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デルタ航空など米航空会社3社、羽田-米直行便就航へ
デルタ航空、アメリカン航空、ハワイアン航空の3社は7日、羽田空港と米4都市を結ぶ定期便4路線の就航について、米運輸省から最終認可を受けたと発表した。今回の就航は、10月に予定されている羽田空港D滑走路の供用開始に伴うもの。
デルタ航空ボーイング747機体画像
新路線は、デルタ航空が「羽田 – デトロイト」「羽田 – ロサンゼルス」の2路線、アメリカン航空が「羽田 – ニューヨーク(ジョン・F・ケネディ空港)」の1路線、ハワイアン航空が「羽田 – ホノルル」の1路線で、いずれも1日1往復。
デルタ航空の運航開始日、フライトスケジュール等の詳細は数週間以内に発表する。アメリカン航空は2011年1月22日より運航を開始。使用機材はボーイング777型機で、フライトスケジュールは近日中に発表する。ハワイアン航空は10月31日より運航を開始。使用機材は当面はボーイング767-300ERを使用し、その後新型エアバスA330-200機を導入する。チケットは近日中に販売開始予定。
お別れの前に懐かしの姿–JR西日本、新幹線100系車両3編成にリバイバル塗装
JR西日本はこのほど、新幹線100系車両18編成のうち3編成を登場時の白と青の塗装に戻すと発表した。6月より塗装変更作業に着手しているとのこと。リバイバル塗装の編成は今月下旬から営業運行を開始する予定。100系車両は2003年に東海道新幹線から引退し、現在は4両編成と6両編成で山陽新幹線の「こだま」として運行しているという。
JR西日本「100系」車体は灰色、窓周りは濃い灰色、窓下に黄緑の帯
登場当時のオイスターホワイトとディープブルー
JR西日本が保有する100系は4両編成の「P編成」と6両編成の「K編成」がある。どちらも9本ずつ稼働しているという。リバイバル塗装になる編成は「K編成」9本のうち3本とのこと。100系は山陽新幹線の最古参車両となっており、今後、九州新幹線「さくら」の直通などで新型車の投入が続くと、押し出される形で引退する予定。「100系新幹線に思い出のあるお客様を中心に多くの方に懐かしんでいただきたい」(同社)。
東海道・山陽新幹線の主力時代のJR西日本所有「100系」。2階建て車両を連結し「グランドひかり」の愛称があった
「100系」は2008年に引退した初代新幹線「0系」に続く2代目の新幹線車両。1985年から1992年までに1,000両以上が投入された。丸みを帯びた「0系」とは違い、直線的な顔つきが特徴。ヘッドライトも「細目」になっている。1986年から登場した新幹線初の2階建て車両も話題となり、とくに2階建て車両を4両も連結した「グランドひかり」は人気だったという。