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選抜甲子園 大歓声に気持ち高ぶる豊橋工
甲子園球場で21日に開幕した選抜高校野球大会の開会式で、初出場を果たした豊橋工の選手は、大観衆の拍手を受けながら堂々と入場行進した。
選手は前を見据え、同じ歩調で進むため、「イチ、ニ、イチ、ニ」と声を合わせて甲子園のグラウンドを歩いた。
式を終えた中村亮太主将は「大歓声に迎えられ、気持ちが高ぶった」と興奮気味。「積極的に攻める豊橋工の野球を見せたい」と決意を新たにした。
豊橋工は大会第6日第1試合で東海大四(北海道)と対戦する。
空高く希望の巣立ち 長浜バイオ大310人
長浜バイオ大学(長浜市田村町)で21日、卒業式と学位授与式があり、学部卒業生262人と大学院修了生48人(前期44人、後期4人)が、希望を胸に社会へ巣立った。
三輪正直学長は「新しい職場で批判されることもあるが期待や愛情の証し」と式辞を述べ、最後に全員の名前を読み上げた。学部卒業生を代表して、バイオサイエンス学科の平山亮太さん(23)は「4年間で培った知識で、未来の発展に貢献していきたい」と決意を述べた。
卒業生は、体育館前広場で記念撮影をした後、在校生や保護者らが見守る中、恒例の「角帽投げ」を行い、大空高く角帽を投げ、それぞれの道での飛躍を誓った。
灰外達夫さん死去 努力の人、別れ惜しむ
人間国宝の木工芸作家・灰外達夫さん(享年74歳)(金沢市牧町)の訃報が明らかとなり、在りし日の灰外さんを知る関係者らは21日、読売新聞の取材に、「独力で努力を重ねていた」「新たな作品が楽しみだった」などと別れを惜しんだ。
灰外さんは1941年に珠洲市に生まれ、同市内の建具店で修業後、金沢市で建具店を開業。30歳代半ばから、木工作品の創作活動を始めた。木の板に切れ目を入れて丸みを帯びた形状に仕上げる技術「挽曲(ひきまげ)」は高く評価され、2008年に紫綬褒章を受章し、12年には人間国宝に認定された。
灰外さんは14日、北陸新幹線開業を祝うセレモニーに参加したが、その夜に脳内出血で倒れた。新幹線開業を機に改修されたJR金沢駅構内の柱には、太陽に照らされた雪吊りを表現した木のプレートが飾られており、これが灰外さんの最後の作品になった。
長女で、木工芸作家の中野由美子さん(40)は20年以上、同じ仕事場で弟子として過ごした。「アドバイスはほとんどなかった。『数多く作って、とにかく技術を手に覚えさせろ』と教えられた」と振り返る。灰外さんは数年先まで仕事の注文が入っていた中で同駅のプレート制作に臨んでいたといい、中野さんは「図案をいくつも紙に書いて試行錯誤していた。常に挑戦していた」と、父であり師匠でもある灰外さんをしのんだ。
30年近く灰外さんと親交がある県立美術館の嶋崎丞(すすむ)館長は「シンプルに素材を生かし、清楚(せいそ)で美しい作風。創作の努力を重ねていた」と仕事ぶりをたたえ、「今後、石川の木工技術の新たな展開を見せてもらえると楽しみにしていたのに」と残念そうに話した。
名古屋港を周遊気分 海洋博物館に体験型展示
開館30周年を迎えた名古屋海洋博物館(名古屋市港区港町)が21日に新装開館した。約10年ぶりの大規模な改装で、体験型展示が増設され、楽しみながら名古屋港について学べる施設となった。
新設展示の目玉は、航海士の訓練用に使われている本格的な「操船シミュレータ」。大型モニターに広がる忠実に再現された名古屋港の風景を楽しみながら、ゴールを目指してかじを切る。雨の風景や夜景などにも切り替えることができ、港を周遊しているような体験ができる。
このほか、日本初の「自働(じどう)化コンテナターミナル」の電動模型や、船からコンテナの積み下ろしをする「ガントリークレーン」の運転を疑似体験できる展示も設置された。
加藤浩司学芸員は「海、船、港を楽しみながら身近に感じられる博物館で、日本一の規模を誇る名古屋港の役割を知ってもらえれば」と話している。
入場料は高校生以上300円、小中学生200円。
<選抜高校野球>歓声受け近江入場
甲子園球場で21日に開幕した選抜高校野球大会の開会式で、3年ぶり4度目の出場となる近江の選手たちは、スタンドの大歓声を受けながら、晴れ晴れとした表情で入場行進した。
開会式後、仲矢惇平主将は「大歓声を聞いて、また甲子園に戻ってきたと実感した。みんな緊張しているので、昨夏の経験者5人を中心にチームを引っ張っていく」と真剣な表情で話していた。近江は大会第4日の第3試合で九産大九州(福岡)と対戦する。