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新潟県村上市で、岩船産コシヒカリを使った「どんぶり」グルメ合戦開催中

新潟県村上市で、岩船産コシヒカリを使った「どんぶり」グルメ合戦開催中 

 割烹千渡里の「だーまた丼」

 新潟県の米どころ、村上市で岩船産のコシヒカリの美味しさを一段と引き立てる「村上どんぶり合戦2012 秋冬編」が開催中だ。開催期間は2012年10月1日(月)~2013年3月31日(日)までの半年間。

 「村上どんぶり合戦2012 秋冬編」に参加する店舗は、村上市市街地周辺、朝日三面IC・朝日まほろばIC周辺、笹川流れ周辺、荒川胎内IC周辺、神林岩船港周辺、瀬波温泉周辺に分かれており、合計30店舗におよぶ店が岩船産コシヒカリと地元食材を使ったオリジナルの「どんぶり」を提供する。

 メニューの一部を紹介すると、岩船港で水揚げされた新鮮な魚を使った「海鮮丼」や、岩船産黄金豚のひき肉を使用し、山北産の放し飼い鶏の自然卵を入れてモッツァレラチーズをかけ焼き上げた「石焼きキーマカレー丼」。

 30センチもの大皿に塩引鮭・地鶏・近海の海鮮を約15種類乗せ、地鶏卵とはらこを乗せた「だーまた丼」、村上牛を使った「村上牛すき煮飯」など。

 さらに、スタンプラリーも行われ、異なる3つのお店でスタンプを押してもらい応募すると、村上どんぶり合戦参加30店舗共通の食事券1,000円分が抽選で当たる。

 イベント詳細は村上どんぶり合戦ホームページで確認のこと。

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石川県の旅館「白銀屋」が星野グループ「界 加賀」として新たにスタート

石川県の旅館「白銀屋」が星野グループ「界 加賀」として新たにスタート 

 2012年10月1日オープンした「界 加賀」の外観イメージ

 総合リゾート運営会社である星野リゾートは、創業380年の石川県加賀市山代温泉の老舗旅館「白銀屋」を「界」ブランドに迎えて、2012年10月1日より、「界 加賀」としてスタートさせた。

 星野リゾートが2011年10月に立ち上げた「界」ブランドは、予約から滞在まで快適な旅を過ごせる従来にはないサービス、上質感のある滞在、旅の醍醐味(だいごみ)でもある地域文化の再発見を提供する。

 1施設50室以下の高級温泉旅館を主として、35歳以上の旅慣れた宿泊者を想定しており、宿泊料金は1泊2食付きで3万円以上という料金設定だ。

 今後、数年をかけて日本有数の温泉地に30カ所展開することをめざしており、すでに展開している松本、伊東、出雲、津軽、阿蘇、熱海に続く7軒目となるのが「界 加賀」だ。

 日本庭園を望むロビーラウンジ

 「界 加賀」として新たにオープンした「白銀屋」は、寛永元年(1624年)創業。かつて、陶芸家であり美食家でもある北大路魯山人の定宿として知られ、山代温泉において唯一昔日の面影を残す佇(たたず)まいが特徴の老舗温泉旅館だ。

 客室には加賀友禅、九谷焼、加賀金箔や加賀水引などの伝統工芸をインテリアデザインに取入れている。

 「器は料理の着物」という魯山人の料理哲学に習い、食事は「料理と加賀の器のマリアージュ」を提供。器は若手の作陶家の手によるもの。

 1300年の歴史を誇る山代の湯。「界 加賀」は、その貴重な源泉を引く「湯の曲輪」と呼ばれる数少ない湯宿。写真は「界 加賀」の露天風呂

 この器に盛られるのは、その魯山人の料理哲学を生かした料理。春はのど黒、夏はアワビ、秋は海老、そして冬は蟹。加賀地方の良質な食材を最大限に生かした料理が提供される。

 このほかにも、加賀名産の金箔を使ったスパや、湯上り所、美顔器やヘッドマッサージをセットした温活セットなど温泉旅館の本質にこだわったサービスも体験できる。

 なお、オープン記念して、特別プランを2013年3月31日まで実施する。詳細は星野リゾート公式サイトで。

海外旅行で行ってみたいのは「ヨーロッパ」が60% -ライフメディア調べ

海外旅行で行ってみたいのは「ヨーロッパ」が60% -ライフメディア調べ 

 直近の海外旅行先「韓国」「ヨーロッパ」「東南アジア」が上位

 「ライフメディア」は10日、「海外旅行に関する調査」の結果を発表した。この調査は、同社が運営するインターネット調査サイト「リサーチバンク」にて9月27日から10月3日まで実施され、2年以内に海外旅行をした20歳以上の全国男女1,218人から回答を得た。

直近の海外旅行先は「韓国」「ヨーロッパ」が拮抗

 2年以内に海外旅行をした20歳以上の全国男女に対し「直近の海外旅行先」について聞いたところ、「韓国」(17.7%)、「ヨーロッパ」(17.6%)がほぼ同数値で並んだ。3位は「東南アジア」(14.9%)だった。

海外旅行の費用、65%が「20万円未満」

 ぜいたくな海外旅行をする人は少ない

 「海外旅行にかかった1人あたりの費用」は、全体の65%が「20万円未満」。中でも「10万円~20万円未満」がもっとも多く31.8%だった。7.8%の人は「5万円未満」だった。また「旅行日数」は、「4日~6日」がもっとも多く45.2%。以下「7日~10日」が27.8%、「1日~3日」が17.5%で続いた。

今後行きたい旅行先は「ヨーロッパ」「ハワイ」

 次はヨーロッパに行きたいと答えた人が多かった

 「今後行ってみたい海外旅行先」は、「ヨーロッパ」が60%、「ハワイ」が39%、「アメリカ本土」が28%で上位に着けた。身近な中国、韓国、東南アジアと答えた人は下位だった。

 この調査では他にも「海外旅行の際にどのメディアを参考にしたか」「円高の恩恵を感じたか」などのアンケート結果も公表されている。詳細は「リサーチバンク 調査結果発表ページ」へ。

青森県八甲田山麓の名湯、蔦温泉で自然探索「コケガールミーテイング」開催

青森県八甲田山麓の名湯、蔦温泉で自然探索「コケガールミーテイング」開催 

 コケガールミーティング 蔦の森

 青森県十和田市で秋の八甲田を自然探索しながらコケやシダ、キノコなど「隠花植物」の観察をする「コケガールミーティング」が開催される。日時は11月10日(土)~11日(日)、蔦(つた)温泉旅館に1泊して行われる。

 応募対象は女性限定20名(男性同伴可)、会場は奥入瀬渓流館。参加料金は1名1室16,000円、2名1室12,000円となる。

 イベントスケジュールは11月10日(土)14:00~15:00まで「モスフォレスターズが往く! 屋久島、そして奥入瀬、蔦の森のコケの世界」と題して屋久島野外総合活動センターの小原比呂志氏による講演。

 続いて15:00~16:00まで「コケはともだち」の著者、藤井久子氏が「私のコケ論-コケガールブーム到来!? コケとのつきあいかた・楽しみかた」と題した講演を行う。

 その後、蔦温泉旅館へ移動。入浴、夕食をはさみ、19:00~21:00まで地酒を片手に「コケガールミーティング」が行われる。翌11日(日)は希望者に対して奥入瀬モス・ランブリング、蔦の森モス・ランブリングが実施される。

 蔦温泉は1174年に発見された温泉。十和田樹海のブナの原生林の中にあり、日本百名湯にも選ばれている。明治時代の紀行作家、大町桂月はこの温泉を大変気に入り、土佐からこの地へ移住した。

 八甲田山を全国的に有名にしたのは実際の事件を題材に作られた映画「八甲田山」だ。高倉健、北大路欣也、三国連太郎、丹波哲郎、大滝秀治など、日本を代表する俳優陣が出演、北大路欣也扮する主人公、神田大尉のセリフ「天は我々を見放した」は当時の流行語にもなっている。

 詳細はイベント主催の株式会社ノースビレッジホームページで確認のこと。

京都よりも古い!? 高知にも「大文字の送り火」があった!

京都よりも古い!? 高知にも「大文字の送り火」があった! 

 遠目には京都の大文字とそっくり

 京都の夏の風物詩として知られる“大文字送り火”。実際には「五山送り火」の中の1つで、毎年、お盆が終わる8月16日に行われ、多くの観光客が訪れている。その大文字焼きが、実は高知県中村市でも行われているのをご存じだろうか?

 正式には「大文字の送り火」といい、四万十市間崎地区の盆行事だ。京都と異なるのは、旧暦の7月16日に行われる点。旧暦に従っているため、毎年行われる日が違ってくる。ちなみに、2012年は9月2日だった。

 四万十市観光協会の小川元さんによると、「今年は特別で、だいたいは8月の終わり頃に行われます」とのこと。いずれにしても、京都と同様に、夏の終わりを告げる風物詩として市民の生活になじんだ行事になっている。

その歴史は約500年も前にさかのぼる

 大文字の送り火が行われるのは四万十市の十代地山で、昔から山の神を祀っていた、通称「大の字山」の中腹。緑に覆われた山の草木を大の字形に掘っている様は、京都の大文字山とそっくりだ。「送り火の当日は、そこに地区の各戸から集めたたいまつを配してたき火を行います」(小川さん)。

 京都から離れた四万十市でこの行事が行われるようになったのは、約500年前だと言われている。小川さんは、「応仁の乱を逃れて中村に下った一條教房(のりふさ)の息子の房家(ふさいえ)が、教房と祖父・兼良(かねよし、あるいは、かねら)の精霊を慰めるために、京都を懐かしんで始めたと伝えらています」と話してくれた。

 しかし、高知が始めたものが京都に伝わったという別の説もある。真偽はハッキリと分かっていないようだが、いずれにしても古い歴史があることには間違いはない。

 町のシンボルでもある四万十川

 四万十川には水量が増えると沈む沈下橋がある

ベストビューポイントは「野鳥公園」

 このように長い歴史を誇る中村市の大文字の送り火が、京都と違う点がもう1つある。それはスケールが小さい点で、口の悪い人は「小文字焼き」と言ったりするようだ。そもそも町の規模が違うのだから、それは仕方のないこと。ある意味、観光目的ではない素朴なままの送り火の風情が残っているので、こちらの方が風情あると言っていいかもしれない。

 その送り火を見るベストビューポイントが、トロ池を挟んだ対岸にある「四万十川野鳥自然公園」だ。ほどよい距離がある上に、ちょうど目の前に広がることから、地元の人もおすすめのスポットになっている。

 なお、トロ池は野鳥の生息地・飛来地としても有名。観察小屋や遊歩道、野鳥解説板などがあり、オオヨシキリやホオジロなども生息している。大文字の送り火を見るついでに、こちらの観光も合わせて楽しむといいかもしれない。

 近隣にあるトンボ自然公園

四万十川をはじめ多数の観光スポットがある!

 四万十と京都の送り火の共通点は、運営を担当する地区住民が7組に分かれ、各組が1年交代で当番にあたるという点だ。「現在は京都とここだけしか残っていない仕来りです」と小川さん。

 こうした伝統が残るのも、四万十市が「土佐の小京都」と呼ばれる町だからかもしれない。京都を模して町を形成した際に碁盤目となった道、そして「東山」や「鴨川」といった地名からも歴史を感じることができる。

 また、大文字が行われる四万十市には、日本最後の清流と言われる四万十川、沈下橋やトンボ自然公園など、人と自然が調和した暮らしから生み出された多くの観光スポットがある。もし大文字の送り火を見に行かれるのなら、それらの観光もぜひ忘れずに。

 四万十川ではカヌーも盛んに行われている

 ● information
 四万十川観光協会

HN:
上原健二
性別:
非公開
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