セリーヌ tシャツ パロディセリーヌ tシャツ コピーセリーヌ tシャツ コーデ 忍者ブログ

仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!

ビジネスマン必見!おすすめのビジネス管理ツールアプリを、独自のランキングと口コミでピックアップ!縦横無尽に使いこなせば、仕事の効率アップ間違いなし!
[255]  [256]  [257]  [258]  [259]  [260]  [261]  [262]  [263]  [264]  [265

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

世界遺産とカジノの街、マカオを直行便で十二分に楽しもう

世界遺産とカジノの街、マカオを直行便で十二分に楽しもう 

 JTBワールドバケーションズは15日、ルックJTB「JAL直行チャーター便で行く!! 羽田空港発着 行っ得 マカオ・香港」を発売する。出発日は8月10日と9月14日となり、マカオ5日間、香港5日間、マカオ – 香港5日間、マカオ – 香港ディズニーランド5日間の全4コースが設定されている。旅行代金は85,800円~227,800円(2名1室の場合、大人・子ども同額)。

 世界遺産登録以降、ホテルや周辺施設が充実しつつあるマカオだが、同ツアーでは、都心からのアクセスが便利な羽田空港を往復利用する。加えて、仕事が終わってからの参加も可能な金曜日の深夜出発、往路での直行便利用という点も特徴的だ。直行便利用により、通常は現地まで約6~7時間かかるところを約4.5時間で到着できる。JALの機内では「リラックスシートプラン」や「並び席プラン」を選択することも可能だという。また9月には、ラスベガスで人気と言う高級ホテル「ヴェネチアン」がマカオにもオープンし、同ホテルに宿泊することもできる(9月14日出発のみ)。

 同企画はクロアチアチャーター(8~9月に設定)などに続く第3弾 になるが、ルックJTBではこのほかにもチャーター便のツアーを計画していくとしている。

PR

知らないと損する本格的アメリカ旅行術 (10) 2000以上ものアーチが点在するアーチーズ国立公園(前編)

知らないと損する本格的アメリカ旅行術 (10) 2000以上ものアーチが点在するアーチーズ国立公園(前編) 

 前回のキャニオン・デ・シェリー国定公園(ナショナルモニュメント)いかがでしたか? 私たちの感動が届いたでしょうか? さて今回から2回にわたって、キャニオン・デ・シェリーを車で約5時間北上したところにあるアーチーズ国立公園をご紹介します。

ひと癖あるアーチーズ国立公園

 もし皆さんが、たくさんのアメリカ国立公園をまわっているという人に会ったら、まず、「どこが一番好きか」と尋ねてみよう。すると面白いほどに、かなりの確率でここアーチーズの名前が出てくるはず。私たちの中では、3位にも入らないので、正確な理由は良く分からないのだが、アーチの形をした奇岩の数や迫力、アーチ以外の岩の形や岩の色、そして、ユタ州のシンボルにもなっている、サンセットの時間に赤く輝く巨大なデリケート・アーチの存在が、たくさんの人を惹きつけているようだ。ちなみに、穴の開いた岩には、アーチ、ブリッジ、ホール、ウィンドウなど様々な呼び方があるが、アーチーズ国立公園内のアーチとは、縦でも横でも、3フィート(約91cm)以上の穴が開いている岩を指している。

 最寄りの町はモアブで、国立公園ゲートまで車で約10分とかなり近い。この町は、キャニオン・ランズ国立公園と、デッド・ホース・ポイント州立公園のゲートシティにもなっている。そのため、小さな町の割にはモーテルもたくさんあるし、とても活気がある。私たちは、3月の下旬に立ち寄ったのだが、モーテルはほとんど満室で、部屋探しにかなりの時間を要してしまった。しかも田舎にもかかわらず、1泊100ドル近くと驚きの高価格だった。

 モアブの町にはこんなお店がいっぱい

 アーチーズへのアクセスは非常に悪く(モアブやキャニオン・ランズへも悪い)、レンタカーまたは、グランド・サークルをまわるツアーでしか、アクセスできない。ラスベガスやソルトレイクシティから、アーチーズだけ、またはアーチーズとキャニオン・ランズだけを訪れるツアーはないので、旅行を計画する人はレンタカーで行くことを前提で考えよう。

アーチーズ国立公園、前半の見所

 南側に1カ所あるゲートを入ると、急勾配の坂がある。その坂をちょうど上り終わったぐらいのところにパークアベニューというエリアがあり、ひとつの見所である。ここ辺はアーチではなく、大きな奇岩が立ち並んでいる。高い岩を下から見上げるのが、ニューヨークのパークアベニューのようで、この名前が付けられた。パーキングや車道から見ているだけでは、その大きさがあまり分からないが、パークアベニューの中まで入ってみると、、大迫力の奇岩を下から見上げることができるので、ぜひ立ち寄ってみよう。ただし、そのトレイルはループではなく一本道。グループの中に長距離を歩きたくない人がいるのなら、出口に車を回しておいてもらうのがベスト。ちなみに片道約45分はかかるので、そんない歩きたくない場合は、途中まで行って帰ってくるといいだろう。

 パークアベニュー出口側からの眺め

 そこから約5分車を走らせると、バランスロックが見えてくる。バランスロックとは、岩の上に、大きな岩が微妙な角度で載っているもの。今にも落ちてきそうな感じがする。岩の下まで行くことができるが、パーキングからの眺めが一番かっこいいので、そこで写真を撮って、すぐに次のポイントに行ってもいいだろう。

 バランスロックの少し先で右折をすると、約5分でアーチの岩がたくさんあるウィンドウ・セクションに到着する。ここでやっと大きなアーチと遭遇でき、”アーチーズ”に来たという感じになる。パーキングで車を停め、真っ直ぐそのままトレイルを進むと、眼鏡のように2つ並んでいるノースウィンドウ、サウスウィンドウと呼ばれるアーチがある。アーチの中まで入ってみると、何だが不思議な感じがし、アーチの向こうにどんどん行きたくなってしまう。

 パーキングまで戻り、車でパーキングに沿って進むと、今度はダブルアーチがある。1カ所から2本のアーチが出ているもので、ものすごい迫力がある。また、アーチの合間から見える空と、アーチの色の対比が非常に面白い。アーチの中まで入れるので、そこから真上を向いて、2つのアーチをフレームに入れて写真を撮るとかなりユニークな作品ができる。

 パーキングから撮ったバランスロック

 メガネのようなノースウィンドウ&サウスウィンドウ

 園内には、大小さまざまなアーチが2000以上あるが、アーチの上部が侵食により薄くなり、壊れてしまうものも少なくない。逆に、将来アーチになるであろう、フィンと呼ばれる薄い板状の岩もたくさんある。

 将来アーチになる可能性のある板状の岩、フィン

 まだまだ書き足りないのですが、今回はここ辺でやめにします。次回はアーチーズ国立公園後編として、世界最大のアーチと言われるランドスケープ・アーチと、ユタ州のシンボル、デリケート・アーチをご紹介します。お楽しみに~。

 (写真:フォトアーティスト飯富崇生)

 下に小さく写っているのが私です。ダブルアーチの大きさが分かりますか?

フォトアーティスト飯富崇生のミニコラム:アーチのでき方を簡単に説明アーチの作られ方はこんな風に言われている。2億5000万年前から、この土地では様々な地殻変動が続き、結果として赤い層と白い層が、ちょうどハムサンドを縦にしたような形状で連なる地層が出来上がった。その後、地殻変動が止まり、その土地に雨が降ると、塩で形成される、壊れやすい白い層がまず解け始め、パンと言われる部分がなくなりハムにあたる部分だけが残った。と同時に、赤い層も水の影響を受け、弱い部分から穴が開き始めた。その穴はどんどん広がり、現在のようなアーチを形成となった。つまり、このアーチも不変的なものではなく、穴が広がり続ければいつかは崩れてなくなる。私たちが今見ることができるアーチも地球の地殻変動のほんの一部なのだ。(参考文献:Geology of National Parks)

アクセス情報アーチーズ国立公園の最寄りの国際空港:ソルトレイクシティ国際空港日本からの直行便はないのでアメリカ西海岸乗り継ぎで約1時間半。そこからアーチーズまでは、レンタカーで行くのが一般的。所要時間約5時間。車の場合:ソルトレイクシティから、I-15 South→I-70 East→US-191。US-191沿いにアーチーズの入り口やモアブの町がある。周辺情報キャニオン・ランズ国立公園、デッド・ホース・ポイント州立公園、ゴブリンバレー州立公園、キャピタルリーフ国立公園、モニュメント・バレー、チャコ・カルチャー・ナショナルヒストリックパーク(世界遺産)、メサ・ベルデ国立公園(世界遺産)、など。

2015/02/27 (Fri) Comment(0)

知らないと損する本格的アメリカ旅行術 (15) 果物食べ放題のキャピトル・リーフ国立公園とゴブリン・バレー州立公園

知らないと損する本格的アメリカ旅行術 (15) 果物食べ放題のキャピトル・リーフ国立公園とゴブリン・バレー州立公園 

 前回、前々回とご紹介したブライス・キャニオン国立公園はいかがでしたか? ラスベガスからもそんなに遠くないですし、ぜひ一度足を運んでみてください。グランド・サークルエリアの最後となる今回は、キャピトル・リーフ国立公園とゴブリン・バレー州立公園を紹介します。

簡単観光! キャピトル・リーフ国立公園

 キャピトル・リーフ国立公園は、前回紹介したブライス・キャニオン国立公園から、車で約3時間、第10回・第11回で紹介したアーチーズ国立公園から、約3時間のところに位置している。南北に長い公園だが、一般的な観光スポットはメイン道路UT24沿いに集中しているので、特にアドベンチャーを求めない限り、数時間で観光は終了する。

 入り口の看板はあるが、特に公園ゲートはなく入園も無料。西側からビューポイントを見ていくと、まずは、グースネック・ポイントがある。細い川が蛇行する様子を見ることができるポイントだが、私たちが行った2007年3月には川の水がなく、ちょっぴりがっかりした。同じ名前のついた、モニュメントバレー近くのグースネック州立公園の方が、ダイナミックで見ごたえがある。また、グースネック・ポイントと同じパーキングから行けるところに、夕日の当たる岩が美しいサンセット・ポイントもあるので、このエリアには夕方の時間に来るといいだろう。

 キャピトル・リーフ国立公園、東側の入り口です。ゲートはなく看板だけです

 次は、ビジターセンター。公園の入園が無料の割に、ビジターセンターはしっかりとしていて、キャピトル・リーフ国立公園の成り立ちを分かりやすく説明したビデオを上映するシアターや展示物もある。レンジャー(自然保護官)が常駐しているので、もし公園内でハイキングをしたり、未舗装の道路をドライブしたりする予定のある人は、ここでいろいろ尋ねてから行くといいだろう。また、ビジターセンター前に堂々とそびえたつ「The Castle」と呼ばれる岩も必見。「The Castle(砦)」の名前にふさわしく、大きな切り立った岩で、キャピトル・リーフのダイナミック感を間近で感じることができる。

 ビジターセンターの前にそびえる「The Castle」という名の岩です

 しかし、なんと言ってもキャピトル・リーフ一番の見所は、フルータ。フルータとは、19世紀から20世紀前半の家や学校、果樹園が残っているエリアのことで、ビジターセンターから東に数分運転すると現れる。現在、そのエリアに住んでいる人はいないが、果樹園に植えられている2,600本の木は、国立公園により管理されていて、果樹園のゲートが開いていれば、誰もが自由にフルーツを採ることができる。収穫はなんと無料。収穫できるフルーツの種類は、6~7月がチェリーとアプリコット、8~9月が桃と梨、9~10月がりんごだという(公式サイトより)。私たちが行った3月下旬、木には雪の花が咲いていた。それも綺麗だったが、次回は、果物の収穫時期に行きたいと思っている。

 3月なのに、果樹園はこんなに真っ白でした

 もし時間がある人は、ビジターセンター付近から、南に伸びている片道約10マイルの道、シーニック・ドライブも見てみるといいだろう。狭い道だが、地層や奇岩を見ることができる。また、キャピトル・リーフには未舗装の道も多く、アドベンチャーを楽しみたい人は、そちらの道も挑戦してみるといいだろう。

夜、岩が遊んでいるのではと思わせる、ゴブリン・バレー州立公園

 ゴブリン・バレー州立公園は、キャピトル・リーフ国立公園から約1時間、アーチーズ国立公園から約2時間の場所に位置する州立公園。見学には1時間もかからないので、移動の途中にちょっと立ち寄るのがおススメだ。

 ゴブリン・バレーの看板です

 不思議な形をした岩がたくさんあります

 ゴブリン(Goblin)とは、日本語で「小鬼」という意味。この場所に来て、頭でっかちなキノコのような奇岩をみると、そのような名前がつけられた理由がすごく良く分かる。このゴブリン・バレーの周りに町はなく、近くのUT24からも約12マイル離れている。そんな人間を寄せ付けない場所にあるので、ここの展望台から岩々を見ていると、岩たちが夜、勝手に動き出して遊んでいるんだろうなぁ、なんてことも考えてしまう。

 写真だと小さい岩がゴロゴロ転がっているように見えるのだが、実際の岩はかなり大きい。近くに行くと、私たちの身長よりはるかに高くて圧倒されてしまう。決められたトレイルもなく、かくれんぼ気分で中を自由に歩くことができる。歩いていると童心に返り、すごくワクワクする。

 中はまるで迷路のよう

 もしグランドサークルを車で回ることがあったら、アーチーズとブライス・キャニオンの間のこの2つの公園もお忘れなく訪ねてみてほしい。

 さて、今回でラスベガスを拠点としたグランドサークルの旅は終わりです。夏休みでラスベガスに行く方も多いと思いますので、次回は一旦ラスベガスに戻って、ラスベガスのショッピング・スポットのご紹介をします。お楽しみに~。

 ちょうど写真の中央に人が歩いているのが分かりますか? 岩はとても巨大です

 (写真:フォトアーティスト飯富崇生)

芦刈いづみ&飯富崇生のミニコラム:ガソリンはこまめに給油するほうが賢い実際、私たちはこのコラムとは、逆回りで、アーチーズ国立公園を出発して、ゴブリン・バレー州立公園、キャピトル・リーフ国立公園を経て、ブライス・キャニオン国立公園までドライブした。その時、一番心配したのがガソリン。もちろん、アーチーズを出る際、モアブの町で満タンにしていた。地図を見ても、地名が書かれている町のような場所がいくつかあるので、どこかにガソリンスタンドがあるだろうと思って運転していたのだが、そのうち地図上に地名があっても、家が数軒しかない集落が多いのに気がついた。なので、町といっても、ガソリンスタンドなんてない所も多く、必要な際にガソリンスタンドがなかなか見つからなかった。みなさんもこのルートを運転する際には、ガソリンが少々残っていてもスタンドがあったら、止まって、少しでも給油しておくことをおススメする。ちなみに、このルート上のガソリンは法外な値段だったが。

アクセス情報最寄りの国際空港:ソルトレイクシティ国際空港。日本からの直行便はないのでアメリカ西海岸乗り継ぎで約1時間半。同空港からキャピタル・リーフ国立公園やゴブリン・バレー州立公園までは、レンタカーで行くのが一般的。所要時間は、両方とも約4時間。キャピトル・リーフ国立公園へ車でアクセスする場合:ソルトレイクシティから、I-15 South→I-70 East→Salinaの手前でUT24へ入ると、キャピタル・リーフに到着する。ゴブリン・バレー州立公園へ車でアクセスする場合:ソルトレイクシティから、I-15 South→I-70 East→Green Riverの手前でUT24へ入り、約30マイル行ったところにある、「Goblin Valley State Park」の看板で右折。そこから12マイルで公園に到着する。
 

※I-70とUT24は2箇所で合流する。ソルトレイクシティ方面(西側)からアクセスすると、キャピトル・リーフに行く場合は、最初の交差でUT24に入り、ゴブリン・バレーに行く場合は、2回目の交差でUT24に入る方がいい。ちなみに、1回目で入ればキャピトル・リーフ国立公園内を抜けて、ゴブリン・バレーまで行くことができるし、2回目で入れば、ゴブリン・バレーに立ち寄って、キャピトル・リーフに行くことができる。

周辺観光地ブライス・キャニオン国立公園、アーチーズ国立公園、キャニオンランズ国立公園、デッド・ホース・ポイント州立公園

2015/02/27 (Fri) 旅行 Comment(0)

どこにも行かなくても旅行気分になれる! BIGLOBEが夏動画コンテンツを配信

どこにも行かなくても旅行気分になれる! BIGLOBEが夏動画コンテンツを配信 

 NECビッグローブは、同社の運営する動画ポータルサイト「BIGLOBEストリーム」にて、夏だからこそ楽しめる動画コンテンツばかりを集めた特集ページ「夏特集2007」の配信を開始した。利用料は無料で、BIGLOBE会員以外でも視聴できる。配信帯域は500Kbps、1Mbps、3Mbpsで、いずれもWindows Media形式に対応している。

 配信される主なコンテンツは、世界各国の美しい風景やリゾートを疑似体験できる「バーチャル・トリップ(virtual trip)」や日本各地のローカル線を巡るノスタルジックな鉄道の旅「にっぽん郷愁鉄道」、和の鉄人・中村孝明シェフによる夏のオススメレシピを紹介した「夏グルメ おもてなしレシピ」などで、今後も順次追加される予定だ。

 バーチャル・トリップ『屋久島~永遠の森』
 (C)2004 PONYCANYON INC./MEDIA・LAB

 バーチャル・トリップ『ハワイ オアフ島』
 (C)2006 PONY CANYON INC.

  夏グルメ おもてなしレシピ『イカと夏野菜のサラダ』

 にっぽん郷愁鉄道『北海道・東北編』
 (C)イメージ・ミックス企画

2015/02/27 (Fri) 旅行 Comment(0)

知らないと損する本格的アメリカ旅行術 (14) 『天空の城ラピュタ』を髣髴とさせるブライス・キャニオン国立公園(後編)

知らないと損する本格的アメリカ旅行術 (14) 『天空の城ラピュタ』を髣髴とさせるブライス・キャニオン国立公園(後編) 

 前回のブライス・キャニオン国立公園の前編はいかがでしたか。『天空の城ラピュタ』の世界を思い出させるその場所に、行ってみたい! と思っていただけましたでしょうか。私自身も前回のコラムを書きながら、そして掲載されたコラムを読み返しながら、「また、ブライス行きたい!」と思いました。また、近いうちに行こうと思います。それでは、今回は、ブライス・キャニオン後編。他のエリアの紹介とトレッキングについてお話します。

南側のビューポイント:標高9,115フィートのレインボー・ポイント

 前回でも少し触れたが、南側のビューポイントへ上る道は、積雪のために封鎖されることがあるが、幸いなことに私たちが行った2004年4月も、2007年3月も、道路わきや日陰に雪が残っている程度で、南端のレインボー・ポイント&ヨビンパ・ポイントまで車で行くことができた。

 レインボー・ポイントの看板

 南端のパーキングから、すぐにアクセスできるのがレインボー・ポイント。ここの標高は、9,115フィート(約2700m)。前回ご紹介したインスピレーション・ポイントが8,100フィートなので、約1,000フィート(約300m)高いことになる。そのため、空気が透き通っていて遠くまで綺麗に見渡せるのだが、ブライス・キャニオン特有のオレンジ色をしたフードゥー(Hoodoo)が少なく、北側のポイントを見てきた人には物足りなく感じるだろう。また、同じパーキングからレインボー・ポイントと反対側にある、ヨビンパ・ポイントからも、あまりフードゥーは見えない。その代わり、この2つのポイントからは緑の木々がたくさん見え、北側とは異なるブライス・キャニオンを見ることができ、面白い。ヨビンパ・ポイントは、パーキングから5分ほど歩くのだが、そのトレイルの入り口が少し分かりにくいので、要注意。

 レインボー・ポイントの景色。前回の北側のポイントに比べると随分緑が多いことが分かります

 そこから、下に降りてくると8,627フィート(ちょうどインスピレーション・ポイントとレインボー・ポイントの中間ぐらいの高さ)のところにナチュラル・ブリッジがある。”ブリッジ”、と呼ばれているが、学術的には、第10回、第11回のコラムでご紹介したアーチーズ国立公園の奇岩”アーチ”に属したものだと、ブライス・キャニオン国立公園のウェブサイトに掲載されている。このナチュラル・ブリッジは、アーチーズにある世界最大のランドスケープ・アーチに比べると、かなりしっかりしていて力強いと感じる。

 他にもいくつかのビューポイントがあるが、今まで紹介したポイントに勝るものはないので、気に入ったポイントで数枚写真を撮ればいいだろう。もちろん、全てのポイントからフードゥーが見えるが、やはり前回ご紹介したインスピレーション・ポイントが最高だと私は思う。

 ナチュラル・ブリッジ。南側の大きな見所です

『天空の城ラピュタ』のお城ような岩の下を歩いてみよう

 さて北側のビューポイントに戻るが、朝、天気が良く、ブライス・キャニオンの壮大な景色を確認できたら、まるで『天空の城ラピュタ』の”お城の中”のような気にさせてくれる岩々の真下に行ってみてほしい。ブライス・キャニオンの中には、たくさんのトレイルがあり、どこでも気軽に歩くことができる。谷底まで下りてしまえば、アップダウンはあまりなく、日陰も多いので長距離を歩くのもそんなに大変ではない。また、ほとんどのトレイルが途中で繋がっているので、決められた道を歩かなければいけないこともなく、自分の体力に合わせて歩くことができる。

 北側の主なビューポイントであるサンライズ・ポイント、サンセット・ポイント、インスピレーション・ポイントのすべてに、トレイルヘッド(トレイルの出発地点)があり、谷底へ下りることができる。私たちは、サンセット・ポイントから出ているナバホ・ループ・トレイルを下り、ウォールストリートと呼ばれる場所まで歩いてきた。このトレイルの最初は、なだらかな角度のスロープのため、なかなか標高が下がらない。歩いても、歩いても、谷底はまだまだ先という感じで、だんだん精神的に疲れてくる。それでも、何とか下りて、たどり着いたところがウォールストリート。高層ビルがそびえ立つ、ニューヨークのウォールストリートのように、サイドの壁が高く、トレイルの幅が狭いことからこの名前が付けられた。(なお、私たちが歩いたのは2004年4月。公式ウェブサイトによると、2007年7月現在、ウォールストリート周辺は落石が多いため閉鎖されている)

 岩はこんなに巨大。人が居るの分かりますか?

 両サイドの壁が大迫力で迫ってくる、ウォールストリート

 インスピレーション・ポイントなどから見下ろすと、とても小さく、同じような岩が並んでいるように感じるのだが、近くで見ると、違う形をした1つ1つの巨大な岩の存在を実感し、そこに自分が立っていることに感動した。頑張ってトレイルを下りてきた価値はある。また谷底に立つと、自分があまりにも小さくて、お城とも、石の森とも見えるラピュタの迷宮に誘い込まれたような感覚に陥るだろう。こんな不思議な世界は滅多に体験できないので、ぜひ一度足を運んでみて!

 それでは、次回は、国立公園なのに、果物を自由に収穫できるキャピトル・リーフ国立公園とゴブリン(小鬼)の名前にふさわしい奇妙な岩がゴロゴロあるゴブリン・バレー州立公園をご紹介します。お楽しみに~。

 (写真:フォトアーティスト飯富崇生)

芦刈いづみのミニコラム:冒険はここから! Ruby’s Innブライス・キャニオン周辺の宿泊施設といえば、Ruby’s Inn。レストラン、カフェ、ガソリンスタンド、ギフトショップ、プール、スーパーなど何でも揃っている複合施設だ。このモーテルは、ブライス・キャニオンが国立公園にも指定されておらず、まだ有名ではなかった時代に、この土地に魅せられたRuby夫妻が始めたもの。今は、アメリカのビックチェーン、Best Westernグループの1つになっているが、内装は、ロッジ風で冒険心を掻き立てる。夏期はシャトルバスもこのRuby’s Innの前から出ており、車を使うことなく園内にアクセスでき、大変便利。ブライス・キャニオンに行く際は、Ruby’s Innに泊まろう!

 Ruby’s Innのロビー。宿泊棟は普通のモーテルです

アクセス情報最寄りの国際空港:ラスベガスマッキャラン国際空港。日本からの直行便はないので、アメリカ西海岸で乗り継ぎ後、約1時間。車の場合:ラスベガスからはI-15North→UT9でザイオン国立公園内を抜け、US98North→UT12で、約5時間。 ザイオンも巡りつつ1泊2日程度でドライブをするのがオススメ。ラスベガスから日帰りは少し厳しいが、同地からザイオンとセットの日帰りツアーあり。 周辺観光地グランド・キャニオン国立公園、アンテロープ・キャニオン&レイク・パウエル、バレー・オブ・ファイヤー州立公園、ザイオン国立公園、キャピタル・リーフ国立公園、ゴブリン・バレー州立公園

2015/02/27 (Fri) 旅行 Comment(0)
前のページ HOME 次のページ
HN:
上原健二
性別:
非公開
RSS
P R
忍者ブログ [PR]
Template by repe