ベネズエラへの支援表明＝米国による制裁に反発―キューバ

　

　

　　【サンパウロ時事】キューバ政府は９日、米国が野党議員への弾圧を理由にベネズエラ政府高官に制裁を科したことに対し、「ベネズエラへの内政干渉だ」との声明を出し、ベネズエラへの無条件の支援を表明した。共産党機関紙グランマが１０日報じた。

　　キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長もベネズエラのマドゥロ大統領に宛てた手紙を公表。マドゥロ氏が制裁に激しく反発する演説を行ったことに「祝福したい」とコメントし、連帯の意を示した。

ティクリート北方の町制圧＝対「イスラム国」でイラク軍

　

　

　　【カイロ時事】ロイター通信によると、イラク軍部隊は１０日、過激派組織「イスラム国」が占拠していた北部ティクリート北方の町アラムを制圧した。今後、早ければ１１日にもティクリートへの進撃に踏み切る可能性があるという。

　　町長はロイターに対し、町は現在、イラク軍部隊などの「完全な支配下にある」と語った。

　　ティクリート奪還を目指すイラク軍は、イスラム教シーア派民兵組織やスンニ派の一部部族勢力の全面的な協力を得て、これまでのところ着実に作戦を進めている。

　　ただ、ティクリートで本格的な市街戦に入れば、シーア派を敵視するスンニ派地元住民との間で緊張が高まることも予想され、慎重な対応を迫られている。

離島の魅力いっぱいの澎湖、アジアの新興観光都市に 台湾5カ所目

　

　（台北 10日 中央社）ホテル予約サイト大手のアゴダ・ドットコムはこのたび、今年で5回目となる「アジアの新興観光都市」8カ所を発表し、澎湖が初めて選ばれた。台湾本島の西方沖に浮かぶ島々で、雄大な自然が楽しめるなどとしている。
　
　これは過度に商業化されておらず、宿泊施設が70カ所以下のアジアの観光都市から選りすぐられ、台湾の都市では花蓮、南投、高雄、墾丁に続き5カ所目。日本からは大分県由布市が選ばれた。
　
　アゴダは独自の伝統や文化があり、スクーターなどによる移動が便利だと澎湖を紹介。また、密度が台湾最高の廟を通じて宗教や歴史に触れられるほか、島独特の地形を楽しめるとしている。
　
　（蔡和穎／編集：齊藤啓介）

ガソリンの“味”が好き。痴漢で逮捕の23歳男、恐ろしい依存症が判明。（英）

　

　イギリスで、酒ならぬガソリンを飲んでは臭い息で複数の女性に猥褻な行為を求めて絡み、約半年にわたり服役していた20代の男。オツトメを終えてもなおその“嗜好”に変わりはなかった様子。再び拘置所へと逆戻りしたことが伝えられている。
　
　英オックスフォードシャーの裁判所で半年ほど前、猥褻目的で学生を含む5人の女性に次々と絡んだロバート・スティーブンスという23歳の男に実刑判決が下った。目撃者を含むすべての人々が「スティーブンスの息があまりにもガソリン臭くて驚いた」と述べており、裁判所もスティーブンスの精神的興奮と度重なる奇行を無鉛ガソリン依存症のせいと判断したが…。
　
　その裁判の法廷で、被害にあった女性の1人は「スティーブンスは自分の股間をこすりながら私に近づき、スカートの中に手を入れたいと言いました」と述べており、その後も次々と女性に近づいては「オーラルセックスを」、「君と寝たい」などと言っていたことが判明した。また地元周辺のガソリンスタンドはどこも、スティーブンスにガソリンを販売しないようにしていたことも明らかにされた。
　
　そんなスティーブンス被告に対し、裁判所は当初予想された保護観察処分および「反社会的行動禁止命令（antisocial behaviour order）」より重い6か月の実刑判決を言い渡し、今後5年にわたり事件を起こしたオックスフォードシャーのブラックバードレイス地域への立ち入りを禁じた。しかし反省には至らなかったもよう。このほどオツトメを終えたスティーブンスは、その足で向かったホテルのスタッフに暴力を振るい、「祖父母に会う」との理由で禁じられているはずのブラックバードレイス地域を歩き、さらにガソリンを1ガロン購入して逮捕。出所後数時間もなく拘置所に逆戻りとなり、改めて6か月の服役が始まるものとみられている。
　
　※　画像はdailystar.co.ukのスクリーンショット。
　（TechinsightJapan編集部　Joy横手）

中国人客3人が免税店探して逆行、那覇空港が大混乱に＝「まったく恥ずかしい！」「警備員は何してたの？」―中国ネット

　

　2015年3月10日、環球網によると、9日午後4時15分、那覇空港の国内線ロビーで3人の中国人女性が戻ることが禁止されている区域に入ったとして、那覇空港発着の便に遅延や欠航が出ていたことがわかった。
　
　【その他の写真】
　
　報道によると、中国人3人は免税店を探しているうちに誤って手荷物受取場に出てしまい、その後、戻ることが禁止されている2階の出発ロビーに上がった。この騒動により、すべての乗客の手荷物検査をやり直すなどしたため、那覇空港発着の5便が欠航、25便が遅延するなどし、6300人の足に影響が出た。
　
　この騒動について、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）には、「やっぱり中国人か…」「まったく恥ずかしい」「（中国人は）金は増えたが知能指数が追い付いていない」「一部のごみは本当に海外に出ないでほしい」など、批判が寄せられる一方で、「到着ロビーに免税店なんてない」とのツッコミも。
　
　このほか、「周りの人はどうして教えてあげなかったのか」「逆行しちゃいけないところに、警備員とかいないの？」「おかしいな。刃物も銃も持っていない女の子が、空港をこんな大混乱に陥れられるのか。空港職員や警備員は間抜けか？」といった空港の対応の不備を指摘するコメントも見られた。（翻訳・編集/北田）