するエリアで、近くには国内線が離発着するラガーディア国際空港や、日本からの直行便が到着するジョン・F・ケネディ国際空港などがある。車で行く際は、マンハッタンからブルックリン・ブリッジ、マンハッタン・ブリッジ、ウィリアムバーグ・ブリッジなどを使う。

 マンハッタンを抜け、ほんの15分ほどで、高層ビルは一切なくなり、緑が多くなってくる。世界の大都会ニューヨークもアメリカの他の街と同じで、都会なのは一部。少し離れれば田舎なのである。中心地から車で20分、1時間と走っても、ビル郡がなくならない東京と違い、アメリカはロサンゼルスでも中心地から15分も走れば、高層ビルはなく1、2階建ての住宅地となるのだ。

 マンハッタンとロングアイランドを結ぶウィリアムバーグ・ブリッジ

 マンハッタンからちょうど30分ぐらいのところです。緑に囲まれた住宅地でした

 マンハッタンとロングアイランドの差はとても印象的だ。マンハッタンから40分も走ると、フリーウェイから見える風景は、緑ばかりになってきた。フリーウェイを降りて走ってみると、緑の中に小さな街がいくつかあった。ヨーロッパの街並みを思わせるようなかわいい街に、昔の映画に出てきそうな古い家と古い看板ばかりのアンニュイな街など。私たちはその1つの街で、ランチをすることにした。入ったお店は、地元のファーストフード店。ピザやベーグルに混じって、”ライスボール”なるものが売っていた。一般的にライスボールとは、牛丼や天丼といった丼ものを指すが、ここのは、ご飯の中にピザの中身みたいな具を入れ、それを揚げた”洋風おにぎり”のようだった。面白そうだったので、1つ頼んでみると、中にはとろっとろのチーズが入っていた。味はまあまあという程度だったが、ユニークな食べ物に出会えてよかった。

 ロングアイランド地区には、新築で大きな家が目立った。家は緑の豊かな郊外で、仕事はマンハッタンというのがここ辺のスタイルなんだろうな~と、家を見ながら考えた。

ニューヨークから1時間! ウッドベリー・コモンズ・プレミアム・アウトレット

 ニューヨーク滞在最終日。私たちは車を借りて仕事のため朝からブルックリン、ロングアイランドを回った。午後から今度は、マンハッタンをはさんでロングアイランドと反対側にある、ニュージャージー州へ。ニュージャージーへ行くためにジョージ・ワシントン・ブリッジに向かっていたら、右手にヤンキース・スタジアムを発見。松井選手がいるかも!? と少し興奮し、外から写真を撮る。

 フリーウェイから撮ったヤンキース・スタジアム

 こっちのエリアもロングアイランドと同じで、マンハッタンから約15分で緑いっぱいになってきた。車のCMに出てくるような森の中の1本道を走る。トレーニングをしているのか、競技用の自転車に乗った人がアップダウンを繰り返す森の中の道を颯爽と駆け抜けていった。

 マンハッタンから約1時間で、「ウッドベリー・コモン・プレミアム・アウトレット」に到着。ニュージャージーに入ってから、高速道路I-87をひたすら北(ハリマン方面)へ進み、Exit16で降りればいいだけなので、迷う乗り換えもなく簡単に行ける。グレイラインのバスでも行くことができるし、週末ならマンハッタンから電車でもアクセス可能だ。

 ニュージャージー州。こちらもマンハッタンから約30分の場所。緑ばかりです

 日本人に大人気のCOACH、Gucci、DKNY、BARNEYS NEWYORK、GUESS、GAPなど220以上の店舗を有するこのアウトレットは、オフィシャルサイトに”世界最大級のアウトレット”と書かれているだけあって迷うほど大きい。私たちは地図をもらい、フードコートで食事をしながら、220以上もあるショップリストを見ながら、どこに行きたいかを吟味した。時間があれば1つ1つゆっくりと見たかったが、来た時間が遅かったので、MISS SIXTYやA/X Armani Exchange、American Eagle Outfitters、FRENCH CONNECTION、Kenneth Coleなどをメインに回ることにした。地図を見ながら目的のショップを目指したが、他のショップにも目が行くので必然的にスローペースに。目的のショップを全部見終わった時はすでに真っ暗だった。やはり、ここのアウトレットに行く際は、朝から1日かけて行くべきだと思った。

 (上)「ウッドベリー・コモン・プレミアム・アウトレット」。ここからいよいよショップエリア(右)高い塔はこれだけ。友達とはぐれたらここで待ち合わせをするといいかも

 帰りはマンハッタンまで約45分で到着。メモリアルデーウィークエンド最終日にもかかわらず、特に渋滞はなくスムーズに帰ることができた。しかし、泊まっていたホステル付近(ハーレムの辺り)で警察に回り道を促された。すると、どこへ回っても、ホステルに近づけない。上空ではヘリが何台も旋回していて、ライトで地上を照らしている。何かあったらしい。警察官に、そこのホステルに泊まっている旨を説明し、通行止めエリアに入れてもらい、ようやくホステルへ。近くにいる人に何があったのか聞いてみると、「銃撃があった」と教えてくれた。やはりここはアメリカだ……。ぎりぎりに唯一予約できたホステルだったので、仕方なくこのエリアに泊まったのだが、これからはやめておこうと心に誓った。

 さて、3回に渡ってお送りしたニューヨーク編、いかがでしたか? 私たちは9月よりロサンゼルスに移住することになりました。今後は現地より生の情報をお届けできればと思っています。では、その日までさようなら!

 (フォトアーティスト飯富崇生)

芦刈いづみと飯富崇生のミニコラム:ホステルに泊まってみよう!ニューヨークのホテルは高い。マンハッタンの中だと1泊100ドルするのは当たり前。ということで、今回ユースホステルに泊まってみた。1泊1人20ドル程度から(2人で40ドル程度)とかなりリーズナブルだからだ。ホステルというと、安いが汚い……そんな印象をお持ちかもしれないが、部屋はそういった12人部屋、男女混合、バストイレ共同などから男女別や4人部屋などがあり、それぞれ値段が設定されている。値段は1人10ドル後半から20ドル前半。一番高いのは、バストイレ付で、1人100ドル以上の個室。アメリカのホテルは基本的に1部屋の値段で示されているが、ユースホステルは、1人1泊の料金で示されているので、ユースホステルの1人100ドル以上は、ホテルより高くなってしまう。ユースホステルでも個室を希望する場合は、よく調べた方がいいだろう。私が調べた範囲では、ほとんどのところで無線LANが入っていて、パソコンを持ち込めばネットは無料だ。私たちが泊まったホステルはヨーロッパ人が多かったが、ニューヨークには日本人が経営しているホステルもあるので、英語が不安な人はそんなところに泊まるのもよいだろう。宿泊者同士のコミュニケーションもできで、お勧めだ。

アクセス情報最寄の空港:JFK国際空港、ラガーディア国際空港、ニューアーク&リバティー国際空港。後者2つの空港は主にアメリカ国内線が発着する。JFK国際空港から、ニューヨーク市内までの所要時間は40~60分。タクシーを利用する場合は、一律45ドル(高速道路料金3.50ドル、チップは別)。*マンハッタンからJFK国際空港のタクシー利用の場合はメーター制。

ちょっとシュールに「猫街鉄道放浪記」 (17) 駅が戦争の悲惨さを語る

ちょっとシュールに「猫街鉄道放浪記」 (17) 駅が戦争の悲惨さを語る 

 池袋にいた黒猫

 今回は近場のお話。横浜生まれの私にとって、新宿や池袋は遠かった。というのは、昔は横須賀線も川崎を経由していたし、新宿に行くには東急東横線で渋谷に出て、山手線で行かなければならなかったからだ。現在では、貨物線を利用した湘南新宿ラインができたおかげで、横浜から新宿、池袋も近くなった。新宿、池袋に触れつつ、横浜にある廃駅のお話もしていこう。

 それにしても池袋駅は鉄ちゃんにとって興味深い。池袋北口を出て線路沿いを歩いて、跨線橋を登る。そこから、山手線がいったん他の線路をくぐり大塚方面に右折していく様、逆に上っていく埼京線や、池袋に到着する東武線の模様など、ずっと見ていても飽きない。そして、池袋北口はビルが歯抜け状態で建っている街なかを、気難しそうな黒猫が歩いていたりもする。

 池袋の込み入った線路群。山手線の電車が線路の下をくぐっていく

 池袋と新宿は、湘南新宿ラインでひと駅。新宿は西へ広がる駅である。夜11時すぎ、5番線から出る「ムーンライトえちご」を見るといい。廃止前の急行「アルプス」を思い起こさせるほど、週末や夏休みは賑わう。485系の車両も、昔の信越線の「あさま」のようで懐かしい。出発前には人が集まって記念撮影しているのもなんだか嬉しくなる。

 新宿駅発車間近の快速「ムーンライトえちご」

 湘南新宿ラインに乗っていくと、大崎駅と西大井駅との間は大きく蛇行している。そのため、東京総合車両センターの脇を通る形になり、昔の車両を見ることができる。チョコレート色の電車などが、ちょこっといたりする。

 湘南新宿ラインで、新宿・池袋と横浜が近くなった

横浜駅近くのあかずの踏切はなくなったが、猫がいた

 今度は横浜駅の話。西口を出て左折してどんどん歩く。5番街を通り、東急ハンズの横を通っていくと、岡野町の交差点に行き着く。そして再度左折し、陸橋の平沼橋を上らずに右脇の路地を歩いていくと、相模鉄道(以下、相鉄線)、東海道線の線路にたどり着く。

 ここには2004年10月まで、「横浜1号踏切」と呼ばれるあかずの踏切があった。何しろ相鉄線、東海道線、横須賀線をまたぐのだから、ひどい時には1時間のうち59分ぐらい遮断機が降りているほどだった。踏切フェチの私は、ここで電車を見ながらボーッと時間をつぶすこともよくあった。

 在りし日の横浜1号踏切。開いている時間が短いので、渡る人の顔つきも忙しい(撮影: 2002年頃)

 奥にうつっているのが相鉄線平沼橋駅(撮影: 2002年頃)

動画

遮断機が上がった途端に警報がなって、遮断機が下がる。これが本当のあかずの踏切(撮影: 2002年頃)

 今度はエレベーターで平沼橋の上にあがり、線路を渡ってから再び下りると、平沼商店街が広がる。踏切はなくなったが、踏切注意の交通標識がまだ残る。踏切近くでは猫がのんびりと歩いていたりと、横浜駅の喧噪が嘘のようなのんびりとした光景である。

 踏切はなくなったけど、踏切注意の標識は残る。平沼の猫は何も気にせずに、のんびりと歩く

京浜急行電鉄旧平沼駅の廃墟を見て終戦をおもう

 平沼商店街を線路を反対方向に歩いていくと、京浜急行電鉄(以下、京急)の高架と交わる。そこで右手のほうを見ると、コンクリートの建物が。これが旧京急平沼駅の残骸である。太平洋戦争真っ只中の1943年、駅の統廃合がなされ、この駅も開業からわずか12年で休業(翌1944年には廃止)に追い込まれている。

 実はこの駅、1945年5月29日の横浜大空襲で焼け落ちて駅のドームも鉄骨だけになってしまった。戦後、横浜市長が京浜急行に働きかけ、戦争の悲惨さを語る建物として保存されたといわれている。子どものころ読んだ『暮らしの手帖』も紹介されていた。この鉄骨は50年以上にもわたって保存されており、平沼商店街を通るたびに私はじーっとこの駅を見ていた記憶がある。

 京浜急行電鉄旧平沼駅

  旧平沼駅の崩れ落ちそうな階段と、鉄骨の切った跡がわかる

 焼け落ちた鉄骨が取り除かれたのは1999年のこと。老朽化が激しかったためだろう。しかし、大きく報道されたこともなく、話題にもならなかったようだ。このころから時代の潮目が変わりはじめたのかもしれない。『鉄道廃線跡を歩く 2』(宮脇俊三著・日本交通公社)の56ページには鉄骨があった時代の京急平沼駅の様子がカラー写真で紹介されている。現在、鉄骨はなくなったものの、廃駅はまだある。横浜に行ったらぜひ京急に乗って、見てほしい。

動画

かぶりついて見ると、廃駅の模様がわかる(撮影: 2007年)

知らないと損する本格的アメリカ旅行術 (41) ニューヨークの交通事情珍体験

知らないと損する本格的アメリカ旅行術 (41) ニューヨークの交通事情珍体験 

 前回のニューヨークアート巡り、いかがだったでしょうか? 今回は、マンハッタンの交通事情についてお届けします。アメリカは、なんといっても車社会。私たちが住んでいたロサンゼルスでは、車がないとどこにも行けませんでした。しかし、ニューヨークは、地下鉄網が発達しており、マンハッタンの中はどこでも地下鉄(メトロ)で行くことができます。東京と同じですね。実際にレンタカーを借りてマンハッタンを運転してみましたが、これはこれは結構大変でした。理由は後でご説明します。また、自由の女神の正面から見ることのできる”タダ”のスタテン島フェリーにも乗船してきました。それでは、実体験に基づくマンハッタンの交通事情についてお話します。

国が違えば地下鉄も違う?

 私たちは8日間の滞在だったので、初日に1週間地下鉄とメトロバスに乗り放題のメトロカードを購入。メトロカードは、1日($7.50)、7日($25.00)、14日($47.00)、30日($81.00)。1回$2.00なので、1週間で13回以上乗るのならこれの方がお得というわけだ。

 NY滞在中のある夜、私たちは滞在先のホテルに帰ろうと、年越しカウントダウン映像の中継で有名なタイムズスクエアから、駅に入った。タイムズスクエアの駅は広く、色々な路線が交差している。広い駅の中を目的の路線まで歩いていると、マイク片手に歌っている大柄な女性を発見。日本でも駅前でライブをしている人をよく見かけるが、ここは駅の構内。さらに50人以上もの人が、その歌手を取り囲み、一緒に歌っている。それに気分を良くしたのか、最初は座って歌っていた歌手が立ち上がり、ノリノリで歌い始めた。家路に着くニューヨーカーたちや、観光客がどんどん集まり、彼女の声も、観客の声もどんどん大きくなる。こんなんでいいの! と驚きながら、すごいパワーに圧倒された。

 またある朝、朝8時台に電車に乗った私たち。日本だとラッシュの時間だ。日本の場合、比較的先頭や最後尾の車両が空いているので、その感覚で、ホームの一番端で電車を待った。しかし、ホームに入って来た電車は、私たちのはるか手前(30mぐらい)で停車した。えっ? どういうこと? と驚く私たち。東京の場合、ホームに乗車場所が示されている。でも、ニューヨークのホームにはそれがなかった。そしてホームは電車の長さよりはるかに長かった。きっと、「電車はホームに止まるのだから、正確な位置が決まっていなくてもいいじゃん」ということではないかと思う。とにかく電車は30m先に停車していて、これにはもう乗れないとあきらめた私たち。すると、運転手さんが、早く来いと手招きをしている。あっ、待っててくれるのね。私たちが何とか追いついて乗り込むと、運転手さんは出発した。

 別の朝、また電車の中で面白いことに遭遇した。車両の中に、ギター片手にミュージシャンが2人やってきて、生ライブを始めたのだ。これもまた乗客もノリノリで一緒に歌いだした。1曲目が終わると、「リクエストは?」と乗客に質問。1人が、何かのタイトルを答え、またまた乗客で大合唱。私たちは面白くて写真をパチパチ。最後に1人が、帽子を持ってチップを集めに回る。私たちも写真を撮ったので1ドルを入れた。朝からエキサイティングな体験だった。

 電車の中のライブ

 駅構内でも、歌ってます

 また地下鉄の安全性について実体験を踏まえて述べると、私たちが前回ニューヨークを訪れたのはテロの前の2000年。その当時の地下鉄移動は、やはり「汚い」「危ない」といった感じがあった。しかし今回の利用では、そんな印象は受けなかった。その話をニューヨークに住んでいる友人に語ったところ、テロ以降、たくさんの人に来てもらおうと、ニューヨーク市全体で安全な街づくりに取り組んでいるという事情を教えてくれた。夜遅くならないように心がければ、地下鉄の移動もそんなに問題はないようだ。

マンハッタンをドライブしてみる?

 今回は仕事で郊外に行ったため、マンハッタンでドライブする機会を得た。マンハッタン内は、地下鉄と同じぐらい、タクシーが便利。すぐに捕まるし、基本料金$2.50程度と、値段も安い。しかし、このタクシー、かなり運転が荒いのだ。ということは、マンハッタンでの初心者が運転する場合、彼らタクシー運転手と”戦う”のはとても大変だ。急ブレーキ、急発進に、割り込みは当たり前。車線もあってないようなもの。道が分からなくて、ゆっくり走っていると、後ろからクラクションを鳴らされる。2日間、レンタカーを借りて運転したが、その中で2回ほど、ぶつかるところを目撃した。

 ニューヨークのタクシー

 おまけに、マンハッタンの道路は、基本的に一方通行のところが多く、1本曲がるところを間違ってしまったら、最低でも2ブロックは進まなくてはいけない。次に曲がるところを見落としてしまえば、行きたかった道に戻るのにすぐ迷ってしまう。ちなみに、日本のレンタカーのように、カーナビ(アメリカではGPSと言う)は、標準装備ではない(ただ都心部以外では、基本的にシンプルな道の多いでカーナビはそれほど必要ない)。

 夜のマンハッタンドライブ。綺麗だけど、危険も伴う!?

 とにかく、マンハッタンでの運転はかなりチャレンジだ。なので、「絶対にマンハッタンで運転したい!」というような目的がない限り、自分では運転せず、公共交通機関を利用した方がトラブルも少ないだろう。

 ブルックリンブリッジ。有料の橋が多いのですが、ここは無料

無料のスタテン島フェリー、利用しない手はない

 マンハッタンの最南端バッテリーパークと、海を挟んだ先にあるスタテン島を往復しているだけの無料フェリーがある。それは、その間にある自由の女神の正面を通るので観光に最適。このフェリーは元々、スタテン島に住んでいる人の通勤、通学のためのもの。だったら、朝と夕方だけでもいいのではと日本人は考えがちだが、日中も1時間に2本無料で運航している。自由の女神のあるリバティ島には立ち寄らないので、自由の女神に行きたいという人には物足りないかもしれないが、無料で正面から見ることができるので、「見ればいいや」という人や、1度リバティ島に行ったことがある人などにお勧めだ。

 私たちが乗ったスタテン島フェリー

 自由の女神正面。望遠で撮るとこんなに大きく写ります

 私たちも、前回のニューヨーク訪問でリバティ島に訪れていたので、今回は無料のフェリーを選択した。自由の女神目的で乗っている人が多いため、フェリーの到着ゲートから外に出ないで、出発ゲートに直行する人がほとんどだった。私たちは、街を散策しようと港から出て歩いてみた。しかし港周辺は、おみやげ物屋さんもなければ、レストランもほとんどなく、20分ほど歩いて、やっと見つけたサブウェイでランチをして、港に戻っただけだった。それでも、マンハッタンとはまったく違う田舎の港町を堪能できたので、今度時間がある時にでも、ゆっくり行ってみようと思う。

 いかがでしたか? 街を歩いているだけで、楽しいことに遭遇するニューヨーク。皆さんも、ニューヨークで文化の違いを味わってみてください。次回は、ニューヨーク郊外のドライブとアウトレットのお話をします。お楽しみに~。

 (写真:フォトアーティスト飯富崇生)

芦刈いづみ&フォトアーティスト飯富崇生のミニコラム:”I Love NY”のお土産日本でも良く見かける”I Love NY”グッズ。Tシャツやマグカップ、バッグなど様々なものがあるが、あれは空港や道端の露店で売っている。どれが本物というわけではないが、空港で売っているものの方が値段も高いので品物もいい。さて、露店の方だが、ニューヨークと言わずアメリカの観光地を歩いていると、どこでもここでも露店がある。Tシャツ2枚で10ドル。サングラス2個で5ドルなどなど、とにかく安い。だからついつい買ってみたくなる。”I Love NY”のTシャツも露店で買えば、2枚で10ドル程度だ。しかし、値段が値段だけあって2回ぐらい洗濯するとヨレヨレになってしまうので、買う時はそのつもりで。安いもので良いのなら露店で、しっかりしたものが欲しければショップでと、目的に応じて買うところを選んでみてもいいかも?

アクセス情報最寄の空港:JFK国際空港、ラガーディア国際空港、ニューアーク&リバティー国際空港。後者2つの空港は主にアメリカ国内線が発着する。JFK国際空港から、ニューヨーク市内までの所要時間は40~60分。タクシーを利用する場合は、一律45ドル(高速道路料金3.50ドル、チップは別)。*マンハッタンからJFK国際空港のタクシー利用の場合はメーター制。

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上原健二
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