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<蔵王山>火山性地震減少も「引き続き水蒸気噴火の可能性」
気象庁の火口周辺警報(火口周辺危険)が出された宮城、山形県境の蔵王山(1841メートル)は14日、午後8時までに12回の火山性地震が観測された。11〜13日の30回前後から減少しているが、仙台管区気象台は「小康状態と見るのはまだ早い。引き続き、小規模な水蒸気噴火が起きる可能性がある」としている。
火口湖の御釜(おかま)から北西約6キロにある山形市の蔵王温泉では14日までに、宿泊施設(収容数100人以上)26軒のうち16軒で少なくとも135件のキャンセルがあった。同温泉は警戒範囲(火口域から約1.2キロ)外だが、キャンセルは5月の大型連休を含む今後1カ月に集中。大半は個人客だが、学生団体(約50人)のほか、タイや香港など外国人観光客もあった。
宮城県は、24日に予定していた観光道路「蔵王エコーライン」の開通や夏山開き、蔵王レストハウス開業の延期を決めた。県観光課の担当者は「(開業は)早くても5月中旬以降になりそう。安全第一なのでやむを得ない」と話した。【金森崇之、野間口陽】
<高浜原発>再稼働差し止め 新基準の安全性否定 福井地裁
◇3、4号機めぐり仮処分決定
福井県や関西の住民ら9人が関西電力高浜原発3、4号機(同県高浜町)の再稼働差し止めを求めた仮処分の申し立てに関し、福井地裁(樋口英明裁判長)は14日、再稼働を認めない決定を出した。仮処分の手続きで原発の運転差し止めが認められたのは初めて。今後の司法手続きで決定が覆らない限り運転は事実上不可能で、再稼働スケジュールに影響を与える可能性がある。関電側は異議と執行停止の申し立てをする方針。
【「驚いている」】地元の高浜町で戸惑いの声も
高浜3、4号機は今年2月、新規制基準による原子力規制委員会の安全審査に合格しており、関電は今年11月ごろの再稼働を見込んでいる。一方、仮処分は判決確定まで効力が生じない一般の訴訟と異なり、即時に効力を生じる。今後、不服が認められるなどして決定が取り消し・変更されたり仮処分が執行停止されたりするなどしない限り、再稼働できない。
高浜3、4号機は、耐震設計上想定される最大の地震動「基準地震動」を新規制基準に基づいて550ガル(ガルは揺れの大きさを示す加速度の単位)から700ガルに引き上げたが、決定は各地の原発で2005年以降、基準地震動を超える地震が5回あったことを指摘。「基準を超える地震が高浜に到来しないというのは楽観的見通しに過ぎない」と断じ、地震による事故は「現実的で切迫した危険」と評価した。
その上で、高浜原発の脆弱性(ぜいじゃくせい)を解消するには、▽基準地震動の大幅な引き上げとそれに応じた耐震工事▽外部電源と給水設備も基準地震動の揺れに耐えられるようにする▽使用済み核燃料を堅固な施設で囲い込む--などの対策が必要だとし、それを求めていない新規制基準を「緩やかに過ぎ、合理性を欠く」と批判。運転により「人格権を侵害される具体的危険が存在する」と認定し、原発から250キロ圏内に住む住民らに対し差し止め請求を認めた。
申し立てで住民側は、今回と同じ樋口裁判長が関電大飯原発3、4号機(福井県おおい町)運転差し止めを命じた昨年5月の福井地裁判決に触れ、「再稼働で住民の人格権が侵害される危険がある」と主張していた。一方、関電は「多重防護の考えに基づく対策を講じ、安全性は確保されている」と反論した。
樋口裁判長は4月1日付で名古屋家裁に異動したが、今回の仮処分に関しては職務代行の手続きをして担当していた。【竹内望】
◇主張を理解いただけず誠に遺憾で、到底承服できない
関西電力のコメント 当社の主張を理解いただけず誠に遺憾で、到底承服できない。速やかに不服申し立て手続きを行い、早期に仮処分命令を取り消していただくために、安全性の主張・立証に全力を尽くす。
◇「直接コメントする立場にない」
原子力規制庁の米谷仁総務課長は14日の定例記者会見で「当事者ではないので直接コメントする立場にない。今後の審査に影響はないと考える」と述べた。
◇高浜原発
福井県高浜町にある関西電力の原子力発電所。1~4号機があり、いずれも加圧水型(PWR)。1974年に1号機、75年に2号機、85年に3、4号機が営業運転を開始した。出力は1、2号機が82.6万キロワット、3、4号機が87万キロワット。3号機はウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使う「プルサーマル発電」を行っていた。いずれも定期検査に伴い停止した。原子力規制委員会は今年2月、3、4号機が東日本大震災後の新規制基準に適合しているとの審査書を決定した。1、2号機について関電は3月、40年超の運転延長を目指し、美浜原発(福井県美浜町)3号機とともに規制委に安全審査を申請。規制委が審査を始めている。
中国人は「死んでもなお、パクる」!? パクリ建築だらけの豪華共同墓地をめぐるドタバタ劇
中国人は死んでもなお、パクリ文化の底なし沼から逃れることはできないようだ――。
武漢の北東に位置する新洲の農村に、中国の名勝・名刹をパクった豪華な共同墓地が建設され、注目を集めている。北京の天壇公園や山西省の応県木塔、海南省三亜の南海観音を模した四面観音像などの建築物が節操なく配置され、墓地内はまさにパクリのオンパレード。
管理員によれば、墓地の面積は約27万平方メートルにも及ぶ広大なもので、2010年に地元自治体の許可を得て施工されたという。同地は8億元、日本円にして160億円の投資マネーが集まり、今年にも落成する予定だという。
確かに豪華に見えるが、価格帯は一般の市民層を狙っており、想像するほど高くないはない。0.2平米ロッカー型の納骨棚が40万個あり、一基当たりの価格(永代使用権)は1万元(約20万円)からスタートする予定。場所によっては倍の2万元する墓地もあるそうだが、1万元を下回る墓地もあるという。
さて、この墓地の外観写真が出回り、北京故宮のような朱塗りの建築物、イスラムのモスクを想像させる内観など続々と公開されるや、中国国内では「墓までパクリ建築物なのか」と批判する声が上がっている。その一方で、この墓地をめぐっては、さらにキナ臭い話が飛び交っているのだ。武漢市に住む日本人駐在員は言う。
「こっちではニュースになってますよ。現地の農民からは不満の声が漏れているみたいです。というのも、もともとこの墓地は建設業者と結託した地元政府が補償費用を払って農民を立ち退かせたんですが、用地買収をめぐり地元政府が近くの湖から引いていた灌漑の水路を絶ち、稲が育たなくなってしまった。用地買収に応じなかった農民への嫌がらせだったんでしょう」
農民たちの怒りが噴出する中、建設業者側は「もともとゴミ捨て場と9つの養殖場、数百の墓石が並ぶ土地で、農地として使用されている部分は少なかった」として、地元政府と契約し、支払いを済ませた後に施工を強引に開始したという(「法治周末」2013年8月14日付)。将来的には明清代の皇帝が眠る十三陵のような観光地として、リゾートホテルなども建設予定であり、農地を奪われた現地の農民たちとの不和は広がりそうだ。それにしても、墓地を観光地化するというのもヒドい話である。
内陸部ではまだまだ公営墓地の整備が追いつかず、代々使われている無許可の集落の墓地が主流。公営墓地の建設ラッシュが続く中国では、今後もヘンな墓が続々と出現することが予測される。
(文=棟方笙子)
<広島空港>アシアナ航空機が滑走路それて23人けが
◇韓国・仁川発エアバスA320 「火柱が出た」目撃情報も
大阪航空局や国土交通省に入った連絡によると、14日午後8時5分、広島県三原市の広島空港で韓国・仁川(インチョン)発のアシアナ航空162便(エアバスA320)が滑走路をそれて停止した。
三原市消防本部によると機のテール部分が地面に接触し、火柱が出たという目撃情報がある。乗員8人、乗客74人の計82人は脱出装置などを使い、空港ターミナルに避難したが、うち23人が負傷し、うち7人を搬送した。いずれも症状は軽いとみられるという。
広島空港事務所によると、機は東向きに着陸後、滑走路中央付近で南側に逸脱した。その際に機の左翼が何かに接触するなどして、中央部分で折れ曲がった。機体の中央にあるエンジンカバーも外れた。当時は雨で滑走路はぬれていたという。乗員乗客は脱出後、徒歩でターミナルビルに避難した。空港は閉鎖となり、着陸予定の5機が別の空港に向かった。
広島県警によると、乗客74人中50人が韓国人。けが人に意識不明者はいない。「左エンジンから煙が出ていた」と、消防から警察に連絡があった。
広島県によると、機は午後6時50分に仁川空港を出て広島空港に向かった便とみられる。午後8時到着予定で、定刻より5分ほど遅れている。
気象台によると、空港付近は午後8時現在は雨が降っており、北北西の風0.9メートル。
スタンフォード大学、アルミニウムバッテリーの開発に成功
リチウムイオン、アルカリ電池の代替えとして期待
4月6日、アメリカのスタンフォード大学の研究チームは、アルミニウムバッテリー(アルミイオン電池)の開発に成功したことを発表した。アルミニウムバッテリーは、世界中でモバイル機器や電気自動車などに使用されているリチウムバッテリーの代替手段として期待できる。
新しい技術は、同大学の化学技術者、材料科学者等の共同チームによって開発された。アルカリ電池やリチウムイオン電池など、環境への負荷が高い電池と置き換えることが可能だ。
耐久力・安全性・コスト面にメリット 屈曲も可能
アルミニウムバッテリーは電解液にイオン液体を使用しており、曲げることが可能。ウェアラブル機器などにも活用もできる。
実験により、充電速度・耐久力・製造コスト・安全性に優れていることも証明された。スマートフォンへの充電は1分程度で完了、約7,500回の充放電にも劣化は見られなかった。
ドリルで穴を開ける実験でもバッテリーの温度が急上昇することはなく、リチウムイオンバッテリーのように、発火や爆発の危険性がないことがわかっている。
科学誌Natureに発表されたレポートでは、試作品は充電式電池としての実用化も可能としている。
(画像:スタンフォード大学ニュースより)
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