対ロ制裁維持を確認＝米・ＥＵ大統領が会談

　

　

　　【ワシントン時事】オバマ米大統領は９日、ホワイトハウスで欧州連合（ＥＵ）のトゥスク大統領と会談し、ウクライナ東部の情勢や過激派組織「イスラム国」などへの対応を協議した。両首脳はロシアにウクライナでの停戦合意を順守させるため、制裁維持で強固に結束することを確認した。

ロシア人を殺人容疑で逮捕、バンコク都内の寺院で犯行

　

　バンコク都バンラック区の寺院の駐車場でムクダハン県出身の男性（27）が殺害された事件で、警察は３月９日、ロシア人の男（30）を殺人容疑で逮捕した。 事件現場の駐車場で駐車チケットを売っている女性によれば、駐車中の車のサイドミラーをスチールバーで壊している外国人がいたため、やめさせようとしたところ男が向かってきた。 このため、近くにいた男性が助けに入ったところ、この外国人にスチールバーで頭部を殴られて頭蓋骨が陥没する重傷を負って死亡したとのことだ。

大型不正で逮捕された元警察幹部の知人誘拐事件、狂言と判明

　

　大がかりな不正で逮捕されたポンパット前警察庁中央捜査局（ＣＩＢ）局長の知人と称する女（38）が誘拐され暴行されたと報じられたが、警察当局によれば、この女が３月９日、元ボーイフレンドの気をひくために事件をでっち上げたと認めた。 女はポンパット前局長の事件絡みで資金洗浄対策室（ＡＭＬＯ）に赴く途中、男に無理やりタクシーに乗せられてサムットプラカン県のゴルフコースで殴られた上、金を要求されて電話で元ボーイフレンドに助けを求めたなどと証言していた。 だが、防犯カメラの映像から女が自ら進んでタクシーに乗り込んでいたことが判明。その後、「誘拐犯」の男も逮捕され、証言から男が数日前にＬＩＮＥで知り合ったこの女に狂言の片棒を担ぐよう５万バーツで頼まれたこともわかった。 女は元ボーイフレンドとよりを戻そうと誘拐事件を仕組んだものの、元ボーイフレンドは「誘拐犯」の要求を無視し身代金を支払わなかったという。 また、女はポンパット元局長についても面識がないと述べているという。

中国国際航空、ドアの外側ハンドルゆるめたまま離陸、手抜き点検が明らかに―中国メディア

　

　2015年3月9日、中国日報網によると、ある航空ファンが撮影した写真の中に、前方扉の外側ハンドルが十分に閉まっていないまま飛び立った中国国際航空の機体が写っていたことが分かった。
　
　【その他の写真】
　
　機体はボーイング737型機で、撮影したのは先月16日。この問題について専門家は「外側ハンドルが十分に閉められていなくても機内の与圧に影響はなかった。しかし、離陸前の確認作業をおろそかにしていたことが、これではっきりとした」と指摘した。（翻訳・編集/野谷）

＜アルゼンチン＞ヘリ衝突、１０人死亡…仏の金メダリストも

　

　アルゼンチン北西部ラリオハ州で９日、ヘリコプター２機が衝突して墜落、乗っていた乗員乗客１０人全員が死亡した。フランス大統領府によると、乗客８人はフランス人だった。２０１２年のロンドン五輪競泳女子４００メートル自由形金メダリストのカミーユ・ムファさん（２５）と、０８年の北京五輪ボクシングライトウエルター級銅メダリストのアレクシ・バスティンさん（２８）が含まれていたという。
　
　　ロイター通信などによると、乗客は４人ずつ２機のヘリに分乗し、テレビ番組の収録のために飛行中だった。両機が上空で接触して墜落したとみられる。操縦士２人はアルゼンチン人だった。テレビ番組はフランスのテレビ局「ＴＦ１」が制作し、有名人らが自然の中でサバイバルに挑戦する企画が人気だった。
　
　　ムファさんはロンドン五輪で金メダルを含む３個のメダルを獲得。バスティンさんも２度の五輪出場歴があった。
　
　　現場は首都ブエノスアイレスから北西に約１２００キロの山間部。周辺の天気は良好だったという。【小泉大士】