「桃の花びらシャワー」を撮るために公園の桃の木を揺らす観光客、「どうせいつかは散るもの」―中国メディア

　

　福建省福州市の森林公園でベストショットを撮影するために桃の木を揺らし、花びらを舞い散らせる観光客が現れ、多くの観光客からひんしゅくを買った。６日付で福州新聞網が伝えた。
　
　【その他の写真】
　
　週末に子連れで桃の花を観賞しにやって来たグループ。女性５人に子ども４人で花見をしながら記念撮影に興じている。そのうち、桃の花びらシャワーを撮ろうと思い立ったようで、女性客が枝を揺らし始めた。ひらひらと大量に花びらが舞い散った瞬間にパチリ。撮影が終わると撮ったばかりの画像を確認し、満足げな表情を浮かべた。
　ところが、もっと大量の花びらを降らせたかったのか、前回より人手を増やしてさらに激しく桃の木を揺らし始めた。見かねた他の観光客が注意したところ、「どうせいつかは散るものでしょ」と反論、今度は子ども４人に桃の木を揺らすよう手ほどきし始めた。子どもたちは大喜びでゆさゆさと揺らし、勢い余って枝を折ってしまう一幕もあったという。
　（編集翻訳　小豆沢紀子）

仏教徒団体が抗議集会を中止、国家改革評議会の追求断念受け

　

　国家改革評議会（ＮＲＣ）の仏教擁護委員会がタイ仏教界の最高意思決定機関、サンガ最高評議会（ＳＳＣ）が問題無しとした後もタマカイ寺住職の還俗を求め続けたことなどで仏教界の反発が強まっていた問題で、タイ仏教徒協会（ＢＡＴ）は３月８日、同委員会の解散を受け、12日に都内サナムルアン（王宮前広場）で予定していた抗議集会の中止を決めたと発表した。 ＢＡＴによれば、委員会に抗議するための集会の開催は、タマカイ寺住職を擁護することなどを目的としたものではなく、仏僧と仏教徒のためになると考えた結果とのことだ。

バンコク都内の裁判所で手榴弾が爆発、男２人を逮捕、タクシン派か

　

　バンコク都ラチャダピセーク通の刑事裁判所で３月７日午後８時ごろ、駐車場で手榴弾が爆発する事件があったが、治安要員が撃ち合いのあと容疑者の男２人を取り押さえた。 警察によれば、容疑者は頼まれて走行中のオートバイから手榴弾を裁判所の敷地内に投げ入れたと述べており、依頼者や手榴弾の入手先も明らかにしているという。 治安関係筋は、「爆弾攻撃を頼んだのはタクシン派」としている。関係当局は情報を入手して数日前から２人を含む者たちの行動を監視していたもので、２人が尾行されていることを知らずに犯行に及んだことからスピード逮捕となったものとのことだ。 現場から見つかった手榴弾の安全レバーから犯行に使われたのはソ連で開発されたＲＧＤ－５対人破片手榴弾とみられる。

タイ・マレーシア間バスサービス計画が浮上

　

　ポンチャイ運輸副事務次官によれば、観光促進と地元民の便宜を図るため、タイ南部とマレーシアを結ぶバスサービスについて今月中にも両国の当局者が話し合いを始める予定という。 現在のところ、マレーシアのバスはタイに入国できるが、法的な問題のためタイのバスがマレーシアに入るのは不可能。このため、２国間の話し合いで両国のバス業者が互いに相手国に入って営業できるようにすることが予定されている。 タイ側は、ソンクラ、パタニ、サトゥン、ナラティワート、ヤラを経由するタイ・マレーシア・バスサービスの実現を希望しているという。

タイ最南部、バイクに仕掛けられた爆弾が爆発し９人負傷

　

　イスラム過激派のテロが頻発する最南部３県のひとつ、ナラティワート県で３月８日午前８時ごろ、ルソ郡のルソ駅でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、近くにいたレンジャー３人、16歳少女を含む村人６人の計９人が負傷し、最寄りの病院に搬送された。レンジャー１人と村人１人が重傷という。 目撃談によれば、男２人が乗ってきたオートバイを駅前の駐車スペースにとめてその場を離れてすぐ、レンジャーたちが駅近くのマーケットで買い物して駐車スペースのピックアップトラックに戻ってきたところで爆発があった。犯人２人はオートバイに仕掛けた爆弾を遠隔操作で爆発させたものとみられる。