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今年は「吉」、竹で占う きねこさ祭

 今年は「吉」、竹で占う きねこさ祭

 名古屋市中村区の神社・七所社に伝わる「きねこさ祭」が7日行われ、庄内川に立てた竹の折れた方向で今年の吉凶を占った。

  七所社によると、同祭は尾張三大奇祭の一つで、市無形民俗文化財にも指定されている。厄よけや五穀豊穣(ほうじょう)を祈願し、1000年以上続いているという。

  下帯姿の後厄の男性10人と本厄の父親を持つ子供2人の計12人が長さ約10メートルの竹を担いで庄内川に入り、川の真ん中に竹を立てて1人がよじ登った。しなった竹が折れて倒れると、川岸から見守っていた約1500人の観衆から拍手と歓声が起きた。竹は南に倒れて「吉」と判断された。

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追悼の灯 名古屋・東別院

 追悼の灯 名古屋・東別院

 東日本大震災から11日で4年を迎えるのを前に、名古屋市中区の東別院で7日、「被災者応援・犠牲者追悼イベント」が行われ、小雨の中、参加者約150人が犠牲者の冥福と被災地の復興を祈って手を合わせた。

  NPO法人「愛知ボランティアセンター」が2012年から毎年開催。境内には、震災の犠牲者数(今年2月10日現在)と同じ1万5890個の手作りのキャンドルが並べられた。

ラグビーW杯経済効果 県で最大113億円

 ラグビーW杯経済効果 県で最大113億円

 2019年に日本で開かれるラグビー・ワールドカップ(W杯)の試合会場に豊田市の豊田スタジアムが選ばれたことを受け、市教委は、開催に伴って県全体で79億~113億円の経済波及効果を生みだすと試算した。このうち市内だけでも27億~38億円に上るとみており、豊田をアピールできる絶好の機会として市を中心にPR活動を強化する。

  ラグビーW杯は、サッカーW杯や夏季五輪に次ぐ規模の世界的なスポーツの祭典として知られている。07年のフランス大会では、過去最高の225万枚のチケットが販売された。前回の11年ニュージーランド大会でも135万枚を数え、207か国でテレビ放映され、39億人が視聴したという。

  日本での大会には20チームが参加する予定で、予選と決勝トーナメントで計48試合が組まれる見通し。12会場での開催が決まったことから、市教委では豊田スタジアムで3~4試合が開催されるとみて、1試合当たり国内外から3万人と4万人が観戦に訪れるという二つのパターンで推計した。食事や買い物などとともに、県全体で最大1000人近くの雇用が増え、県外にも31億~46億円の経済波及効果をもたらすと算出した。

  太田稔彦市長は「外国人を含む観戦者が訪れることによる経済波及効果とともに観光客の増加も期待している。国際化に対応するまちづくりを進めていきたい」と話している。

  また、市教委は開催決定を伝えるニュースレター(A4判、4ページ)を4万部作り、市役所などで配布しているほか、市内を中心に県内のスポーツ施設にも届け、これまでの招致活動を知らせる。さらに、豊田スタジアムや市役所、豊田市駅周辺などに懸垂幕や横断幕を掲げ、国際大会のアピールも始めた。

警察学校で就職説明会

 警察学校で就職説明会

 就職活動をする学生らに警察の仕事の内容や、やりがいを伝えようと、県警は7日、富山市向新庄町の県警察学校で就職説明会「オープンキャンパス」を開き、県内外から参加した約70人が現役警察官の話に熱心に耳を傾けた。

  鑑識や警備などを担当する警察官や警察事務職員15人が参加者と自由に話す「フリートーク」などが行われた。5月と8月にも開催する。

  参加した富山市上飯野新町、専門学校生村田鉄並(てっぺい)さん(21)は、「震災派遣の経験談など、現場の生の声を聞いて志望意欲が高まった。試験は不安だが頑張って乗り越えたい」と話した。県警組織犯罪対策課の斉藤香織巡査部長(32)は「参加した皆さんと一緒に働くのが楽しみ」と語った。

息の長い支援を 東北の物産販売

 息の長い支援を 東北の物産販売

 東日本大震災の被災地を応援するため、東北地方の物産販売などを行うイベント「第3回心ひとつに3・11」が8日午前10時半~午後4時、大府市森岡町の大府市民活動センター「コラビア」で開催される。「定期的、組織的に東北を応援しよう」と大府市内などの市民グループ4団体と市民有志で作る「3・11を忘れない大府実行委員会」が主催する。

  当日は、ワカメ、魚の冷凍加工品、南部せんべい、菓子類といった特産品を販売する東北物産市(午後3時半まで)を中心に、災害時に役立つ非常食や飲料水などを展示したり、せんべい汁やメカブ丼など東北の味を有料で提供したりするコーナーなどもある。

  このほか、被災地で支援活動をした市民らによる活動報告などが午前10時半から、岩手県遠野市で被災者の支援活動を続けるNPO法人「遠野まごころネット」の多田一彦理事長による「大規模災害 そのとき皆でできること」をテーマにした講演会が午後1時から、それぞれ行われる。イベントの収益は被災地の支援活動を行っている団体に贈られており、今回は福島県の子供たちを東海地方に招いてキャンプを行っている支援団体「一般社団法人aichikara(愛チカラ)」に寄付される。

  実行委員長の大西小百合さん(56)は「被災地を息長く支援していくこと、日頃から災害への備えを用意しておくことの大切さを伝えたい」と話している。問い合わせはコラビア(0562・44・8500)。

HN:
上原健二
性別:
非公開
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