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<アパート火災>男性死亡、2人が意識不明…東京・北区
11日午前3時35分ごろ、東京都北区赤羽西3の木造2階建てアパートから出火、1階と2階の延べ約100平方メートルが焼けた。警視庁赤羽署や東京消防庁によると、住民とみられる男性4人が病院に搬送され、うち1人が死亡、2人が意識不明の重体。残る1人も発見時、意識がもうろうとしていたという。出火原因を調べている。
同署などによると、死亡が確認された男性は全身にやけどを負った状態でアパートの外に倒れていた。1階の部屋で1人暮らしをしている80代の男性とみられる。他の3人は60~70代の男性とみられ、1階と2階の部屋からそれぞれ救出された。いずれも一酸化炭素中毒の症状があるという。
現場はJR赤羽駅の南西約1キロの住宅密集地。約3時間後にほぼ消し止めたが、周囲は一時騒然となった。
アパート1階に住む無職の落合富美子さん(63)は、同居している男性(60)が搬送され意識がないという。出火時、落合さんは近所の次男宅にいて無事だったが、男性は車いすを使っており、1人で部屋で倒れているところを消防隊に救出された。
同じアパートに住む知人から火事の知らせを受けてアパートに戻ると、「バリバリ」という音を立てて激しく燃えていた。救助を手伝った次男も、煙を吸って病院に運ばれたといい、落合さんは「悪夢のよう。2人とも無事でいてほしい」と心配そうな様子で話した。
アパートの隣の住宅に住む男性(62)は「妻が部屋の中に煙が入ってきたことに気付いて起きた。外に出ると、濃い霧が出たみたいに一面煙だらけだった。火元のアパートは40年近く前からある古い建物で、年配の人が多く住んでいたようだった」と話した。【戸上文恵、神保圭作、山崎征克、鳥井真平】