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マトリョーシカ、和の装い 高砂で来月
高砂市内でロシアの民芸品「マトリョーシカ」の工房を主宰する田中佳子さん(62)が4月5日、同市高砂町松波町の福祉交流センター「ユーアイ帆っとセンター」で、展示会を開く。ロシアの作品や工房の生徒の作品など約50点を紹介する。無料。
マトリョーシカは、ボダイジュやシラカバの木で作られ、女性や動物などが描かれる。上下に分かれ、中には一回り小さい人形が3個から7個ほど入っている。大きなものだと30個に上るという。田中さんは2011年秋、神戸市内の雑貨店で偶然手にして、木のぬくもりやかわいらしさに魅了され、翌年の12年、高砂市内に工房をオープン。ロシアから輸入した白木の人形に模様を描くなどしている。
今回は、ロシアの人気作家スベトラーナ・ニコラエワさんの作品のほか、着物姿の日本女性を描いた作品、ひな人形などを展示。田中さんは「多くの人にマトリョーシカの素晴らしさを知ってもらいたい」と話す。
午前10時~午後5時。問い合わせは田中さんの工房(079・448・0039)へ。
初代「石灯籠」忠実に再現
◇岡山後楽園 江戸期絵図など基に
岡山後楽園(岡山市北区)の延養亭前の芝生にある茶庭型石灯籠が新調され、21日、入れ替え作業が行われた。後世の修復で時代の異なるパーツが組み合わされていたのを、江戸時代の絵図や戦前の写真を基に、“初代”の姿をほぼ忠実に再現したという。
灯籠は高さ1・14メートル、幅0・91メートル。台座の上にリング状の火袋が乗り、笠石が取り付けられている。製作年代は不明で、1712年の絵図には姿の似た石灯籠が描かれている。火袋は昭和30年代に破損したため、豊島(香川県土庄町)産の石で再生。一方、笠石は劣化が激しく、最上具の宝珠なども失われており、時代の新しい火袋とちぐはぐな印象を与えることから、絵図や1933年撮影の写真を参考に、同島産の石で全体を復元することになった。
真新しい灯籠を写真に収めた東京都練馬区、会社員太田将寛さん(29)は「忠実に再現しているだけあって、美しい庭園の景色に溶け込んでいる」と話していた。
赤瀬川原平さん回顧 広島市現代美術館で開幕
芸術家、漫画家、写真家などとして活躍し、昨年10月に亡くなった赤瀬川原平さんの回顧展「赤瀬川原平の芸術原論展」(読売新聞社など主催)が21日、広島市現代美術館(南区)で始まった。5月31日まで。
赤瀬川さんは前衛芸術家として活躍後、イラストレーターや漫画家としても注目され、小説「父が消えた」では芥川賞を受賞した。
会場には、約50年間に発表した漫画や写真など554点を展示、1970年代を中心に「月刊漫画ガロ」などで大きな反響を呼んだ連載漫画の原画なども並ぶ。この日は松岡剛学芸員と編集者の松田哲夫さんが来場者に作品を解説するギャラリートークもあり、松田さんは「どんなことでも楽しむ人だった」と振り返った。
午前10時~午後5時。問い合わせは同館(082・264・1121)。
春ラン漫…新居浜で展示会
県内のラン愛好家でつくる北四国愛蘭(らん)会(事務局・四国中央市)の「春蘭展示会」が21日、新居浜市本郷の東予地区自動車会館で始まった。37回目の今年は、会員22人が235鉢を出品した。22日まで。
会場には、ピンクや赤、黄色などの華麗に花を咲かせた作品がずらりと並んだ。来場者はじっくりと鑑賞し、カメラに収める人も多かった。会長の青野文和さん(72)は「今年は鉢にバランス良く花を咲かせた作品が目立つ。丹精を込めて育てたランを堪能してほしい」と話した。入場無料。22日は午前9時~午後4時。
表情豊か修験道本尊/聖護院展始まる
本山修験宗総本山・聖護院門跡や同宗寺院の名宝を展示する特別展「聖護院門跡の名宝―修験道と華麗なる障壁画―」が開幕した21日、会場の龍谷大学龍谷ミュージアム(下京区)は大勢の来場者でにぎわった。
修験道の寺院で本尊とされることの多い不動明王像は、繊細で鮮やかな衣の模様や色彩が残る「不動明王二童子立像」(平安後期、重要文化財)や、目と歯に水晶が施された「不動明王坐像」(室町時代)など10体以上を展示。堺市の会社員古川京子さん(27)は、「怖いだけでなくユニークな表情の不動明王もあって、修験道を少し身近に感じた」と話していた。
4月は毎週土曜日の午後1時半から、龍谷大大宮学舎(下京区)で、聖護院の宮城泰年門主や京都工芸繊維大の並木誠士教授らが修験道の歴史や展示品の魅力について講演する。定員200人で聴講無料(特別展の観覧券が必要)。申し込みは同ミュージアム(075・351・2500)。