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枝野氏「会わなかったのが異常」 菅・翁長氏会談で
民主党の枝野幸男幹事長は5日、菅義偉官房長官が沖縄県の翁長雄志知事と初めて会談したことに関し「これまで会わなかったことが大変異常だ。会ったことは半歩前進まで行かない。3分の1歩、4分の1歩だ」との見方を示した。
同時に「沖縄の皆さんや知事が何をどう考えているのか真摯に聞かなければ、事態は複雑化する一方だ」と指摘。政府が沖縄県側と対話を重ねるべきだと強調した。名古屋市で記者団の質問に答えた。
名護市長、辺野古対話の継続期待 「伝えることが大事」
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する名護市の稲嶺進市長は5日、翁長雄志知事と政府の対話が今後も続くことに期待感を示した。菅義偉官房長官と翁長氏との会談終了後、名護市で記者団に述べた。
稲嶺市長は「翁長知事が対話の機会を多く持つほど、沖縄の現実を詳しく正確に伝える機会が増える」と指摘。5日の会談では双方の主張が平行線をたどったが「言うべきことをしっかり伝えることが大事だ」と語った。
やはり出た!広島・黒田フィーバーで「日銀・黒田」との比較記事|プチ鹿島コラム
日本に復帰した黒田博樹投手に対する盛り上がりがすごい。ヤンキースの20億円のオファーを断って広島カープの4億円を選んだ黒田。普通はできないことだ。その男気に皆がグッときた。他でこの男気に対抗できるのは「1億7000万円を上重アナに無利息で貸すABCマートの創業者」ぐらいだろうか。こちらも日本中が感動した。普通はできないことだ。借りた上重アナにもグッときた。
復帰戦勝利翌日、地元企業の株価が上がる「経済効果」
さて靴屋の話はともかく、黒田の復帰戦(3月29日)の瞬間最高視聴率は39.7%だったという(広島地区)。「広島テレビが、機械式測定機導入後のデーゲームでは史上最高」(日刊スポーツ)というから大騒ぎ。
さらに復帰戦勝利翌日、広島の企業を中心に株価が上がるという「経済効果」もあった。チームの順位などに応じて金利を上乗せする「カープ預金」を扱う扱う銀行や、「カープ電車」を運行する広島電鉄などが株価を上げた。広島とは無縁でも「黒田」と名がついた企業の株価も思わず上昇したという。ついでに言うと「居酒屋もデリヘルもカープ激勝割引 黒田フイーバーで興奮MAX」(アサヒ芸能)という見出しも見かけた。
黒田は復帰第2戦の4月4日の登板は負け投手になったが、この過熱報道ぶりはまだまだ続きそうだ。こうなると私が「オヤジジャーナル」に密かに期待する切り口はひとつである。「黒田バズーカ」だ。日銀・黒田総裁にからめた、要するにオヤジが言いそうな見出しギャグである。そうしたら私の予想を軽々と超える記事が出た。
「見習いたい黒田 真似したくない黒田」(日刊ゲンダイ・4月2日)である。
記事は、日本には今2人の注目の黒田がいると書き「理想の上司」という切り口で2人の黒田を徹底比較する。日銀・黒田総裁は就任時に「2年以内に2%という物価上昇目標を達成する」と大見えを切ったが、先月の会見では「15年度を中心とする期間に2%」とハードルを下げたことを指摘し、「まず結果を求められる」と言い切る広島・黒田と比較する。
そしてこのフレーズだ。《「前者の黒田はキャリアはすごいが、言葉は軽い。後者の黒田は言い訳をしない》
最後に「黒田のような上司がいて欲しかった」と書いて記事は終わる。自分でお題を出して考えて結論をバサッと言い捨てるこの芸風、たまんない。日刊ゲンダイは先日も「サラリーマンが学ぶべきはピケティよりミキティ」という荒技をみせた。…
狛犬がない…意外と知らない明治神宮のマメ知識
なぜ明治神宮には狛犬がないのでしょうか。
実は、今週、明治神宮ガイド&お花見企画を予定しているのですが、明治神宮に対する理解というのは、国内最多300万人以上という初詣を迎える、まさに国内屈指の参拝者数を誇りながらも意外と知らないことがたくさんあります。
例えば、現在の鎮守の森が多くの勤労奉仕によって植樹が行われたことはご存知の方は多いかと思いますが、これが日本における「近代造園学」の始まりであったことをご存知の方はあまりいらっしゃいません。
また、明治神宮における一つの謎として伝えられている「昭憲皇太后」というご神名にしても、普通に見ているだけとなかなか気づかないものですが、指摘されると確かに不自然と思われるところもございます。
この場合は、本来「皇后さま」とお呼びするところを、何故、「皇太后さま」とお呼びするのか、ということなのですが、原則、前者は私たちで言う「奥さん」を意味し、後者は「お母さん」を意味します。このため、明治天皇の妻であるはずの皇后が皇太后(お母さん)として祀られるのはおかしい、と言われれば確かにそうなのですが、これはなかなか気づかないと思います。
そんな中、境内を歩いていると見過ごしがちなのが、明治神宮の境内には「狛犬」がないということ。通常、神社に行けば「狛犬」が当然のように参道に沿って鎮座しているはずなのですが、こと明治神宮に至っては、その姿を見ることはありません。
厳密には申し上げれば、明治神宮に狛犬がないのではなく、境内にないと言った方が正解なのですが、実は、明治神宮の狛犬は本殿の内陣(ないじん)と呼ばれる社内にあります。要は、私たち参拝者が通常目にするところにないということなのです。
このため、私たちは狛犬を見かけないのですが、仮にそのことには気が付いても、実際はこちらの方がオリジナルに近い発想だというところまでは思いもしません。それは伊勢神宮も同様で、「お伊勢さん」にも狛犬はありません。
明確な理由というのもないのですが、一つ言えることは、そもそも狛犬が参道に置かれるようになったのは江戸時代に入ってからということです。実はそれ以前は建物の中に置かれることの方が一般的でした。
実際、宮崎の高千穂神社に参拝した時も、国の重要文化財にも指定されている源頼朝公が奉納された鉄製の狛犬がございますが、こちらも境内にではなく、拝殿の内部に設置されております。…
十勝岳、火山性地震が増加 警戒レベルは1のまま
札幌管区気象台は5日、北海道・十勝岳で火口直下付近が震源とみられる小規模な火山性地震が増え、1日に100回を超えたとして、注意を呼び掛けた。直ちに噴火する兆候はないといい、5段階ある噴火警戒レベルは1(平常)を継続している。
気象台によると、4日に134回の火山性地震を観測した。十勝岳で地震が1日に100回を超えたのは、2012年12月以来。火山性微動はなく、火口付近に大きな変化は見られないという。
気象庁は2月、十勝岳で地殻変動や微動などの火山活動が低下し、噴火の兆候が認められなくなったとして、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1に引き下げた。