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福井で9歳男児、転落死か マンション15階から
5日午後1時半ごろ、福井市二の宮のマンション駐車場で「子どもが倒れている」と住民から119番があった。マンションの15階に住む小学生の男児(9)が倒れており、病院に運ばれたが間もなく死亡が確認された。
福井署によると、1階に住む住民が「ドーン」という大きな音を聞き外に出たところ、うつぶせに倒れている男児を見つけた。15階の通路から転落したとみられ、事故と自殺の両面で調べる。
男児はこの日、親から叱られたという。
金属片落下し通行人軽傷 札幌の繁華街、重さ1キロ
5日午前11時25分ごろ、札幌市中央区南5条西4丁目の歩道を歩いていた同市の男性(75)の頭に、落下してきた重さ約1キロの金属片が当たった。男性は頭を切る軽いけがをした。
中央署によると、金属片は板状で縦約5センチ、横約30センチ、厚さ約1センチ。現場は繁華街・ススキノの一角で、当時市内では時折強い風が吹いていたことから、近くの雑居ビルから強風で金属片が落ちたとみて、中央署が落下の原因を調べている。
札幌市では2月にも、JR札幌駅近くのビルから看板の一部(重さ約25キロ)が落下、歩いていた看護助手の女性の頭に当たり、女性が頭の骨を折る事故があった。
海峡線で送電トラブル=特急など4本停車―JR北海道
5日午後5時50分ごろ、北海道と本州を結ぶJR海峡線で架線への送電がストップし、特急列車など4本が駅構内などで停車するトラブルが起きた。JR北海道が復旧を急いでいる。
同社によると、送電トラブルは青函トンネル手前の北海道知内町の信号場と木古内駅間で発生。影響で「スーパー白鳥」など特急3本と普通列車1本が停止した状態という。
同トンネル内では3日、特急「スーパー白鳥34号」から煙が上がるトラブルが発生している。
<JR尼崎脱線>歴代3社長無罪で指定弁護士は上告を検討
兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴されたJR西日本の歴代3社長を1審に続いて無罪とした大阪高裁判決について、検察官役の指定弁護士は5日、最高裁に上告する方向で検討していることを明らかにした。10日の期限までに決定する。
指定弁護士の河瀬真弁護士らがこの日、神戸市内で開いた被害者説明会で、出席した遺族と負傷者計12人のほぼ全員が上告を望んだという。説明会後、記者会見した河瀬弁護士は「経営トップなら常識として事故を予測できた。慎重な検討が必要だが、遺族の意向は我々の背中を強く押すことになる」と話し、上告に前向きな考えを示した。
長女の中村道子さん(当時40歳)を亡くした藤崎光子さん(75)=大阪市城東区=は「大事故を起こして誰も責任が問われないことに疑問がある。このまま引き下がりたくない」と語った。
公判では、現場カーブで事故が起きると予測できたかが最大の争点となった。先月27日の高裁判決は3人に事故は予見できなかったとし、全員無罪とした1審・神戸地裁判決を支持し、指定弁護士の控訴を棄却した。【釣田祐喜、豊田将志】
<客室数ワースト1位>増える宿泊者、減る旅館 奈良
歴史的遺産や古社寺で高い知名度を誇る奈良。実はホテル・旅館の客室数は9055室と都道府県でワースト1位(2013年度、厚生労働省調べ)だ。県は観光振興の柱として宿泊者数の増加を目指している。チェーンホテルや小規模なゲストハウスなど簡易宿所は増加しているが、伝統的な旅館は減少傾向が続くのが実態だ。
厚労省のデータによると、ホテルと簡易宿所は09年度末の56軒と258軒から13年度末にはそれぞれ58軒と273軒に増加。一方、旅館は同時期に430軒から399軒に減った。その背景は何か。
13年に猿沢池のほとりで幕末から続いた老舗旅館「魚佐旅館」が廃業した。既に建物は解体され、今夏には結婚式場に衣替えすることになっている。
理由の一つは建物の耐震化だった。元経営者は「東日本大震災後に問い合わせが増えた。修学旅行客のキャンセルが出たのは痛かった」と話す。県庁近くの市町村職員共済組合「四季の宿やまと」が09年に廃業したのも、やはり70年建築の建物が耐震基準を満たさず改修資金も手当てできなかったことが理由だ。
13年の法改正で3階建て以上で延べ床面積5000平方メートル以上のホテル・旅館は15年末までに耐震診断結果の報告が義務付けられた。県旅館・ホテル生活衛生同業組合の担当者は「補強工事だけでは建物の美観を損ない、客室内が狭くなる。サービス向上には追加工事が必要」と指摘する。14年度だけで6組合員が廃業するなか、同組合では災害時の観光客の避難所とすることで耐震化の補助金を得るといった他府県の事例を研究している。
もう一つの問題は景観規制だ。薬師寺の東塔、西塔越しに若草山が見える−−。そんな古都の景観を守るため建築物には厳しい高さ制限がある。
県が奈良市中心部の県営プール跡地などで進める「高級ホテル」事業も例外ではない。イメージ図では、7階建てホテルは約3万2000平方メートルの用地のうち北側の大宮通りに張り付くように配置。通りから50メートル幅までは商業地域で高さ制限は31メートルだが、南側は「第二種住居地域」で高さ制限は25メートルとさらに厳しく、商業施設の面積にも規制があるためだ。
先の「魚佐旅館」の場合、周辺地域は高さ15メートル規制。高さを稼げないと、新築しても十分な部屋数は見込めない。元経営者は「あと2階分を積めたらというのが正直な思い」と話す。
過去にはJR奈良駅周辺の再開発事業で高さ規制を緩和して10階建てビルを建設したケースもあるが、市の担当者は「地域の合意を得るなど一定の手続きが必要」と話す。…